ちわきにくおどる

そんな気持ちにさせてくれ

ブログの説明

このブログは舞台を観に行った個人の感想が中心のブログです。

たまに自分語りもあります。

 

たまに「オートフィクション」という題の記事がありますが、ちょっと悲しかったこととか嬉しかったこと、落ち込んだことを消化させるために9割方嘘でSSにしています。本当のことは悲しかった、嬉しかったという感情だけなので信じないでください。

 

2018年現在、推しとしている俳優は2.5人います。

観に行っている舞台が偏っていますし名前も出しているので読めばわかると思います。なぜ.5なのかというと双子の片方が本命ですが二人で売れてほしいので可能な限り別々に仕事をしていても観に行くからです。

 

無理をしない、赤字を出さない、を目標にしているので推しとは言いつつもゆるいです。

 

つたない文章ですが、観に行った舞台の良さが伝われば嬉しいです。

2018年10月(青パ、ボルステ)

観劇自体はすごく少なかったのですがなんか色々あった月でした。

でも思い出が増えたと思えるので、残りわずかな2018年も楽しんでいこうと思います。

 

 

 

 

 

 

ミュージカル「テニスの王子様」TEAM PARTY 青学

AiiA 2.5 シアター

 

トークパート・ライブパートに分かれている構成にもすっかり慣れて、キャストの着替えとメイクが大変だなぁと思いながらも人となりを知れる機会に感謝できるようになりました。

最初にリョーマの入部から猛スピードで試合を振り返る演出に全国大会の華僑であることを感じ、10代目で決勝までいく道筋が見えて、8・9代目とつないできた3rd公演が走馬燈のように目の前で繰り広げられている光景にゾクリとしました。

またにちかと古田のリョーマの違いが入部からなぞることで見えた気がしました。

ひよこの下りは電波でしたが、ひよこのマッピングに追いかけられる手塚はかわいかったです。

 

トークパートではお題がおにぎりの具になっているというこれまた謎設定でした。

いぶくんが具を「でかい米粒」「もち」と言っていたのがおもしろかったです。炭水化物in炭水化物。

司会進行は海堂役の中島くんと菊丸役の田口くんでしたが、ギリギリつっこみができている印象で10代目のトークが全員ボケ側で自分よりボケている人にまだボケていない人がつっこむ、みたいな印象でした。にちかちゃんのトークが去年よりだいぶリラックスしていて成長したな~と思いました。

乾役の竹之内くんがお父さん感があって気になっていたのですが、本人は割とマイペース天然な気がします。朝のあいさつはテンションをあげたいから「わっしょい」だそう。(わっしょいのコーレスをしました)

エチュードコーナーでタカさん役の岩田くんが、好きな男の子から呼び出され夏休みに転校することを告げられるお題で「わたしの心は転校しない。大人になっても転勤しない。あなたからのメールも転送しない。あなたとの思い出もSNSに転載しないよ」と言っていてタイムリーすぎて笑ってしまいました。

 

ライブパートはお馴染み(?)ジャズアレンジ。だいたいジャズかポップスにアレンジされている気がする。あと立海で見せた、ラケット投げ渡し。あれ、すごいかっこよかったから青学でも見られてうれしかったです。ヘビーレインが傘の小道具で雨に唄えばみたいになってました。

 

お見送りハイタッチは両手の人と片手の人がいて、右手を出したりしまったり、右手だけエアハイタッチしたりしていました。リョーマがめちゃくちゃクールな眼差しをしていてにちか「さん」になっていて成長期を感じました。

 

 

 

 

RE:VOLVER

シアター1010

 

少年漫画のわくわく感を楽しめる、観終わった後むしょーに殺陣がやりたくなる舞台でした。かっこいい、とにかくかっこいい!あとノアの箱舟

 

荒廃した近未来・城塞都市のスラムで生きる少年たちが国家権力に反旗を翻す物語です。

キャラクターたちの名前が読みにくくて(例・聖木:スズキ)、あらすじでは四苦八苦でしたが発音は普通の苗字になるので聴覚で感じると楽でした。

吉谷さんは好きな演出家の一人でもあるのですが、現在と回想シーンの交錯が複雑で2回目で理解できるシーンとかもあるので今回はオリジナル脚本でしたのでそこが不安でしたが、子供の頃と現在で衣装を一部変えたり、役者たちの演じ分けがきっちりしていたりで一回で理解できてよかったです。頭がよろしくないので…。

キャラクターも一人一人の得意な能力も長所も生い立ちも革命を志す目的も個性があって、全員の魅力がそれぞれの見せ場でドーン!と披露されるので観劇後にはみんな好きになってしまいました。推し以外で一番輝いていたのは、みんなのママ・イズミ役のタイソンさんです。メインキャラじゃなくてすいません。でも、キャラクターたちに焦点を当てるとストーリー全体が重くなってしまうのでママのようなコメディ担当がいると肩の抜きどころができてメリハリが生まれて他のシーンが活きてくると思うんですよね。リサイタルのシーンは楽しい。動線が気にならない客降りは純粋に楽しい。

 

安西くん演じる阿羅木(以下アラキ)は植田くん演じる主人公・スズキの兄貴分としてかつてクーデターを起こしたが失敗。その時に死んだと思われたが記憶を失くし、帝国軍人として姿を現す(本当は忘れた振りをしている)、という役でした。

カリスマ性のあるクールな役が久しぶりだったのですが、発声からしてオーラがあってずいぶん大人の演技ができるようになったんだなぁと感じました。動きや表情の変化が少ないからか声で魅せているようでした。なんというか、こう、背骨や体の中枢部にスッと入ってくる声で台詞が耳で聞いているというより直接体の中に入って広がって脳に届く、みたいな感じでした。最後の城塞が崩れたシーンでしたっけ?瞬きせずに前方を観続ける演技もアラキの人間味を感じさせない部分を見せられた気がしました。

日替わりのアドリブはなにを言っているのかよくわからなくて安西くんらしかったです。ボケを二重三重に入れるからもはやよくわからなくなってくるやつです。本人曰く、るひまおじさんたちの影響らしいです。

 

各キャラがかっこよかったので、スピンオフが出てもいいと思います。

あと漫画・アニメ・ゲームを舞台にするのが今の主流ですが、ボルステに関しては続編が無理ならスピンオフのコミカラズかOVAにしてくれ!と思いました。

オリジナル脚本で二次元の楽しさを感じるのは初めてでした。

舞台の高揚感と漫画やアニメで感じる高揚感ってちょっと違うんですよね。なにが違うのかと言われたら説明できませんが、和洋中のおいしさってそれぞれ違うじゃないですか。そんな感じ。

 

 

 

10月の第3週の土日がいろんなものが被りすぎていて、金と分身さえできれば行きたかったものが実際に行けたものの倍はありました。特にドリフェス武道館LIVEは行ってみたかった…。

なんで何もない週は土日ともないのに、被る時は土日ともハシゴしても足りないことが起こってしまうのでしょうか。

 

 

リリースイベントの話

一生に一度あるかないかだと思うので、日記にしておこうと思います。

ビビりなので怒られたら消します。

 個人のリアリティエンタメ長文ポエムなのでレポを期待している人は読んでも何も得られません。マジで何を言ったか一文も載せてません。ご期待に添えないと思います。

なぜブログにしようと思ったのかというと、人って考えたこととかどう感じたとかってすぐに忘れるんですよね。一週間前のことなのにもう忘れつつあるし。この時の気持ちを忘れてしまうのは寂しいし、思い出しか残らないので整理のためにも書いておこうと思っただけです。

ここはわたしの日記なので。それだけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

リリイベ最終日の2日前に女で燃えました。燃えたと言っていいのかな、これ。火力が弱い気がするけど、わかりやすくするために「燃えた」という言葉を使っておきます。

 

こんなアイコンをしているけどリアコではなく。俳優としてアーティストとして好き、なので女の一人二人いると仮定しながら通い続けていたので、やっぱいたのか位の気持ちでしたが、燃やされたのが衝撃的でというか燃えたのが衝撃した。

推すか決める時に、割と人間性を判断するので色々見た上で信頼しても燃える時は燃えるんだな~と思いました。推そ!となるまでに約一年かかっているので…。

決めたのは自分なので見る目がないというならおっしゃる通りでございます。

ステージ上で光るものがあって、パフォーマンスで魅了してくれる人が好きなので第一にそこで惹かれないと推そうか迷わないため、いい仕事をした上で、仕事に対する熱意や信念や目標にも惹かれて応援したい!売れてほしい!と思って推すことを決めています。

なので強がりでもなんでもなくて、「彼女いるよな~」くらいにしか思わなくて。

 

それでも10/20のリリイベまでの2日間はあまり寝られませんでした。

リアコじゃなくてもこんななのに本当に好きだった人は相当傷ついたろうなと思います。本当に好きで好きで好きな人の気持ちは受け止めてもらいたいです。わたしはパフォーマンスで惚れてるので、極端に倫理に反してなければよいですし、仕事で人間的に尊敬できるならよいと思っています。

彼女がいることをばれないようにするのも仕事の内と言われれば、それも一理あるなと今回思いました。割と人の意見に流されやすいのでこの考えはまた変わるかもしれませんが。ここはリリイベ最後の挨拶で彼が使った言葉を聞いて思ったことです。うわ、「彼」って呼び方めちゃ違和感。

 

リアコでもないくせになぜ眠れなかったというとやはり接触のあるイベントでしたし、9/22から続けてきたリリイベの最終日でもあったからです。

燃えたのも初めてですし、接触の多い現場が続いていたのも初めてでこれだけ会話をしたことある人は初めてだったので常に全てが探り探りで、この状況にどう対応していいかわかりませんでした。公式のツイッターアカウントからイベントの連絡があっただけで二人とも個人のアカウントでは一切ツイートがないままだったので、状況が何も見えずとにかく不安でした。どんな対応で会いに行けばいいのか迷いました。

彼のパフォーマンスと仕事の目標に関して惹かれているので、プライベートに関することで降りることはなくこれからも応援したい気持ちは変わらなかったので、本人が何も言わないので当日は自分もスルーして普段通り振る舞っていこうと決めて向かいました。

 

 でも嫌なことがあるとすぐに顔に出てしまうし、演技も下手で、上手く動揺が隠せるとは思えないし、というか眠りが浅くて気持ち悪いし、イベント屋外で立ちっぱだけど大丈夫かな、てか表情にでなくても口唇ヘルペスできてるからストレス受けてるのモロバレだよな、声震えるかもな、てか今どんな顔してるのかな、とイベントを行く決意は早くに固めて、振る舞い方も決めたのに動揺は収まりませんでした。

燃えたwウケるwwwと笑っている自分、まぁしょうがないっしょと諦めている自分、今こそしっかり応援する意思を伝えなければ!と決意を固めている自分、しっかりしてる人だと思ってたんだけどなと落胆する自分、外野は黙ってろとキレている自分、パフォーマンスをあまり見ていない人達に変な印象がついてしまったと悔しがる自分がいて、感情が定まらず思考が四方八方に飛び散っている感覚でした。

今思うと、これがリアコでもないくせに動揺しまくっていた原因だと思います。

 

そんなこんなで大宮へ着きました。

公開リハの少し前に会場について、ステージ横の受付でCD購入の申込書を書いたのですが、店頭の在庫がないため後日店頭受取か配送になる。特典券を増刷中なので9枚以上買う方は待ってほしいと言われました。

売上減るのかな…と思っていたのですが、双子のオタクたちは逆に燃えるタイプだったみたいです。リリイベ最終日も相まってのことかもしれませんが。

 

いつもだった迷わず上手(かみて)側を選ぶのですが、この日は自分が変な顔をしてるだろうから目の届く範囲にいたくないなと思ってセンターにいました。移動するしそんなに広くないから無意味ですが。

会場によって変わるのですが、今回は公開リハでした。

個人のSNS更新が2日間なかっただけで久しぶりに見た気がしました。この日はいい感じにウェーブがかかっていて「今日の髪型、いい感じに決まっててかっこいいな」とステージに来た瞬間思いました。そうなんです。わたしにとって世界一かっこいい男なんですよね。

 

リハの前に彼の口から出た最初の言葉は今回の騒動への謝罪でした。

木曜日からこの日までずっとそしらぬ振りをしていつも通りの笑顔で会いに行こうとしていた決意はこの瞬間に消えました。認めちゃうんだな~とは思いましたが終わってから考えると、率直に謝ることでこちらもフォローがいれやすくなったし伝えたい言葉も言いやすくなったのでこれはこれでよかったと思います。

彼がこれからの仕事に対して、応援してくれている人に対して、同じ目標に向かっている仲間に対して数ある選択肢の中から選んで決断したことが今日のこの瞬間なんだな、と感じました。全文伏せてるので行っていない人にはなんのこっちゃですが。

 

彼が数ある対応の中から自分の言葉でイベントで謝罪をすることを選んだように、わたしもいくつかの選択肢の中からリリイベに行き、いつもと同じように応援することを選んだし、その結果感情がぐちゃぐちゃになっても行かないという選択肢は選べませんでした。いやリアコではないからそこまでは思い詰めてないけど。ただ対応がわからなかっただけだけど。リアコではないくせに何が嫌だったかというと純粋に楽しめないのがストレスだったし、いつもの音楽を心から楽しんでいる姿を見られないのが残念でした。

途中で質問箱に寄せられた質問に二人が答えるトークコーナーがあるのですが、複数入っていたかもしれないけど火曜日か水曜日あたり入れた「(一番印象に残っていることまたは)リリイベの思い出を教えてください」という質問が採用されて嬉しかったのですが入れた時は純粋にリリイベの集大成的なものを聞きたかったのでそれが炎上に全て上書きされてしまったのが悔しかったです。いやー、ほんと、純粋な思い出を聞きたかった!

 

 今まで見てきたような、音楽が楽しくて眩しい笑顔で歌う姿は見られませんでしたが、歌詞の言葉ひとつひとつに想いをこめて丁寧にファンや関係者の気持ちを受け止めるように歌う姿は彼が今できることを精一杯努めているようでアーティストとしてかっこよかったです。

自分のパフォーマンスで目の前にいるお客さんを楽しませることも、言葉だけでは伝えられない思いを歌で表現できるのも彼を応援したい!と思った由縁であったことを思い出しました。

 

推しとオタクの関係性は、ステージ上のパフォーマンスで魅了してそれを客席で受け取る以上の関係はないと思っているので、最良のものを届けてくれるならこれからも応援し続けますし、こういう関係は推しとオタクにしか築けないものなので彼にとってはただの一人のオタクで十分だと思っています。個人として認識されることもなく、ファンとして十把一絡げでも、個人では結べない関係性ができるのはオタクの特権なのでその思い出さえ大事にできれば十分です。

 

 

あとリリイベで個人として好きだけど改めて双子で仕事をしているのが好きだな~と兄の振る舞いを見て 思いました。

曲出しは弟が担当しているのですがこの日は兄がほとんど担当し、トークコーナーのお題を選ぶのもさりげなく替わったり、冗談を交えながらみんなが気にしていることを弁明したり、弟をかばうわけではなく突き放すわけでもなく家族というより仕事のパートナーとしてフォローを入れ、機転を利かせた対応をしていて本っっっ当に兄がいてよかったと思います。配信などパーソナルな空間ではチャラい軽口が多くなるのでたまに不安になることもあるのですが、公の場で兄として頼もしい姿を見て、わたしもいざという時は妹を守れる姉になりたいと思いました。兄弟のいる人たち、双子を見ていると自分の兄弟を大切にしよ!ってなりません?わたしは楽しそうな二人を見ていると度々なります。

 

 

 

 

 20日にいろんな事情で来られなかった人もたくさんいると思います。最初に書きましたがイベントが気になってこれを読んだ人には、本当に知りたいことは何ひとつ書かれていないので何も伝わらないと思います。一人のオタクが心境をただひたすら綴っただけなので。

何が言いたいのかわからん、という人がほとんどだと思いますが言いたいことはないです。ただリリイベに行って思ったことを連ねただけ。

 

自分は物理的にも日程的にも行けたので、リリイベに行ったし、これからも応援することを選んだのは自分なのでいろいろ思うところもある人はいるでしょうが、推しとオタクの関係で得られるものを大切にしていきたいなと思っている次第です。

 

特典会の握手の時に、返してくれた言葉が嬉しくて「今この言葉を受け取ってどう思ったのかこの瞬間に伝えなくてはいけない!」と思ったので、人生で初めて嬉しいと思った瞬間に「嬉しい!」と口から言葉を発しました。脳直とはこのこと。ファンに対して言うありふれた言葉だけど嬉しいと思った時に「嬉しい!」だけ言って去れるのが推しとオタク特有のおもしろ関係なので、これからもこの関係を楽しんでいきたいと思います。

また思い出がひとつ増えました。

 

 

 

2018年9月(テニミュ)

おもに予算的に9月は全国氷帝公演のみの観劇になってしまいました。

7月に一度書いてしまったので、繰り返しになりますので読み飛ばしてください。

 

 

 

ミュージカル「テニスの王子様」全国大会 青学VS氷帝

 

7月に観た時と特に印象は変わらずでした。好きなところは好きだし、う~ん…てところはそのままでした。ヘビレはたぶん振りさえ違っていればよかったのだと思います。

比嘉の日替わりはレベルが高くて凱旋になってパワーアップしていてというかこなれ感がすごいです。千秋楽のS3をすべて米を炊くことで表現しきった知念田仁志ペア、すごい。

対する氷帝の日替わりは千秋楽が優しくてエモみ極まりました。「どいてろジロー」のS1を、自分の三年間を跡部に託すね!と言った慈郎ちゃんの笑顔がまぶしくてジローちゃんてこんなにまっすぐでかわいいキャラクターだったんだなと思いました。ベンチで唯一遊べるキャラだからちょこまかしていて、つい見てしまいました。

滝さんの跡部をバリカンから守る日替わりも、応援団(客)とグルになってリョーマを言いくるめていて、氷帝の生徒たちは一緒に跡部を守ることができてとても嬉しかったんじゃないかなと思います。まぁ演出で坊主の跡部は出てきてしまうのですが。

 

千秋楽最後のあいさつで2年前に関東氷帝の稽古でカーテンコールをバウと呼んでいることを知らなくて樺地のソロだと思ってみんなで間違えて笑った話をしてくれたのがおもしろかったし、そんな時もあったんだねと思い出深くなりました。

ドリライ17のシーズンで泣いていたけれど、あいさつではやりきった!という満面の

笑みであいさつをする三浦くんを見て、こちらまで晴れやかな気持ちになりました。千秋楽おめでとうございます。

 

手塚役の青木くんはもっともっと上手くなるだろうし、何よりにちかくんの成長がすごいのできっと次公演で10代目全体が底上げしてくると思います。乾のお父さん感が気になっているところです。

 

 

 

 

 

9月はあとは配信で最遊記歌劇異聞を観てました。

他シリーズを観ていないのでなんとも言えませんが、どんなに長くなっても全作描き切ってやるぞ、という気概を感じました。

前半がひたすらギャグパートで原作読んでなくても絶対こんなシーンないよね!?というギャグパートが続いていて、これ転結するのか!?と思っていたら最終試験の雪山でとつぜんみんなで力を合わせて胸熱展開になって納得してしまいました。

十分にみかしゅんさんの中性的美は知っていたのですが、キャバ嬢になった瞬間そこらへんの女よりかわいくてびっくりしました。あの方本当不思議ですよね。

 

 

今月は舞台よりも、安西くんの写真集発売イベントがあったり、ツイパラのワンマンライブがあったり、ツイパラのリリースイベントがあったりで接触イベントの方が多い月になってしまいました。

 

安西くんはテニスで知って、ずっと舞台は観てきたのですが職を変えるまでなぜかイベントの時に仕事になるので5年見てきて初めての接触でした。

一番に伝えたいことはいつも素敵な舞台を届けてくれることへの感謝だったので、結局手紙と同じような固い言葉でお礼を言っただけでしたが、直接お礼が言えるのは嬉しいものですね。自分の言葉で声で届けられるのはありがたいことです。

そしてなんだか本人の方も久しぶりのイベントだったからかびっくりするほど連日ブログを更新してくれてました。いやこんなにアメブロが更新され続けた月ある!?異例のできごとでは!?貴重な月でした。

 

ツイパラの方は今まで通ってきた現場に比べると接触のオンパレードで、ツイパラとの接触をしていなければ、初めての安西くんとの接触はもっとテンパって失敗に終わっていたかもしれません。彼らのおかげで自分の3人前まで来たら頭の中で言うことを文章化してまとめてから話すと頭が真っ白になる確率が減ることを学びました。

 

5thワンマンライブでは武道館に行くことを目標に掲げてくれたのが嬉しかったです。

推しがこうなりたい!これやりたい!と目標を伝えてくれてオタクがその夢を応援するのが推しとオタクだけが築ける関係だと思っているので、夢や目標を伝えてくれるとますます好きになってしまうし推し甲斐がありますよね。

 

 

 

舞台上でがんばっている姿、輝いている姿を見せてくれることにオタクは感謝しているし、劇場・現場に足を運んでくれることに向こうは「いつもありがとう」と好意として受けとってくれる。ファンやオタクはちっぽけな存在だけど、そういう関係を大切にしていきたいな、と改めて接触接触また接触の日々を通して思いました。

 

最後、観劇感想でもなんでもないポエムになりました。

 

 

 

 

 

オートフィクションーきみの片鱗を探すー

告知がない。

それだけで生きる意味を失いかける。

いや推しは生きてるし、まだ事務所に所属しているから仕事はある。

でも告知がない。

それだけで生きる目標を失う。

 

ツイッターを開いてタイムラインをさかのぼる。

推しの新しいツイートはない。

 

 

最後の現場から3か月。あれから推しの次の仕事情報が入ってこない。もともとSNSの更新頻度は低く、舞台の稽古から本番までの間くらいしかない。あとは仲のいい役者仲間のSNSに映り込むくらい。たまになにかの撮影があれば待ち時間に撮った自撮りをあげてくれる。それくらい。

ツイッターを始める前に開設されたブログはスタッフの告知しか記事がないし、ツイッターの後に始めたインスタはスタッフが撮影のオフショットを載せてくれるしかない。たまに本人が実家の猫をストーリーにあげてくれる。実家埼玉だもんね。

 

なにもすることがない休日が訪れる度に虚無を感じてしまうので最近はもう休日も働いていたいと思う。働いて金を貯めたい。なにも予定のない休日に向けて出勤する平日も目標がなくて虚無を感じてしまうが。

 

現場がないので久しぶりにオタクではない友達と遊ぶことができた。こちらが毎回断ってしまうのに、それでも会ってくれるので感謝だ。半年ぶりくらいに興行収入上位の洋画を観て、ショッピングを純粋に楽しみ、カフェでとりとめもない話をした。普通の休日を過ごせた。

それでも洋画を観ている時に推しが好きだと言っていたハリウッドスターを見て彼のことを思い出すし、ショッピング中にメンズ服を見て推しの好きなブランドの新作をチェックしてしまうし、カフェはずいぶん前に推しが友達と一緒に行ったお店が近かったのでさりげなく選んで、さりげなく同じカフェオレを注文した。

 

現場がないのでチケットが死ぬほどはけないオタクの友達に招待されて舞台を観に行ったりもした。初めて観るのに驚くほどつまらなくて、暗転の度に寝そうになった。観劇後その友達と居酒屋で延々と舞台の悪口を言い合った。

推しは出ていないけれど、共演した俳優が出てくる度に推しのことを思い出した。推しが出た今まで一番つまらなかった舞台のことも思い出した。ほんとうにつまらなかったけど、衣装の出来だけは素晴らしかったことを思い出した。あの衣装はほんとうに似合っていた。帰り道にカメラロールをさかのぼって久しぶりにその時の衣装での自撮りを見た。

 

会社の人と推しとお父さん以外の男の人と会話をしていなかったので街コンに行った。隠すのもめんどうなのでプロフィールの趣味欄に舞台鑑賞と推しの名前を書いた。一人だけ趣味について質問をしてくれた男がいたので一番有名な原作付きの舞台に○○役で出ていたと説明をしたら、その舞台に関するネットスラングを返された。そのスラングはどちらかというとクオリティを卑下するものでわたしは嫌いだったので「まぁそんなネタもありますね」と苛立ちを隠して返事をしたつもりだったが予想外に盛り上がらない反応に相手は難色を示し、空気が少し重くなったままグループチェンジになった。

男性陣が入れ替わる度に推しの顔を思い出した。整った顔立ちをしていると改めて思った。今日だけで十数人の男性と会ったが彼の足元にもおよばない容姿の人しかいなかった。まず骨格の造りから違い過ぎる。当然といえば当然だが。

 

珍しくわたしが暇なので、友達が合コンにも誘ってくれた。こちらも断り続けていたので誘ってくれることに驚いた。人生で3回目か4回目の合コンだった。事前に了承を得て、好きな俳優がいる話をした。話題を振られたら答えたが、振られない限り趣味の話はに控えた。すると自分でも驚くほど話す話題がなかった。ここ数か月は推しの仕事がないので何にも興味を持てず、会社と家の往復で虚無感を感じてすぐに寝てしまうので何も話せることがなかった。推しの仕事があったらあったで、その話しか話すことがないので趣味が合わない人にとって結局は同じことなのだが。

最初に自分の趣味を説明した後、推しのことを思い出してしまい適当な相槌を返しながら頭の片隅で推しのことを思いながら2時間半ビールとハイボールを飲み続けた。合コン終わりにグループラインに招待されたが、個人から声がかかることはなかった。

 

推しはいないが興味のある舞台にも行けた。現場がある時は推し以外の舞台に行けることが少なくなるので、自分の好みの作品をたくさん観ることができた。ここ数か月の間で唯一、趣味を楽しめる時間となった。

以前、推し目当てにいった舞台と同じ劇場に行くと彼と彼の出演した舞台を思い出してしまうが。

数日後、事務所の先輩が出ていたとかで推しも同じ舞台を観に来ていた。先輩がその日観劇に来てくれた仲間や先輩後輩との集合写真に後方のセンターで写っていた。推し本人から観劇したという投稿はなかった。それでも久しぶりに姿を確認できたので、かろうじて生きる活力が湧いた。

 

今週末はなにも予定がない。久しぶりに推しの出演作のDVDでも見返して過ごそうかと思う。

 

一番更新頻度が高いツイッターを開く。

タイムラインをさかのぼる。

推しのツイートはない。

推しのホームに飛ぶ。タップする。

推しの新しい投稿はない。

3か月前の舞台の千秋楽翌日に投稿した舞台終幕の報告とお礼のツイートが最新の投稿だ。

 

今、彼はなにをしているのだろう。

オーディション?レッスン?ボイトレ?ワークショップ?バイト?実家で猫と遊んでる?飲み会?クラブ?合コン?女とデート?女と旅行?

考えたくもないし、普段考えないようにしているはずのことまで考えてしまう。

 

3か月間、今日まで何も告知がないということはあと数か月は舞台等の仕事はない。イベント系の仕事なら一か月後の告知になることはあるが、ここ一年、バースデーイベント以外そういった類のことを事務所は企画していない。あきらかにイベント系の仕事をするような俳優としての旬は過ぎているし、売り方の方向性も違う。

他担の友達には来年頭まで仕事が決まっている子もいる。まさかこのまま年内はなにも仕事がないまま終わってしまうのではないだろうか。このあと仕事はあるだろうか。芸能活動を続けてくれるのだろうか。

考えたくないことを考えてしまう。

 

ベットに寝転んだまま、スマホのロックを開く。ツイッターアプリを立ち上げる。

推しのホームをタップ。投稿はない。

 

 

 

 

2018年8月まとめ(野球、ゴールドマウンテン)

今年、何度も耳にしたであろう「平成最後の夏」。

みなさんはいかがお過ごしでしたか?

わたしはなんと二人いる推しが二人とも舞台で主演を務めることになりましたので、ものすごく嬉しかったです。

そんなわけで8月は2作品しか観ておりません。でも感想は長くなってしまいました。

 

 

 

 

 

舞台「野球」飛行機雲のホームラン

サンシャイン劇場

 

泣いた。「泣ける」という言葉は時として軽薄な宣伝になってしまうことがあるが、この言葉を使うしかない。劇場で嗚咽をこらえながら、両鼻から鼻水を垂れ流しながら観ていた。

なぜこんなにも心が動かされるのか観ている時はわからなかったが、それは少年たちの野球かける真剣な思い、野球が大好きだという思い、真っ直ぐで純真なまぶしい心が感情を大きく揺さぶり涙が止まらなかったのだと思う。

この作品を書いた西田さん、この作品に出演し熱い演技で全力で取り組んだ出演者、制作に関わったすべてのスタッフ、そしてこの舞台に出演して観に行くきっかけになってくれた安西くんに感謝します。素敵な舞台をありがとう。

 

あらすじを簡単にすると、甲子園が中止になった戦時中の1944年、特攻隊になり明日飛び立つ少年たちが最後の日に野球の試合をする。という内容です。

 

試合を舞台で描くのですが、1回から9回まで打席と3アウトをとる過程を省かず、なおかつ場面によっては本物のボールをキャッチし、投げる。劇場にいると臨場感ある演出になっていました。試合展開を知らない初見は一球一球緊張しながら観劇していました。観劇というより観戦でした。

舞台なので場面転換も多くバッターボックスを真正面から見たり、真横、斜めになったり、ボックスと外野が同時に舞台上にいることでマウンド全体が見えたり、ピッチャーとキャッチャーが背中あわせになり二分割画面になるなどなど出入りがめちゃくちゃ多い構成になっていて、西田さん得意の緻密で複雑な演出で試合の迫力を大胆に表現していました。

 

一幕はとにかく試合の描写がほとんどで、時々時間軸が変わって少しずつ彼らの関係性や背景が見えてきます。初回は頭の中で整理するのが大変なんですが二回目以降はあぁ〜、となるやつです。

野球はほとんど見ないので基本的なルールしか知らない(知ってること…3ストライクバッターアウト、ボール4つで押し出し、3アウト攻守交代、タッチか先にベースを踏めばアウト)けど試合展開は読めましたし、たしか4回裏で不利だった相沢高校が4対2で逆転したり、6回表でまた抜かれたりそこからの追い上げがまた熱くて本当に試合を観ている臨場感を味わえました。でもよくよく考えてみたら、テレビなり本物の試合なら、画面や電光掲示板で今何アウトなのか等々いつでも情報が掲示されていますが舞台なので、点数のボードしかなく、審判が言う「2無為(ぶい)!走者、一塁!三塁!」しか情報がないので初回だと知らない間に試合が進んでいたりして置いて行かれたと感じる人がいても仕方がないなと思いました。わたしも何回か観てやっと審判が何言っているか聞き取れたので。あと戦時中で英語が使えないからアウト=無為(ぶい)、セーフ=安全と言い換えられているのも馴染みがない人には大変だったかもしれません。ハンドサインはなんとなく知っているから慣れるまでそれで判断してました。

色々言ってしまいましたが、試合に関してはなんとなくしかわからなくても、試合を再現している役者たちの熱量がすごいので楽しかったです。たまに暴投して袖にボールが入っちゃったり、転がって客席に落ちちゃったり、あきらかファウルなのにストライクと判断されていたりするので、展開を知るとまた別の意味で緊張することもありました。

 

野球に関してはド素人なので、フォームとかはよくわからないのですが、伏ヶ丘高校のエースピッチャーの多和田くんは、長身とスタイルの良い身体で投げる姿は華やかさがあってレザーのように正確無比な剛速球が飛んでくるんだろうなと想像できるフォームでした。実際のフォームとしての正しさはわからないですが一連の動作が綺麗でした。

対する相沢高校のピッチャーである安西くんは野球経験者らしいリアルな堅実性を感じるフォームでした。

打者で一番惹かれたのは伊崎くんのフォーム。振りぬく速さとバットの動線が見ていて気持ちいいんですよね。速いけれど力任せではないのが天才と呼ばれるスマートさを感じるからでしょうか。

 

二幕になるとそれぞれの背景に焦点が当たって、野球にかける思いがだんだん見えてくるので松井くん演じるあきゆきが明るい顔で「赤紙がきました!」と告げるシーンからダバダバに泣き続けました。あきゆきには自分はプロにはなれないから野球記者になりたいという現代ならごく普通の夢があったんですよ……。

あきゆきが独自に書いた記事で唐沢静(多和田)の肘のケガがあきらかになり、この試合が行われた経緯がわかってきます。ここは後半でまとめますが、あきゆきから始まり、いいシーンの連続で泣き止んでも次のシーンで泣き、泣き止んで泣きの連続でした。

高所恐怖のために海軍に志願した喜千男(小西)は回天魚雷に乗ることが決まり、潜りたくないと泣きながらも「当たれ」と祈ってくれ、とチームメイトに話す姿と試合でヒットを狙う為に当たれ、当たれと叫んでいる姿が重なり精神的にきました。この演出を考えた西田さん、すげえよ…。

序盤ではやる気がない態度をとっていた菱沼(小野塚)が在日であるが故に国の誇りはわからないかもしれないけど自分の国は伏ヶ丘だと人生最後のバッターボックスで叫ぶのは晴れやかな気持ちになるけど明日の彼を思うとやるせなくなりました。菱沼の試合中の変化が短い台詞のやりとりで上手く描かれていて、特に佐々木(井崎)が言った「次適当にバット振ったら親友やめる」にたいしてチームメイト以上に親友だと思っていてくれたことに対する驚きと嬉しさを「え」だけで表現した演技がよかったです。

エラーを続けてしまった早崎の無力感にも共感して泣きました。この時の白又くんの演技、本当によかったです。白又大車輪のイメージが消えた。

泣いてはないのですが、早崎を探しに行った時や上官に殴られた後も毅然としている岡先輩がかっこよくて惚れかけました。いい嫁さんもらって幸せになる姿が世界一似合う先輩だと思います。

「野球」で改めてこの人好きだなと思ったのが井崎くんでした。天才と呼ばれるクールな役で口数は少ないけど声色は常に優しくて、穏やかででも内に秘めた想いが伝わってくるいい演技でした。「親友やめる」の時も台詞自体はキツい言葉ですがとても優しく言うんですよね。ほぼ幻聴ですが「お前を信頼している」に聞こえました。

 

9回が始まった時にアメージンググレイスが流れるのが、この試合の最大の見せ場が始まるけど試合が終わりに近づいていることに気持ちが高ぶって勝手に涙が出てました。もう自分が何に感動して泣いているかわからなくなってくるんですよ。こんだけ延々と泣いていると。

最後の対戦となる幼なじみの穂積と唐沢の一投目でボールが手から離れる瞬間まで安西くんは楽しそうに笑っているのが未だにきちんと意図を組めていないので、鋭い感受性が欲しいです…。

なぜ、この時の表情が気になるのかというと、このクライマックスである打席で穂積は伏ヶ丘の佐々木と 明治(永田)に頼まれて唐沢の特攻を辞めさせるためにわざと死球を投げるからです。

最初にこのシーンを見た時は、唐沢を選手として生かすために試合を開き、肘の負傷を一時的に悪化させ(時間をかけて治療すれば治るケガなので)、死球で軽いケガを負わせ、特攻ができない口実を無理矢理つくるために行われた、いわば八百長だったのかと思い、少しショックを受けました。今まで真剣に試合をしていたのは嘘だったのか、野球が好きで最後の日に好きなスポーツを目一杯楽しみたいという純粋な気持ちで試合をしていたのではないのかと憤ってしまいモヤモヤが残りました。でも最初から均が持っている手紙や伏ヶ丘の選手たちの台詞などに唐沢を選手として生かしたい想い、みんなの野球に対する夢が散りばめられていたり、何より死球を投げる役割を担った穂積は頭の片隅にそれを置きながらも試合は心から楽しんで真剣に挑んでいる姿を見て、目的は別にあるけれど野球に取り組む気持ちに嘘はないんだろうなと感じて次からは気にならなくなりました。

死球を投げることは忘れていないけれど、それとは別に野球が心から好きだから投げる瞬間まで笑顔だったのかなと思っているのですが、あの楽しそうな笑顔でいながら身体は役割を果たすために動いていたとしたらすごいけど怖さを感じます。いや穂積はいい奴なんですが。

冷静に考えてみたら、いくら野球が好きだからと言っても特攻の前日に敵国球技を試合させてくれというのは説得の労力がかかり過ぎるし、一人の選手を救うためでなければありえないのかもしれません。

転がったバットが唐沢と他の選手たちの境界線となり、生き残り夢を託される者と守りたいものの為に死にゆく者の区切りがはっきりと見えて、美しいけれどとても残酷なシーンでした。

 

特攻出発前に、相沢のみんなで夢について語り合うのですが、この時「子供が欲しい」と言った岡先輩と「彼女ほしい」と言った早崎はOPで赤ん坊を抱いていたり、花束を誰かに差し出したりしていて2周目以降はOPから泣けるようになるので機会がある方は絶対2周してください。佐々木はOPで目が完全に見えなくなっている伊崎くんの演技が鳥肌たつほど絶望感が色濃いのでやっぱりいいなと思いました。台詞なしであそこまで伝えてくるのはすごいです。

 

最後に航空機を操縦しながら9回裏、相沢高校の攻撃を走馬燈に見ながら穂積は飛んでいくのですが、ヒットを飛ばした穂積の笑顔がまぶしくて今までに板の上で見た中で一番輝いている安西君の笑顔でした。

 

今回、主演を務めた安西君が演じた「穂積均」(ほづみほひとし)という役なのですが、稽古前から安西君は西田さんからどういう人物が決めていない、自分でつくり上げてほしいというようなことを言われていたらしく(ですよね??確か)、言われてみると主人公らしい派手さというものはなく、リーダーシップがあるわけではないし、「こんな球投げるやつなんて全国にいくらでもいる」と言われてしまう投手で、でも自然と人が集まってくる、大切なことを任せたくなる信頼感も持っている不思議な役どころだった気がします。群像劇でもある部分があったので、印象としてはそれぞれの個人が思いを寄せやすかった役に注目しがちになるのではっきりと主役です!!という印象は薄かったと思います。

前回のるひま作品でもW主演を務めていたのですがこちらでも片倉重長という役は主人公らしさは少なくどちらかというと伊達政宗役の辻本さんが主役としての華やかさを一手に引き受けていた印象でした。重長は良くも悪くもその場の空気を読まずに変えてしまうジョーカー的な印象でした。詳しくは昨年のる年祭感想を読んでください。

るひまさんの作品は当て書きが多いのですが、おそらく重長もそうだっただろうし、今回の野球でも西田さんは穂積を安西君に演じさせる前提で脚本を書いた気がします。オタクの妄想ですが。(9/2追記:ネット番組でほとんどが当て書きという旨をおっしゃっていました)

このキャラ立ちの少ない役を与えても安西君ならきっと上手くつくり上げてくれるだろうと評価されているのだろうなーと、二作続けて感じたので複数の演出家さんたちにここまで信頼されているのはすごいです。さすがです。

 

舞台「野球」への出演が決まった時のことはよく覚えていて、なぜなら安西君は野球少年でしかも中学生までは本気でプロになろうと考えていたくらい熱心に打ち込んでいたらしいんですよね。その目標には届かなかったですが、役者という道を選んでくれたおかげで昔夢見た世界に再び足を踏み入れることができて、形を変えて舞台上で以前本気で努力していたものを行う姿が見られるのはファン冥利につきると思えました。

昔からずっと好きなものに楽しそうに取り組む好きな人の姿を見られるというのはとても幸せなことでした。

冒頭にも書きましたが、この舞台を観劇できたこと出会えたことが本当に嬉しいです。

観られたこと自体に感謝できる舞台はそうそうないと思うので、舞台「野球」に関わったすべての人に感謝です。

 

このままだとすごく重い締め方になるので余談を入れると、一幕で「ヒーロー」のイントロが流れ出すのはいつもおもしろくなってしまいました。突然アゲアゲになるので。「スクールウォーズ」のOPということを東京楽後に知ったのですが楽後でよかったです。前に知っていたら余計に何故ラグビー…とか思ってしまったので。

 

 

 

 

 

 

「さらば、ゴールドマウンテン」

中野ザ・ポケット

 

こちらはひたすら笑った。涙が出て、お腹が痛くなり、椅子を揺らしてしまうほどに笑った。初日で大爆笑して、そのあとは展開を知ってしまったから初日ほどではないけれど延々と笑い、千秋楽でまた大爆笑した。昨今笑いに対する目線が厳しくなっているものがあるが、この舞台はいっさいそういうものがなく清々しい笑いだった。毎日毎日楽しかった。

 

ストーリーは大阪に転勤したばかりの主人公・加藤は歓迎会として上司と屋台で飲んでいたが、いつの間にか世間は100万%という大インフレを起こしており、屋台で飲んだ会計が3000万円となってしまう。はたして二人は無事に会計をすますことができるのか、変動する貨幣価値に右往左往する一夜の狂騒曲。

 

知っているようで説明をしろと言われたら、いまいちわからないインフレ。リアリティがありつつも、SF(すこし不思議)のような展開が笑いを生む。実際に起こりそうなことではあるので、観ているこちらも3000万の会計にハラハラしつつも札束が飛び交い屋台の机に2億7000万の札束が並ぶ光景は非日常すぎてコメディに見えてしまう、そんな絶妙なバランスの脚本でした。

大阪が舞台なので登場人物は主人公の加藤以外は全員関西弁(ゲストの役の仮下は標準語でしたが)(加藤役の要さんが一番大阪弁がきつい人なのに標準語となってしまうのがちょっとした皮肉)なので、新喜劇要素もあって75分の間、5分に一回は笑えます。

 

加藤は一番ノーマルな立場の役なのでボケたくてもボケられないのが大変と、本人がおっしゃっていましたが、その割に胸つつかれた時に「きゃっ」とか言ったり、送りバントしたりヒット打ったり、指輪を見せつける時の顔が無表情からなんとも言えない顔になっていたり壊さない範囲内で攻めていて本当に笑いに貪欲だな~と思いました。顔がかっこいいのにとにかく笑いを欲しがるのはコテコテの大阪人の性なのかもしれません。

やっぱりお芝居が上手いな~と思ったのは砂原くんでたまに35くらいのおっちゃんに見えるんです。態度がコロコロ変わるのでそのたび振り切れた演技をしてくるのがおもしろかったです。

出オチかと思ったら最後までずっと爆発的におもろかったのは大隅くんでした。柳生以外の彼を見るのは初めてだったのですが、あの柳生はあれでもかなりキャラクターを離れていない柳生だったと実感しました。億田という金貸し屋の役でしたがチンピラの演技が上手い。そしてことあるごとにおもろいことをするし顔芸もめちゃくちゃする。本来なら菊池くんと千綿くんが会話している方がメインなのに端で7000万取り合っている大隅くんと堂本くんを見てしまうのがやめられませんでした。あれずるい。

登場してからツボに入ってしまった要さんがずっと我慢していたけど耐えれば耐えるほどおかしくなったのか後ろを向いてごまかす、という最終手段に出るほど大隅くんがやばかったです。

毎公演、ケタケタ笑っていて初日は笑い過ぎて涙がでたのですが千秋楽もまた笑い過ぎて泣きました。最後だからかみんな何かしら仕掛けてきて初日と同じくらい新鮮な気持ちで見ました。本当にナッツを口に押し込んでもごもごしゃべってるにしけんとか、謎のベタベタする液体を菊池くんの手に塗った堂本くんとか、ゴミ箱に頭から入る千綿くんとか。舞台でこんなに笑い続けることってある!?と思うほど愉快でおもしろかったです。千秋楽ではないですが、小道具の紙袋に穴があいてしまい、出る直前で気付き舞台上でガムテープ貼って穴をふさぐ堂本くんもおもしろかったです。機転が利く。

ゲストの役もそれぞれの個性で笑いの方向性が違っていて、今日はどんなパターンでくるんだろうと期待しながら楽しめました。途中までは織部くんの仮下(役名)が最強かなと思っていたのですが、楽日で出てきた籾木くんの仮下がめちゃくちゃに気持ち悪くて(褒めている意味です)最終日にして、自分の中の仮下ランキングが大逆転しました。笑い声に悲鳴が混じるのはアンガの田中さんくらいだと思っていたのですが若手俳優でもできる人はできるんですね。

 

 全員おもしろくて全員演技上手くて、毎日楽しい現場ですごく楽しかったです。

特典会が千秋楽の時だけ会場の都合で中野サンプラザ会議室になったので、移動したらハロコンが行われていたのもおもしろかったです。特典会の思い出は服を褒めてもらえたのが一番嬉しかったです。

 

 

 

他には配信で刀ミュ阿津賀志山巴里を見ました。

公演が決まった時に一番に喜んだことは経験を積んで歌が上手くなった北園さんの小狐丸が観られる!だったので凱旋は残念でしたが、ずっとアンサンブルとして公演に華を添えて支えてくれた岩崎さんだからこそできた「代役」で職人芸のようなものを感じました。代役として北園さんの小狐丸を舞台上で表現する演技は北園さんが演じる小狐丸を投影するかのようで素晴らしかったです。代役としての役目を忠実に全うする岩崎さんになんとお礼を述べてたらいいのでしょうか。本当にありがとうございました。ずっと刀ミュを支えてくださってありがとうございます。

 

あ、あと「はじめての繭期」でTRUMPシリーズ三作品も観ました。

雰囲気は「SPECTER」の鬱屈とした閉鎖空間が好きですが「グランギニョル」の顔偏差値バリ高優美も好きです。

 

 

平成最後の夏、上野で行われた3日間の野外フェスにツイパラが最終日の8月31日に大トリで出演することになったのもいい思い出になりました。野外フェス、非常に夏らしいイベントですよね。色んな女子アイドル、男子アイドル、アーティストさんたちのパフォーマンスを観られて楽しかったです。

立石くんのいるIVVYを初めて観たのですが、全員かっこよくてスタイルがよくてダンスが上手くて歌が上手くてきらびやかさがすごかったです。

女子プロレスのアイドルユニット、アップアップガールズもエキシビションマッチでプロレスをしてから歌に入ったのでインパクトがありました。インパクトだけじゃなくて客降りで元気いっぱいに走り回る彼女たちはすごくかわいくて、アイドルを見て元気をもらうってこういうことなのかなと思いました。

 

 

 オタク事しかなかったですが、夏の思い出がたくさん作れた素晴らしい夏でした。

 

 

 

推しのバンド曲を紹介するブログ

今から一年前の2017年8月19日はツイパラ初ワンマンライブでした。

そのワンマンライブで初めて双子でそろっているを見て、初めてキャラとしてではなく本人として歌っている姿を見て「応援したい!売れて欲しい!」と強く思い、推すことを決意しました。

あれから一年経った記念に今現在まで発表されている曲を紹介したいと思います。

音楽知識ゼロなただの個人の感想だけどよかったら一曲だけでもMV見て行ってください。

 

 

 

 

 

 


TWiN PARADOX 『恋の花』 MV

 

恋の花

恋の花

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 TWiNPARADOX(ツインパラドックス)の記念すべき第1曲目。

一目惚れした子への恋心を爽やかに歌ったポップな曲。

MVは二人の顔しか観るところがないで、だんだん見分けがついてくるのではないでしょうか。サムネの黒髪が兄の勇さん、茶髪が弟の要さん。

ライブではサビで親指と小指を立てて「恋の花」で横に振り、「咲いた」でだんだん上に上げていくのを一緒にやったりします。あとはずっと手拍子かペンラ振ってます。

 

 

 

 

 


TWiN PARADOX 『Love Dynamite』 MV

 

Love Dynamite

Love Dynamite

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 1stシングルのメインになった曲。歌詞は切ないですがエレクトロでややダンスナンバーっぽい曲なのでノリノリになってしまいます。ライブ前のBGMで流れていると誰かと一緒だったら軽く踊っています。

唯一、振りがついている曲で最後の方で少しだけ二人で踊ります。

曲も好きなんですがMVの加工が大好きで二人の肌の濡れツヤ感が好きです。この時のファンデと映像のエフェクト方法を知りたいです。

 

 

 

 

 

 


TWiN PARADOX 『幸せの歌』MV

 

二人で作詞をした曲。ほのぼのしています。音楽知識がないのでもうジャンルがわかりません。作詞の元になったのは双子のお兄さん。現在は大阪を拠点にV系バンドのボーカルをしているお兄さんの影響で二人もバンドを始め、進学の際には二人の学費を考えていろいろ考慮してくれたという兄のことを考えながら詞を書いたそうです。お兄さん、強面なんですがいい話ですね。見た目で決めつけてはいかん。

MVもレコーディング風景を撮っている演出で自然体な笑顔がいいです。服と髪型がふわふわしていてなごみます。仲の良い双子がかわいいです。

 

 

 

 

impulse rain

impulse rain

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CDになるまでライブでしか聴けなかった曲、その1。

ガンガンのROCKなのでライブでガンガンに盛り上がる曲のひとつです。

ロックでかっこいいけどハモリもきれいで、盛り上がりながらも歌の上手さも堪能できます。ライブ中はガンガンに拳振れる曲です。

 

 

 

 

 

 

燃えて散った花となれ

燃えて散った花となれ

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ライブでしか聴けなかった曲、その2。

ガンガンにROCKなのでライブでガンガンに盛り上がる曲です。上手く説明ができないのですがオタクはみんな好きなタイプのROCKだと思います。

サビの最後で伸ばす高音がきれいなので、ぜひ聴いてください。ライブだと叫んでいて超かっこいいのでライブでも聴いてみてください。ライブ来てください。

こちらも拳振り回すのが楽しい曲ですが、ラスサビ前で手を開いてステージにゆっくり振るやつ(名称教えてください)を個人的にやっているのですがそれも楽しいです。

曲自体も好きなのですがラスト一曲に持ってくることもあるのでラストだと煽られまくるので、それで楽しい記憶が色濃く残っているのかもしれません。

 

 

 

 

 


TWiN PARADOX 『Standing Place』 MV

 

Standing Place

Standing Place

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このあたりにツイパラのロゴデザインが決まり、映像の冒頭に出るようになりました。

ロックだけどバックにシンセとピアノがあるので、ロボアニメのOPのような疾走感があってかっこいいです。オタクなのでシンセサイザーにすぐテンション上がってしまう。

ラスサビの入りで一拍ためがあるのですが、たまに外してしまい「やっちまった~」みたいな顔をしながら歌う姿も見られます。

MVの4分13秒の要さんがかっこいいのでそこまで観てください。一番と二番で立ち位置変わるのかな~と思っていたら場所を変えずに歌い切ってきまったので最初見た時は移動しないんかい、となってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 


TWiN PARADOX 『Departure』 MV

 

Departure

Departure

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9/26に発売される2ndシングルのタイトルになった曲。

ピアノの前奏からギターがジャカジャカ鳴るのがかっこいいロックです。2ndライブまで音源で歌っていたのですが3rdライブでバンド形式になることが発表され生音で演奏された「Departure」はものすごいかっこよかったです。ライブでさらに映える曲です。

MVはだだっ広い黒ホリで動きまくりながら力強く歌う二人がかっこいいです。ライブもこのくらい暴れます。このMVの衣装はライブでも着ることがあるのですが要さんの着ているシャツは映像ではそうでもないのですが実際は結構シースルー気味なのでインナーを着ていない日にMCで前方の人には乳首が見えてしまって恥ずかしいと言っていました。(なんの情報を書いている?)

 

 

 

 

 

 


TWiN PARADOX 『Still...』 MV

 

ロックバラードで、ライブではまったり時間かと思いきや歌詞が重くて精神にくるのであまりまったり休憩にはならないです。歌の技術的な上手さもあるのですが、二人とも表現するのも上手いので感情を込めて歌われると引き込まれてしまいます。MVの歌っている表情も感情表現が重いです…。魅せ方が上手い。

作詞が勇さんで、いつも関西弁でニコニコしている人がこれ書いたのかと思うとギャップで余計に心が重くなりますね。「自分に絶望繰り返し、この手に何が残っているのだろう」……。

 

 

 

 

 

 

 


TWiN PARADOX 『虹色の日々』 MV

 

夏っぽい爽やかな曲でタオル回しながらジャンプするのが楽しいです。この曲ではないかもしれませんがバンドメンバーが加わってから、勇さんがギターのやすさんと顔を見合わせてニコニコしながら歌うのがかわいいし見ているこちらもハッピーになります。

ところで今年のGWが明けた頃に冬のような気温になって雨風がすごかった日があったのを覚えていますか??このMVの撮影日がドンピシャその日で、寒い中、海辺でこの薄着で撮影をがんばったので観ていってください。運転席・助手席からのカットもいいのですが、マニュアルのオープンカーを運転できるのがポイント高いです。

 

 寒そう。

 

 

 

 

まだ音源化されていないのですが、「雨のちときどき恋」という、こちらも歌詞もメロディーも爽やかな曲もあります。9/26発売の「Departure」に入る予定です。

「雨のち〜」も作詞は勇さんで、本人曰く女の子に恋をした子犬の冒険を子犬の目線で書いた詞だそうです。メルヘンチックでかわいいですね。わたしは豆柴で想像しています。爽やかだけど疾走感もあって(たぶん子犬が走っているイメージ)、こちらもライブで楽しい曲です。

 

雨のち時々恋

雨のち時々恋

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今後音源化はされないのですが、今の事務所に入る前に大阪でロックバンドの活動をしていた時の曲もライブで歌ってくれることもあります。その時のメンバーが作ってくれた曲もライブですーごい盛り上がる曲で、初めて聴くけれどすごく楽しかったです。間奏で「暴れろ!」と煽られたのですが陰キャなので暴れ方がわからず手バンしましたが最前付近はヘドバンしてて楽しそうでした。

ちなみにネットに視聴がまだ残っています。チラシの経歴にもバンド名出していたから大丈夫だと思うんですがどうでしょう…。(ここで聞かないでください)

https://www.audioleaf.com/80track 

 これは権利の関係でライブでしか聴けないので、ライブに来るとフルで聴けますよ。セトリによりますが。

 

 

これで全部だと思います。ライブでしか聴けない曲はライブで2回3回と聴いて、音源化もしくはMCで言われるまで曲名がわからなかったりするのでもしかしたら忘れている曲が一曲くらいあるかもしれません。

 

紹介と言いつつ「かっこいい」しか書いていないので、MV見た方がわかりやすいかと思います。

あと、もうみなさん何回「ライブに来て」と書くんだ、とお思いかと思いますが曲紹介したいのもありますがライブに来てほしい気持ちの方が大きいです。

さっき「ヘドバン」とか書いてしまいましたが基本は舞台のオタクが多いので、ノリは穏やかです。キンブレ持っていてもいいですが、半分手拍子半分拳振り上げなので何も持って行かなくても大丈夫ですし、二人が煽るのでその時指示してくれたもので乗っていれば大丈夫です。わたしもオタクだから大丈夫です。

 

ちょうど来月9月16日(日)に渋谷にて16時開場16時半開演のワンマンライブVol.5「DISCOVER」があります。

チケット代は3,000円+ワンドリンク。

一般発売が始まりましたので、こちらから購入できます。

http://www.banchoboys5.com/s/n39/ticket/detail/ticket_180916_03?ima=2540

 

 

 

最後は宣伝記事になってしまいましたが、MVの再生回数が1回でも増えたら嬉しいです。ライブ行きたいけど不安…という人はコメントでもツイッターにDMでもください。一緒に行きます。まあ見ず知らずの人(私のことです)がご一緒したところで不安なことには変わりないかもしれませんが。

 

お忙しい中、最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

みんなの自分の好きなものや人もたくさん教えてほしいです。

 

 

 

 

オートフィクションー最悪で最高ー

友達にはまっているアプリゲームが舞台になったから一緒に観ようと誘われて行ったのがきっかけだった。

その子とは仲が良かったから一緒に出掛けるのは楽しみだったけど、わたしはそのアプリゲームをしていないのでそこまで興味を持てなかった。行きの電車でその子にキャラクターの説明をしてもらい、なんとなくこのキャラが好きかな、というのを決めて会場に入った。

 

結論としては、最初にキャラクターを説明してもらった時に気になったキャラクターではないキャラを演じている人を好きになってしまった。

物語の後半で脇役ではあるが、主人公に寄り添い、彼を守るために華々しく死んでいく演技が胸を貫いた。かっこいい。台詞の言い方や息づかい、苦しそうに自分の体を抱いて地面に転び動かなくなる動作がとてもかっこよかった。

いわゆるひと目惚れだった。

帰りに物販で彼の演じるキャラクターのブロマイドを買った。友達が引いたランダム缶バッチに彼のキャラがいたので譲ってもらった。

その帰り道に彼が使っている各SNSで新しい専用のアカウントを作った。

その二日後に今度は一人で当日券を買い同じ舞台を観に行った。やはり彼の演技に胸を貫かれた。またブロマイドを買って帰った。

それから彼のSNSが更新されれば、いいねを押してコメントを送り、写真は保存し、舞台を観に行った時は必ず手紙を書き、手紙だけではなくプレゼントも送るようになり、グッズも買えるだけ買う日々となった。わたしの世界は彼を中心として回り出した。

 

彼が世界の中心となって数か月たったある日、思い付きでもう一つSNSのアカウントを増やした。

なぜこんなことを始めたのかは自分でもよくわからないが、世界の中心である彼に自分のすべてを報告したくなったのだ。読んでくれなくても構わない。むしろ彼は見ることすらしないだろう。でもとにかく彼に話しかけ続けたかったのだと思う。

新しく作ったアカウントでその日あった一番嫌なこと・悪かったことと一番嬉しかったこと・よかったことを報告した。

 

日記を送り続ける迷惑なアカウントでしかなかった。それでも毎日毎日彼に話しかけたかった。一か月たった頃にわたしの日記を送り付けるアカウントを掲示板にさらされて匿名のアカウントから攻撃的な投稿がくるようになった。ブロックをした。

他人に言われなくても、自分のことばかり話す人間なんて迷惑でしかないことなんてわかっている。わかっていてもやめられないのだ。

 

出待ちをして話しかけようとしたこともあったが、他の出待ちの女の子たちが彼に無言を貫かれていくのを見てあきらめた。

出待ちしていたファンを無視していく彼の視線は舞台上やイベント中の時の表情からは想像もできないほど醒めていた。

単純に怖かったのだ。彼に冷たい視線を向けられるのが。同時に出待ちを無視するストイックさにますます惚れこんだ。

 

そんな何もかも中途半端なわたしが見つけた方法がSNSで毎日の報告をするという非常に矮小なものであった。

 

 

 

@×…××_789:今日もお疲れさまでした!今日はバイト先にきたクレームが理不尽すぎてバイトじゃ対応できなくてそれなのにお客さんに怒られて最悪でした。でもよしくんの投稿で元気になれたからハッピーです!よしくんの「がんばる」って言葉はいつも真剣にお仕事に向かいあっているのが伝わってくるから大好きです!

 

@×…××_789:今日は時間に余裕があったから一本電車を見送ったら次の電車から事故で止まっちゃって早く家出たのに遅刻してつらい!でも明後日には初日を迎えるんだと思うとワクワクしてきてとっても楽しみです!最終稽古の集合写真のよしくん、かっこいいですね!いつもだけどスタイルがいい!

 

@×…××_789:今日の良くなかったことはアイメイクのグラデーションが納得いかなったことだけです!大千秋楽おつかれさまでした!とっても楽しい公演だったよ!詳しくはお手紙書きます!

 

@×…××_789:今日もバイト先によくわからないクレームつける人が来て疲れちゃった。この前と同じ人です。でもでもよしくんが久しぶりに楽しい休日を過ごせているのでハッピーだよ!みんなで温泉行っている写メ楽しそうでとてもステキだね!

 

@×…××_789:定期を家に忘れて取りに帰ったら遅刻しちゃった。よりにもよって時間に厳しい先生の講義だったから最悪だった。でも授業終わってすぐスマホ見たらマネージャーさんのツイートで新しいお仕事の情報が流れてきてとっても嬉しい!またよしくんのお芝居が観られるんだと思うと嫌なこと全部吹きとんじゃうんだ!舞台楽しみ!

 

@×…××_789:いつも一言多い先輩にカチンときたから言い返したらめっちゃキレられて明日から合同ゼミに行きにくくなっちゃった。今度の舞台の意気込み動画のよしくんのコメントがとっても熱意があってかっこいいからわたしも嫌だけどめげずにゼミ行くね!お互いがんばろ!

 

@×…××_789:チケットを買うためにバイトを増やしたら家にいる時間が減っちゃって親とちょっとけんかしちゃった。使い道についても口出しされたからわたしもつい言い過ぎちゃった。よしくんは次の舞台に向けてがんばっているからわたしもそれに恥じないようにがんばって親にも納得してもらえるようにするね!プレゼント気にいってもらえたみたいで嬉しい!ありがとう。

 

@×…××_789:今の時期、とっても眠くなって眠気を我慢するだけでしんどいです。体もだるいしつらいです。でも劇場に向かっているうちにだんだん元気になって席に座るとワクワクして観ている間はとっても元気になれるんだ!いつもステキな演技を見せてくれてありがとう!今日もかっこよかったし、日替わりのアドリブは今日が一番おもしろかった!

 

@×…××_789:千秋楽を一緒に観に行く予定をドタキャンされちゃった…。でもまだ日にちはあるからまだよしくんの演技を見たことない子を誘ってみるね!日に日に殺陣に迫力が増していてすごい!いつも新鮮な演技を見せてくれるよしくんはすごいです!千秋楽まで身体に気を付けてがんばってね。

 

@×…××_789:今日の嫌なことは残高不足で改札でひっかかちゃったことぐらいです!プレゼント受け取ってくれてありがとう。無事届いてよかったです。大切に使ってくれているみたいで嬉しいな。わたしができるせめてものお礼だから受け取ってくれるだけで嬉しいよ!

 

 

 

 

来る日も来る日も一方通行な迷惑極まりない日記を送り続けた。

知らない人たちに暇な茶の間だ、と言われたけど舞台はバイトの繁忙期でも最低5回は入ったし、何もなければ全通か行けなかったのは1,2公演に留めた。プレゼントも舞台の初日と楽、イベントの度に送った。手紙も送った。お花が出せる舞台ならばかならず送った。個人イベントも今のところ皆勤で、鍵開け鍵締めにこだわりはしなかったがカレンダーイベントは30ループはした。可能な行動はすべて実行した。

日記を送り続ける以外のリプライ用のアカウントも持っていてそちらでは、彼に応援しか送らなかった。

 

認知を求めていることはなくて、むしろこの日記アカウントのことはひた隠しにして手紙や接触の時に同一人物であることを悟られないようにした。後ろめたいというよりかは、日記を送り続ける行為は普段の活動とは切り離しておきたかったからだ。

自分自身でも何がしたいのかわからなかった。ただただ彼に話しかけた一心だった。

舞台上で輝く彼を見ることはわたしの何よりの生きがいとなったが、彼の放つ光が強すぎて時には眩暈を起こしてしまうので日記を送り付けることで少しだけ心の安寧が得られた。

生きがいのために生きるのは時にとてつもなく息苦しくなるので、それを和らげるために意味もなく彼に話しかけた。たわいない話を彼にすることで彼から受ける強すぎる刺激を中和していたのかもしれない。

この行動にゴールなどなかった。目的もない。意味もない。ただただ彼が好きであふれる衝動を軽くするために無意味な日記を送り付けることで感情が水のようにあふれて心が決壊してしまわないようにした。

 

ただただ彼が好きで、男としてもあるけれどそれ以上に生きがいとなってくれている崇高な存在だった。好きすぎてもはや宗教になっていて性別はもはや関係なかった。一切、性欲がないと言えば嘘になるが最初の頃に少しだけ抱いていたけれど今となってはもう繋がりへの興味は失っていた。

ただただ自分がつくり上げた偶像の彼を好きでいられればよかった。

 

 

バイトが終わり最寄り駅を降りて家に帰っている途中で、スマホの通知音がなった。彼のSNSが更新された。自撮りと稽古のコメントが上げられていた。

今日の日記をまだ送っていなかったことに気付き、日記用のアカウントにログインし、夜道を歩きながら、文字を打ち込んだ。

 

今日は帰りの電車で酔っ払いがずっと電車のドアを蹴っていてとても怖かった。怖かったので一旦電車を降りた。一本見送ったら遅い時間帯なので本数が少なくなっており予定より家に着くのが遅くなりそうで憂鬱だ。明日は一限から授業がある。最悪だ。

そのことを手短にまとめようと、考えながら打っていたら、誰かに背中を強く押され、体のバランスを崩した。

 

文章を考えることに集中していたので、何が起こったのかわからないまま足がもつれてそのまま転んだ。転んだ瞬間、後頭部を強く地面に打ち付けた音がした。

ごん、と鈍い音が体の中に響いて、視界がジェットコースターに乗っている時のようにぐるぐると回る。目線が定まらず気持ち悪い。頭も割れそうに痛い。痛くてさらに吐き気がする。体が動かない。

視界の端にアスファルトが入り、誰かが走り去る音が地面を伝わって聞こえてくる。ほんの数秒で音は消えた。まだ昼間の熱が冷え切らないアスファルトのにおいがしてくる。

そういえば今月、中高生の女の子と会社帰りの女性が夜道で突き飛ばされて二人とも怪我をした事件があった。親とそんな話をしたのを思い出した。

 

最悪だ。たった今最悪なできごとが更新された。

頭の痛みはどんどん強くなり、ぐるぐる回っていた視界は今や真っ暗だ。目は開けているはずなのに何も見えない。吐き気は最初の時と比べ物にならないくらいひどい。吐きたいが口を開くこともできない。

最悪だ。暗闇の中、さっきみた彼の写真が一瞬浮かび消えた。

 

 

 

きょうかえりみちでころんじゃっていたかったんだ。すこしだけけがもしてさいあくだよ。あ、でもかるいけがだからしんぱいしないでね。けいこのほうはじゅんちょうですか?きょうのよしくんのしゃしんがすっごくかっこよかったからわたしもまいにちがんばるね!いつもかっこよくてがんばっているよしくんからげんきをもらいます!ありがとう!