ちわきにくおどる

そんな気持ちにさせてくれ

【SS】ユニコーン来たりて

 

 伝説の生き物ユニコーン。額に一本の角が生えている馬でその角には毒を清める力があるという。非常に凶暴だが処女には懐くという性質がある。一角獣とも呼ばれる。

 

 長い間、ユニコーンは伝説上または想像上の生き物として語り継がれてきた。だが20年ほど前に突如、その姿を現すようになった。初めて現れたのは23年前のフィンランドの片田舎に住む26歳の女性の家の庭先であった。彼女は処女であった。

 ユニコーンは聖書や神話の通り、非常に獰猛でその女性以外の人物が近づこうとすると角や後ろ足で攻撃をしてきた。ユニコーンが攻撃をしなかったのはその女性のみで、正確な対処がわからなかった当時は5名の死傷者が出てしまった。

 当然だが、この事件は世界的に注目されることとなり、初めてユニコーンに出会った彼女は世界中から訪れる取材陣と世間の目に耐え切れず精神を病み、服毒によって自死を試みるも皮肉なことにユニコーンの角により体内の毒は浄化され命はとりとめたものの精神がまいってしまい、精神病棟で治療を受け続けている。

 

 その2年後、今度はモルディブのリゾートで住み込みで働く16歳の少女の前に別のユニコーンが現れた。彼女も処女であった。

 前回の悲劇を踏まえ、政府や諸外国が慎重に対応をしたおかげで死傷者を出すことはなかった。しかしユニコーンは相変わらず非常に獰猛で少女以外の人間が近づくことはできなかった。

 モルディブの少女は好奇心旺盛で活発な人物であったため、ユニコーンを恐れることもなく、ともに生活を送り、取材にも快く応じていたため、ユニコーンの生態に関する情報を集めることができた。

 その翌年には中国とカタールで、その次にはエクアドルとドイツとオーストラリアで、その次にはギリシャで……。と毎年どこかの国にユニコーンは現れた。科学的には何も解明されていないが動物学的にはだいぶ解明されてきた。日本にも10年前と4年前と1年前にそれぞれ、愛知・長野・福島にも出現した。

 

 ユニコーンについて今現在解明されているのは、処女の前にしか現れず最初に訪れた女性以外には懐かない。最初に訪れた女性以外で攻撃をしないのは処女だけである。彼らの寿命は23年以上である。ユニコーンが去るのは懐いた女性が死んだ時だけであり、どこへ帰るのかは不明。もちろんどこからくるのかも不明。懐いた女性とは多少のコミュニケーションが取れる。彼らの角は浄化作用があり、それはとても強力で周辺地域であれば環境汚染も改善する。彼の角は人の精神にも作用するらしくその女性の住む街や村は犯罪発生率が下がり治安も安定する統計も出ている。ユニコーンが背に乗せるのは懐いた女性のみ。空を駆け、己の意思で物体を通り抜けられる。食事と排泄はしない。水浴び等をしなくても清潔感は保たれている。体に不調が現れるのは懐いた女性が身体的あるいは精神的に不調に陥った時のみ。

彼らの目的は不明。

 

 20年前はユニコーンの生態を調べようと多くの生物学者たちは、彼らを捕らえるために苦心をしたが負傷者を増やすばかりで結局のところ観察と研究に協力的な女性に頼るのが一番効率が良い、ということに収まった。生態に関しては少しずつ明らかになってきたが彼らの目的はいまだ何もわかっていない。存在自体が超常現象なのだから、すべての謎を解き明かす頃には地球自体なくなっているかもしれない。

 

 そんな自分らに研究熱心な人間たちには目もくれず、ユニコーンたちはどういう基準で選んだのかもわからない各々が気に入った女性に夢中であった。現在ユニコーンが懐いている女性は、最年少が12歳のイギリス在住の少女、最年長は71歳のスイス在住の女性である。研究では処女の元に2~5%の確率でユニコーンは現れるらしい。年々現れる頭数は増えており、この確率は今後さらに上がるかもしれない。 

 処女と聴くと10代の少女を思い浮かべる人が多いかもしれないが、ユニコーンが一番出現するのは20代後半から40代手前の年齢層に多い。最年少は12歳だが、一番現れる可能性が低いのは10代という統計になっている。

 

 これは多くの成人を過ぎてなお性交経験のない女性たちの新たな希望となった。ユニコーンが現れると角の浄化作用により自然環境が改善され、経済発展も望めるため多くの国や自治体がユニコーンが懐いた女性に援助を申し出た。方法は団体よってそれぞれだがほとんどが生活支援だった。ユニコーンは特に世話の必要のない生き物なので周囲が想像するより生活に支障のでることは少ない。それでもユニコーンの持つ力を統治できる範囲に留めておきたい政府は金銭的支援をすることで彼女らをその地に引き留めた。

  他の市民から不満の声がでないよう個人に合わせ、良識的な金銭であったとしても人より多くもらえるものは誰だって嬉しい。それが長い間、マイナスのイメージを持たれてきたものであればなおさらである。長年のコンプレックスが肯定された、ともいえる。もちろん全員がこのような捉え方ができるわけではなく、自身が処女と世間に知られてしまうことが嫌でユニコーンの存在を隠そうという人もいるし、ユニコーンを拒否する人もいる。

 ユニコーンに見初められたからといって世間の目が変わることは少なく、20年近くたった今も成人で性交のない物は公の場ではないがやはり嘲笑の的になることもある。

 むしろユニコーンの出現が20代から30代の処女にとっては大きな悩みとなってしまった。ユニコーンが現れる可能性は決して高くない。生涯遊んでくらせるわけではないが援助によって生活に困ることはない。20年以上前ならば、己のコンプレックスを打破するために酒の勢いなどで処女を捨てることがよくあった。しかしいつか自分の元にもユニコーンが現れるかもしれない望みを抱く者にとっては己の人生を左右するものになった。

 かといってユニコーンの出現の可能性が極めて低いことから、女性の貞操観念が強くなることもなかった。少しだけ高齢喪女と呼ばれる女性の心の拠り所ができたくらいで成人女性の処女が肯定されたわけではない。

 人間の価値観とは十数年で変わるものではないのだ。

 

 

 

 

 

 と、まあ私が生まれた頃から始まったこの超常現象とは無縁の人生を歩んできた。

 生まれてから25年間、彼氏はいたこともなく告白されたこともなく告白はしたが二回とも振られ、恋愛とは無縁の人生を歩んできた。 

  二回目に振られた辺りから、夜道で変質者に遭遇し通学電車で痴漢に会い、クラスの男子に告白して振られたことを大声で話され容姿を馬鹿にされ、バイト先の社員にセクハラに近い嫌味を言われなどなど連続して非常に卑下た男たちに出会ってしまったために男性というものが苦手になってしまった。

 

 けれど性欲がないわけではなく、好みの男の子を見ると付き合いたいと思う欲望はあった。しかし学生時代に容姿を褒められるどころか見下されてきた身だったので、自分からアピールすることはなくなった。そうなるとますます男性とは疎遠となり、社会人となった今も彼氏はいない。

 

 そして約一年前、わたしは久しぶりに好きな男性ができた。

 古手川コウキくんだ。

 

 俗にいう若手俳優で、舞台を中心に活動しているため世間の知名度は低い。知っているのはわたしの周りにいる同じような若手俳優オタクの友達くらいだ。

 一目惚れではなかったが、初めて観た舞台で気になり、気になるので次の出演舞台も観に行き、その次も観に行き、イベントにも行っているうちに役者としてではなく一人の男性として好きになってしまった。

 寝ても覚めても朝から晩まで、彼のことを考えていることに気付いてからのわたしの行動は早かった。まるで今まで一度も恋人をつくるために行動していなかったエネルギーが溜まりに溜まって発揮されたようだった。

 

 まずネットで彼に関する情報を集めた。不正ログイン等をしてはいないのに彼の現住所と学生時代の友人と、よく行く飲み屋を知ることができた。

 その後は自分で調べた情報と買い集めた情報で人脈づくりに勤しみ、同じ目的を持っている他の若手俳優が好きな友達をつくりネットワークを広げた。

 

 出演している舞台全ての日程を観劇しながら、時間のある限り、ありとあらゆる手を尽くした。何度か彼がいないと知りつつも人脈のために関係者との飲み会に潜り込み、少しずつ彼と縁のある人物に近付いた。

 彼氏がいたことのないわたしが男性の気を引き続けるのは難解だった。好きではない男性に対して愛想を良くするのは、苦痛でしかなかったが精神を病まないよう割り切りひたすら来る日も来る日も連絡を取り続けた。

 

 ルール違反とわかっていても、ひたすら彼の存在を追いかけた。彼のかけらを集めて集めて集めて集めて集めてつないでまた集めて集めて形にして集めて集めて集めて集めて集めて集めて集めて、今日に至った。

 

 LINEを開いて、新しく追加されたグループトークのメンバーから一つのアカウントのホーム画面に飛ぶ。ブランド物のブーツのアイコンに「KKK」という名前のアカウント。「KKK」。「''K''OTEGAWA ''K''OU''K''I」。コウキくんのアカウント。

 

 コウキくんのLINEアカウントだ。プライベートの。

 まぁ、公式LINEアカウントはないのでオフィシャルもプライベートもないが。

 

  自分のスマホの中に大好きな人の連絡先が収まっている。

 その事実がたまらなく嬉しい。

 受験や就職が決まった時とは比べ物にならない幸せを感じる。

 

 だって、指先ひとつで大大大好きな人の元へ直接言葉を届けられるのだ。

 それがこの手の中に納まっている。

 

 やっとここまできた。

 あとは慎重に距離をつめて、いかに親しくなるかだ。

 

 彼の連絡先を手にいれた今、なんでもできる気がした。今、世界で一番幸せなのは自分だと思った。 

 

 最寄り駅について改札を出た後、わたしは人目もはばからずはしゃいで「やったーーーーー!!!」と叫びながら駅前の大通りを走った。

 500mほど走ると息が切れたので、そこから先は浮足だった足取りで歩いた。終電間際の駅前は人が少ないため、多少ふらふら歩いても人にぶつかることはない。

 住宅地に入ると、鼻歌を歌いながら歩いた。小道に入り二つ目の角を曲がると住んでいるマンションがある。

 

 スキップを踏みながら角を曲がると突然目の前が明るくなった。

 

 あまりの眩しさに立ち止まり目を細めた。

 すぐに光は弱くなり、目の前に2mくらいの何かが現れて立ちはだかった。

 徐々に目が慣れると立ちはだかっているものの正体がわかった。

 

 ユニコーンだ。

 

 それはカポカポと蹄を鳴らし、わたしに近付いて肩に顔を寄せた。

 数秒、わたしの右肩に顔をこすりつけてから首を上げると、わたしを見下ろしながら鼻を鳴らした。

 

 わたしはただ茫然とユニコーンをみつめ、18年前の事件を思い出していた。

 

 ユニコーンに懐かれた女性が、ある男性と恋に落ち結ばれた。恋人同士となり処女を失った結果、その女性は憤慨したユニコーンに角で滅多刺しにされた。

 

 わたしは右手にスマホを握りしめたまま、ユニコーンの角をただただ見ていた。

 

 

祝!投稿50本 好きな動画5選

ツイパラyoutubeチャンネルの投稿数が50本になりました。

多すぎてどれ見ればいいかわからない!となる頃かと思うので、個人的に気に入っているものを勝手に選んでおすすめします。

友達に勧める時にもこのブログを送り付ければいいようにしておくためでもあります。

 

5選であり、TOP5ではないです。順位はつけられないので。

 

はじめに記念すべき一本目の動画で自己紹介をしているので、TWiNPARADOX(通称・ツイパラ)とは何?という方は2分なんでこちらを見てください。

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 youtubeでは愉快な双子の下町お兄さんですが、本職は俳優兼バンドマンでステージの上ではめちゃめちゃかっこいいです。

 

 

 

 

①【野球ネタ】イチロー級?!伝説・背面キャッチ!!!【スゴ技】

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二人は小学生から野球を始め、高校生の時には野球部の強豪校で寮生活を送っていたので、野球がうまいです。そして野球が好きです。

なので野球に関する動画が多いです。

キャッチしたボールをうれしそうに見せながらカメラに駆けよってくる二人が、犬を連想させるので、にこにこしたい時に見ています。

うっかりぶつかっちゃった時のリアクションとか、スライディングキャッチとか、本題以外にもいいリアクションを見せてくれます。

最後に勇さん(兄)が結構遠くまで投げていますが、何mくらい投げられるのか気になった方はどのくらいの距離までならキャッチボールができるのか試しているのもあるので見てみてください。一般人からしたらバケモンです。

【野球】キャッチボールの限界に挑戦!何mまで離れてできるのか? - YouTube

 

 

 

 

②【バーチャルYoutuber】これが双子の演技力……キズナアイ面接

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初期の中ではかなり気に入ってます。キズナアイはかわいいし、わたわたする双子はかわいいし、カメラの後ろからお互いに茶々入れてるのもおもしろいです。

お題に合わせた演技をするので形容詞に対するイメージがなんとなく掴めるのも好きです。「セクシーに」と言われて、それがセクシーの表現なんだ~ほぉ~ん、となります。

すごいアホな顔をしている瞬間もあれば、キメ顔は異様に顔がいいのでコロコロ変わる表情がおもしろいです。少女漫画でよくイケメンがヒロインに「表情がころころ変わってかわいい(orおもしろい)」とか言うのがわかる気がします。一番編集が仕事をしている動画でもあるのではないでしょうか。

 

 

 

 

③魔球が投げれる!!!元・高校球児たちのウィッフィルボール対決

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①と同じ公園ですがこちらも快晴の下で遊ぶ二人はかわいいです。

動画だとわかりにくいですが、よく曲がるせいか度々デッドボールがあり乱闘しています。二人で。男兄弟ならではのやんちゃな絡み。

殴りにいって、後ろにずべしゃーーーって転ぶ要さん(弟)がかわいいです。

以前、番ボ夏祭りLIVEにて籾木さんが言っていた「冬、あの時の冬」はここからきています。双子のYoutube見てないとさっぱりだけどそこそこウケてたからお客さんもメンバーもそこそこ見ているのかもしれません。

 

 

 

④【ナイスコントロール】元・高校球児の本気のストラックアウト

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またまた野球ネタです。 

これはとにかく勇さんの投球フォームがきれいだから見てほしい。ド素人が見てもきれい。110km/h以上をいくつか投げているのもすごい。

後半の盛り上がりも良いです。あんだけ盛り上がって結果がこれというのもきれいにオチついてておもろいです。

とにかくフォームがきれいだから見て。

野球動画はチャンネルのなかでもかなり多くて野球Youtuberとコラボしたり(野球Youtuberというジャンルがあるのにびっくり)、謎の事務所パワーで元プロ野球選手の植松優友投手を呼んで打席勝負をしたりしています。

プロ野球選手と三打席勝負したらまさかの奇跡が… - YouTube

 ここ最近は延々とパワプロをやっています。おうちに遊びに行った気分になりますね。

 

 

 

 

⑤双子で全力であっちむいてほいやったらどっちが勝つの!?

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順位はつけられないと言いましたが、この動画が一番好きです。

ただ全力であっちむいてホイするだけの動画(タイトルのまま)なんですがシンプルだからこそおもしろい。というか本人たちがとにかく楽しそうで、くだらなくてウケます。元気もらいたい時に観て気分転換しています。

 

 

 

以上、ツイパラYoutubeチャンネルのお気に入り第5選でした。

5選には入りませんでしたが、

【釣り】都内釣り堀でまさかの○○が釣れた!!! - YouTube

釣りしながらちょいちょいカメラを観るのがかわいいし、記念撮影している姿もかわいくて気に入ってます。

双子が本気でお絵かき対決してみた結果w - YouTube

パワプロくんだけ異様に上手い勇さん。

手を使わずにビール一気飲みチャンレンジが過酷過ぎたw - YouTube

よく飲む!そしてコップくわえているのがかわいい~。

【パワプロ】ドラフトして最強チーム作ってみた【野球】 - YouTube

パワプロで遊び過ぎでは???と思うけど生活感ある背景がオフっぽくて好きです。おうちで遊んでいる気分になれます。

 

 

5選と言いながら11本の動画を紹介しました。

ちゃんとかっこいいところもあるのでMVを貼っておきます。

youtu.be

 

2018年11月(アメコミリーグ、くにおくん)

双子の出演作しか観ていませんでした。

時間的な余裕はあるけど、金銭的な余裕がないのでなんとかしたいですね。

来年の目標にします。

 

 

 

 

劇団アメコミリーグvol.1「アメコミリーグビギンズ」

神保町花月

 

 あらすじはHPに載っているのに役が誰一人載っていなくて、誰が何をやるんだ??と思いながら初日に行きました。

キャラクターは超能力で分身する役でした。(兄が本体、弟が分身)双子を双子以外の役として使う有効活用。

一人の人間なのに、本体と分身でしょっちゅう喧嘩していたので兄弟喧嘩のわちゃわちゃをたくさん見ることができました。分身のことを「その2!」や「パクリ!」と毎回変えていたり、後半の居酒屋のくだりを日替わりにしていて勇さんが器用でした。自由にできそうなところは積極的に変えていく。

 

アメコミのお約束とオマージュをいれつつ、アメコミになじみがない人でも笑えるネタを仕込んだコメディで見せ場のしっかりあるストーリー性の高い新喜劇といった感じでした。新喜劇見たことないですが、よしもとの芸人さんたちがメインだったのでなんとなくそんな雰囲気がありました。映像出演で宮迫さんを出したりして意外と豪華でした。

カーチェイスやバトルシーンが仮装大賞なんですが、小劇場マジックでシュールだけど臨場感のある演出でした。小道具とかセットに触れるメタネタに弱いのでケラッケラ笑ってました。カーチェイスの二窓演出が特に好きです。「あの、小窓が別のカメラワークだと思ってください」

プロフェッサーソックス(元ネタ・プロフェッサーX)の超能力がカバンに入る、だったのですが、ずっとチャックが途中までしか閉まらなくて謎の時間だったのですが(でも一番笑っていたシーン)千秋楽で二人がかりで閉まった時は謎の拍手がおきて客が優しかったです。プロフェッサーソックスの成長を見守った4日間だったのかもしれません。

 唐突にはじまるミュージカルがメロディーがちゃんとしているのに歌詞がシュールで、ダンスの出来にばらつきがあるのもさらにシュールさを醸し出していました。アフタートークで話していましたが、本番の2,3日前に突然追加されたシーンだそうです。けっこう長かったぞ?5分くらい?

劇中のセリフで刑事の瀬尾さんが言っていた「少年心を持ったままの大人が権力を持ってしまったから世間にはセクハラやパワハラが横行しているのよ!」が少し刺さりました。大人の無邪気は邪気。

アメコミ大好きな人たちがオマージュをふんだんに取り入れて、アメコミが好きな気持ちがつまった舞台でした。

 

 

 

熱血硬派くにおくん 乱闘演舞編

全労済ホール/スペースゼロ

 

 こちらは双子として双子役でした。

ファミコンの舞台化でこちらも元になったゲームが好きな人が思い入れをたくさん詰めてつくった舞台だな~と感じました。

終始コミカルで、脇のキャスト陣もアドリブでめちゃくちゃ笑わしてくるので度々、ファーーーwwwとなってしまいました。ごうだが…、ごうだが、ズルい!!!www

 

ダブルドラゴン(役の通称)がどんなポジションなのか知らなかったので、ラスボスの悪役で後半ずっと出っぱなしのアクションシーン殺陣大量で、えっ、こんなに重要な役を…!?とびっくりしてしまいました。

ずっと悪い顔でニヤニヤしていたので回想シーンの小学生はかわいく見えました。へへっ。ほぼ配信でたまに二人でふざけている時のしゃべり方でしたが。敵もボコボコにして、最終的には味方も裏切りボコボコにしているのですが、180cm超えのキャストが多いので悪役だけどぽてぽてしていて可愛らしいところがありました。まぁ双子のオタクの妄言なんですが。

 たいらだけダブルドラゴンに名前を認識されていないという冷峰のオチがあったのですが、そのあとに続くちょっといいシーンでその時の振りをたいらに拾われるやりとりがあり、その時に二人ともたいら役のれいじくんに延々とウケていて楽でやっとほほえみ程度に抑えていたのが個人的最おもしろポイントでした。客席からは横顔だから顔がわからないのですが、キャラクターをくずしていないからすごい顔をしているらしいです。気になる。

要くんが側転できるのを初めて知りました。

 

こうじ役の田中りょーせーくんやすがた役のおぬまくんのおもしろさは以前から知っていて今回も安定のおもしろさだったのですが、ごうだ役の秋沢さんの爪痕が深くてメインではない場面でもつい見てしまいました。なんかお客さんがクスクス笑ってるなーと思ってごうだを見ると大抵何かしていました。

すがたがさぶの銃をスローで避けるシーンがあるのですが、セット上にいるごうだが毎回スローで何かをしているので本来はすがたのシーンなのについごうだを見てしまっていたので演出家に途中で注意をされていました。例:スローモーションでテニスをしてインサイトのポーズ。そんな千秋楽の問題の(?)シーンでは靴を脱いで(???)座禅を組み、鎌倉の大仏のポーズで動かないことで連日観ているお客さんたちのツボをついてくるという高度なテクニックを見せてきて、ず、ズルすぎるぞ、こうだ~~~~~。文脈を知っている人は笑えるし文脈を知らなくても変なポーズをしているのでウケる。

くにお役の溝口くんはドリフェスを見ていたので、ディアドリとしては知っていたのですが初めて舞台上にいる姿を見てダンスが上手いと殺陣の足さばきがきれいだなぁと惚れ惚れしました。顔はかわいらしい部類だと思っているのですが、意外に低くて男らしい声が出るので意外性があるし、及川慎役だったことを違う作品で感じてしまいました。

アクションゲームなのでキャラクター像をつかむのが全員大変だったみたいですが、舞台版のキャラクターとして個性が強まって濃いキャラが大量発生になり、観ていて楽しかったです。モブキャラのアンサンブルまでおもしろいのなかなかないですよ。

 

 

 

11月は安西君がデビュー時から所属していた事務所を退所しフリーになるという大きな変化があったので驚きましたが、フリーになって彼のやりたいことや活動の幅が広がるようになったらいいなと思います。

写真集発売前後に舞台の初日と楽日くらいしか更新されていなかったブログが更新されまくっていて戸惑ったことがあったのですが、今となってはいろいろ準備をしている中で安定して自分の言葉を伝えられる場所があるうちに伝えたいことを残しておこうと思っていたのかなぁと思います。

 

 

2018年10月(青パ、ボルステ)

観劇自体はすごく少なかったのですがなんか色々あった月でした。

でも思い出が増えたと思えるので、残りわずかな2018年も楽しんでいこうと思います。

 

 

 

 

 

 

ミュージカル「テニスの王子様」TEAM PARTY 青学

AiiA 2.5 シアター

 

トークパート・ライブパートに分かれている構成にもすっかり慣れて、キャストの着替えとメイクが大変だなぁと思いながらも人となりを知れる機会に感謝できるようになりました。

最初にリョーマの入部から猛スピードで試合を振り返る演出に全国大会の華僑であることを感じ、10代目で決勝までいく道筋が見えて、8・9代目とつないできた3rd公演が走馬燈のように目の前で繰り広げられている光景にゾクリとしました。

またにちかと古田のリョーマの違いが入部からなぞることで見えた気がしました。

ひよこの下りは電波でしたが、ひよこのマッピングに追いかけられる手塚はかわいかったです。

 

トークパートではお題がおにぎりの具になっているというこれまた謎設定でした。

いぶくんが具を「でかい米粒」「もち」と言っていたのがおもしろかったです。炭水化物in炭水化物。

司会進行は海堂役の中島くんと菊丸役の田口くんでしたが、ギリギリつっこみができている印象で10代目のトークが全員ボケ側で自分よりボケている人にまだボケていない人がつっこむ、みたいな印象でした。にちかちゃんのトークが去年よりだいぶリラックスしていて成長したな~と思いました。

乾役の竹之内くんがお父さん感があって気になっていたのですが、本人は割とマイペース天然な気がします。朝のあいさつはテンションをあげたいから「わっしょい」だそう。(わっしょいのコーレスをしました)

エチュードコーナーでタカさん役の岩田くんが、好きな男の子から呼び出され夏休みに転校することを告げられるお題で「わたしの心は転校しない。大人になっても転勤しない。あなたからのメールも転送しない。あなたとの思い出もSNSに転載しないよ」と言っていてタイムリーすぎて笑ってしまいました。

 

ライブパートはお馴染み(?)ジャズアレンジ。だいたいジャズかポップスにアレンジされている気がする。あと立海で見せた、ラケット投げ渡し。あれ、すごいかっこよかったから青学でも見られてうれしかったです。ヘビーレインが傘の小道具で雨に唄えばみたいになってました。

 

お見送りハイタッチは両手の人と片手の人がいて、右手を出したりしまったり、右手だけエアハイタッチしたりしていました。リョーマがめちゃくちゃクールな眼差しをしていてにちか「さん」になっていて成長期を感じました。

 

 

 

 

RE:VOLVER

シアター1010

 

少年漫画のわくわく感を楽しめる、観終わった後むしょーに殺陣がやりたくなる舞台でした。かっこいい、とにかくかっこいい!あとノアの箱舟

 

荒廃した近未来・城塞都市のスラムで生きる少年たちが国家権力に反旗を翻す物語です。

キャラクターたちの名前が読みにくくて(例・聖木:スズキ)、あらすじでは四苦八苦でしたが発音は普通の苗字になるので聴覚で感じると楽でした。

吉谷さんは好きな演出家の一人でもあるのですが、現在と回想シーンの交錯が複雑で2回目で理解できるシーンとかもあるので今回はオリジナル脚本でしたのでそこが不安でしたが、子供の頃と現在で衣装を一部変えたり、役者たちの演じ分けがきっちりしていたりで一回で理解できてよかったです。頭がよろしくないので…。

キャラクターも一人一人の得意な能力も長所も生い立ちも革命を志す目的も個性があって、全員の魅力がそれぞれの見せ場でドーン!と披露されるので観劇後にはみんな好きになってしまいました。推し以外で一番輝いていたのは、みんなのママ・イズミ役のタイソンさんです。メインキャラじゃなくてすいません。でも、キャラクターたちに焦点を当てるとストーリー全体が重くなってしまうのでママのようなコメディ担当がいると肩の抜きどころができてメリハリが生まれて他のシーンが活きてくると思うんですよね。リサイタルのシーンは楽しい。動線が気にならない客降りは純粋に楽しい。

 

安西くん演じる阿羅木(以下アラキ)は植田くん演じる主人公・スズキの兄貴分としてかつてクーデターを起こしたが失敗。その時に死んだと思われたが記憶を失くし、帝国軍人として姿を現す(本当は忘れた振りをしている)、という役でした。

カリスマ性のあるクールな役が久しぶりだったのですが、発声からしてオーラがあってずいぶん大人の演技ができるようになったんだなぁと感じました。動きや表情の変化が少ないからか声で魅せているようでした。なんというか、こう、背骨や体の中枢部にスッと入ってくる声で台詞が耳で聞いているというより直接体の中に入って広がって脳に届く、みたいな感じでした。最後の城塞が崩れたシーンでしたっけ?瞬きせずに前方を観続ける演技もアラキの人間味を感じさせない部分を見せられた気がしました。

日替わりのアドリブはなにを言っているのかよくわからなくて安西くんらしかったです。ボケを二重三重に入れるからもはやよくわからなくなってくるやつです。本人曰く、るひまおじさんたちの影響らしいです。

 

各キャラがかっこよかったので、スピンオフが出てもいいと思います。

あと漫画・アニメ・ゲームを舞台にするのが今の主流ですが、ボルステに関しては続編が無理ならスピンオフのコミカラズかOVAにしてくれ!と思いました。

オリジナル脚本で二次元の楽しさを感じるのは初めてでした。

舞台の高揚感と漫画やアニメで感じる高揚感ってちょっと違うんですよね。なにが違うのかと言われたら説明できませんが、和洋中のおいしさってそれぞれ違うじゃないですか。そんな感じ。

 

 

 

10月の第3週の土日がいろんなものが被りすぎていて、金と分身さえできれば行きたかったものが実際に行けたものの倍はありました。特にドリフェス武道館LIVEは行ってみたかった…。

なんで何もない週は土日ともないのに、被る時は土日ともハシゴしても足りないことが起こってしまうのでしょうか。

 

 

リリースイベントの話

一生に一度あるかないかだと思うので、日記にしておこうと思います。

ビビりなので怒られたら消します。

 個人のリアリティエンタメ長文ポエムなのでレポを期待している人は読んでも何も得られません。マジで何を言ったか一文も載せてません。ご期待に添えないと思います。

なぜブログにしようと思ったのかというと、人って考えたこととかどう感じたとかってすぐに忘れるんですよね。一週間前のことなのにもう忘れつつあるし。この時の気持ちを忘れてしまうのは寂しいし、思い出しか残らないので整理のためにも書いておこうと思っただけです。

ここはわたしの日記なので。それだけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

リリイベ最終日の2日前に女で燃えました。燃えたと言っていいのかな、これ。火力が弱い気がするけど、わかりやすくするために「燃えた」という言葉を使っておきます。

 

こんなアイコンをしているけどリアコではなく。俳優としてアーティストとして好き、なので女の一人二人いると仮定しながら通い続けていたので、やっぱいたのか位の気持ちでしたが、燃やされたのが衝撃的でというか燃えたのが衝撃した。

推すか決める時に、割と人間性を判断するので色々見た上で信頼しても燃える時は燃えるんだな~と思いました。推そ!となるまでに約一年かかっているので…。

決めたのは自分なので見る目がないというならおっしゃる通りでございます。

ステージ上で光るものがあって、パフォーマンスで魅了してくれる人が好きなので第一にそこで惹かれないと推そうか迷わないため、いい仕事をした上で、仕事に対する熱意や信念や目標にも惹かれて応援したい!売れてほしい!と思って推すことを決めています。

なので強がりでもなんでもなくて、「彼女いるよな~」くらいにしか思わなくて。

 

それでも10/20のリリイベまでの2日間はあまり寝られませんでした。

リアコじゃなくてもこんななのに本当に好きだった人は相当傷ついたろうなと思います。本当に好きで好きで好きな人の気持ちは受け止めてもらいたいです。わたしはパフォーマンスで惚れてるので、極端に倫理に反してなければよいですし、仕事で人間的に尊敬できるならよいと思っています。

彼女がいることをばれないようにするのも仕事の内と言われれば、それも一理あるなと今回思いました。割と人の意見に流されやすいのでこの考えはまた変わるかもしれませんが。ここはリリイベ最後の挨拶で彼が使った言葉を聞いて思ったことです。うわ、「彼」って呼び方めちゃ違和感。

 

リアコでもないくせになぜ眠れなかったというとやはり接触のあるイベントでしたし、9/22から続けてきたリリイベの最終日でもあったからです。

燃えたのも初めてですし、接触の多い現場が続いていたのも初めてでこれだけ会話をしたことある人は初めてだったので常に全てが探り探りで、この状況にどう対応していいかわかりませんでした。公式のツイッターアカウントからイベントの連絡があっただけで二人とも個人のアカウントでは一切ツイートがないままだったので、状況が何も見えずとにかく不安でした。どんな対応で会いに行けばいいのか迷いました。

彼のパフォーマンスと仕事の目標に関して惹かれているので、プライベートに関することで降りることはなくこれからも応援したい気持ちは変わらなかったので、本人が何も言わないので当日は自分もスルーして普段通り振る舞っていこうと決めて向かいました。

 

 でも嫌なことがあるとすぐに顔に出てしまうし、演技も下手で、上手く動揺が隠せるとは思えないし、というか眠りが浅くて気持ち悪いし、イベント屋外で立ちっぱだけど大丈夫かな、てか表情にでなくても口唇ヘルペスできてるからストレス受けてるのモロバレだよな、声震えるかもな、てか今どんな顔してるのかな、とイベントを行く決意は早くに固めて、振る舞い方も決めたのに動揺は収まりませんでした。

燃えたwウケるwwwと笑っている自分、まぁしょうがないっしょと諦めている自分、今こそしっかり応援する意思を伝えなければ!と決意を固めている自分、しっかりしてる人だと思ってたんだけどなと落胆する自分、外野は黙ってろとキレている自分、パフォーマンスをあまり見ていない人達に変な印象がついてしまったと悔しがる自分がいて、感情が定まらず思考が四方八方に飛び散っている感覚でした。

今思うと、これがリアコでもないくせに動揺しまくっていた原因だと思います。

 

そんなこんなで大宮へ着きました。

公開リハの少し前に会場について、ステージ横の受付でCD購入の申込書を書いたのですが、店頭の在庫がないため後日店頭受取か配送になる。特典券を増刷中なので9枚以上買う方は待ってほしいと言われました。

売上減るのかな…と思っていたのですが、双子のオタクたちは逆に燃えるタイプだったみたいです。リリイベ最終日も相まってのことかもしれませんが。

 

いつもだった迷わず上手(かみて)側を選ぶのですが、この日は自分が変な顔をしてるだろうから目の届く範囲にいたくないなと思ってセンターにいました。移動するしそんなに広くないから無意味ですが。

会場によって変わるのですが、今回は公開リハでした。

個人のSNS更新が2日間なかっただけで久しぶりに見た気がしました。この日はいい感じにウェーブがかかっていて「今日の髪型、いい感じに決まっててかっこいいな」とステージに来た瞬間思いました。そうなんです。わたしにとって世界一かっこいい男なんですよね。

 

リハの前に彼の口から出た最初の言葉は今回の騒動への謝罪でした。

木曜日からこの日までずっとそしらぬ振りをしていつも通りの笑顔で会いに行こうとしていた決意はこの瞬間に消えました。認めちゃうんだな~とは思いましたが終わってから考えると、率直に謝ることでこちらもフォローがいれやすくなったし伝えたい言葉も言いやすくなったのでこれはこれでよかったと思います。

彼がこれからの仕事に対して、応援してくれている人に対して、同じ目標に向かっている仲間に対して数ある選択肢の中から選んで決断したことが今日のこの瞬間なんだな、と感じました。全文伏せてるので行っていない人にはなんのこっちゃですが。

 

彼が数ある対応の中から自分の言葉でイベントで謝罪をすることを選んだように、わたしもいくつかの選択肢の中からリリイベに行き、いつもと同じように応援することを選んだし、その結果感情がぐちゃぐちゃになっても行かないという選択肢は選べませんでした。いやリアコではないからそこまでは思い詰めてないけど。ただ対応がわからなかっただけだけど。リアコではないくせに何が嫌だったかというと純粋に楽しめないのがストレスだったし、いつもの音楽を心から楽しんでいる姿を見られないのが残念でした。

途中で質問箱に寄せられた質問に二人が答えるトークコーナーがあるのですが、複数入っていたかもしれないけど火曜日か水曜日あたり入れた「(一番印象に残っていることまたは)リリイベの思い出を教えてください」という質問が採用されて嬉しかったのですが入れた時は純粋にリリイベの集大成的なものを聞きたかったのでそれが炎上に全て上書きされてしまったのが悔しかったです。いやー、ほんと、純粋な思い出を聞きたかった!

 

 今まで見てきたような、音楽が楽しくて眩しい笑顔で歌う姿は見られませんでしたが、歌詞の言葉ひとつひとつに想いをこめて丁寧にファンや関係者の気持ちを受け止めるように歌う姿は彼が今できることを精一杯努めているようでアーティストとしてかっこよかったです。

自分のパフォーマンスで目の前にいるお客さんを楽しませることも、言葉だけでは伝えられない思いを歌で表現できるのも彼を応援したい!と思った由縁であったことを思い出しました。

 

推しとオタクの関係性は、ステージ上のパフォーマンスで魅了してそれを客席で受け取る以上の関係はないと思っているので、最良のものを届けてくれるならこれからも応援し続けますし、こういう関係は推しとオタクにしか築けないものなので彼にとってはただの一人のオタクで十分だと思っています。個人として認識されることもなく、ファンとして十把一絡げでも、個人では結べない関係性ができるのはオタクの特権なのでその思い出さえ大事にできれば十分です。

 

 

あとリリイベで個人として好きだけど改めて双子で仕事をしているのが好きだな~と兄の振る舞いを見て 思いました。

曲出しは弟が担当しているのですがこの日は兄がほとんど担当し、トークコーナーのお題を選ぶのもさりげなく替わったり、冗談を交えながらみんなが気にしていることを弁明したり、弟をかばうわけではなく突き放すわけでもなく家族というより仕事のパートナーとしてフォローを入れ、機転を利かせた対応をしていて本っっっ当に兄がいてよかったと思います。配信などパーソナルな空間ではチャラい軽口が多くなるのでたまに不安になることもあるのですが、公の場で兄として頼もしい姿を見て、わたしもいざという時は妹を守れる姉になりたいと思いました。兄弟のいる人たち、双子を見ていると自分の兄弟を大切にしよ!ってなりません?わたしは楽しそうな二人を見ていると度々なります。

 

 

 

 

 20日にいろんな事情で来られなかった人もたくさんいると思います。最初に書きましたがイベントが気になってこれを読んだ人には、本当に知りたいことは何ひとつ書かれていないので何も伝わらないと思います。一人のオタクが心境をただひたすら綴っただけなので。

何が言いたいのかわからん、という人がほとんどだと思いますが言いたいことはないです。ただリリイベに行って思ったことを連ねただけ。

 

自分は物理的にも日程的にも行けたので、リリイベに行ったし、これからも応援することを選んだのは自分なのでいろいろ思うところもある人はいるでしょうが、推しとオタクの関係で得られるものを大切にしていきたいなと思っている次第です。

 

特典会の握手の時に、返してくれた言葉が嬉しくて「今この言葉を受け取ってどう思ったのかこの瞬間に伝えなくてはいけない!」と思ったので、人生で初めて嬉しいと思った瞬間に「嬉しい!」と口から言葉を発しました。脳直とはこのこと。ファンに対して言うありふれた言葉だけど嬉しいと思った時に「嬉しい!」だけ言って去れるのが推しとオタク特有のおもしろ関係なので、これからもこの関係を楽しんでいきたいと思います。

また思い出がひとつ増えました。

 

 

 

2018年9月(テニミュ)

おもに予算的に9月は全国氷帝公演のみの観劇になってしまいました。

7月に一度書いてしまったので、繰り返しになりますので読み飛ばしてください。

 

 

 

ミュージカル「テニスの王子様」全国大会 青学VS氷帝

 

7月に観た時と特に印象は変わらずでした。好きなところは好きだし、う~ん…てところはそのままでした。ヘビレはたぶん振りさえ違っていればよかったのだと思います。

比嘉の日替わりはレベルが高くて凱旋になってパワーアップしていてというかこなれ感がすごいです。千秋楽のS3をすべて米を炊くことで表現しきった知念田仁志ペア、すごい。

対する氷帝の日替わりは千秋楽が優しくてエモみ極まりました。「どいてろジロー」のS1を、自分の三年間を跡部に託すね!と言った慈郎ちゃんの笑顔がまぶしくてジローちゃんてこんなにまっすぐでかわいいキャラクターだったんだなと思いました。ベンチで唯一遊べるキャラだからちょこまかしていて、つい見てしまいました。

滝さんの跡部をバリカンから守る日替わりも、応援団(客)とグルになってリョーマを言いくるめていて、氷帝の生徒たちは一緒に跡部を守ることができてとても嬉しかったんじゃないかなと思います。まぁ演出で坊主の跡部は出てきてしまうのですが。

 

千秋楽最後のあいさつで2年前に関東氷帝の稽古でカーテンコールをバウと呼んでいることを知らなくて樺地のソロだと思ってみんなで間違えて笑った話をしてくれたのがおもしろかったし、そんな時もあったんだねと思い出深くなりました。

ドリライ17のシーズンで泣いていたけれど、あいさつではやりきった!という満面の

笑みであいさつをする三浦くんを見て、こちらまで晴れやかな気持ちになりました。千秋楽おめでとうございます。

 

手塚役の青木くんはもっともっと上手くなるだろうし、何よりにちかくんの成長がすごいのできっと次公演で10代目全体が底上げしてくると思います。乾のお父さん感が気になっているところです。

 

 

 

 

 

9月はあとは配信で最遊記歌劇異聞を観てました。

他シリーズを観ていないのでなんとも言えませんが、どんなに長くなっても全作描き切ってやるぞ、という気概を感じました。

前半がひたすらギャグパートで原作読んでなくても絶対こんなシーンないよね!?というギャグパートが続いていて、これ転結するのか!?と思っていたら最終試験の雪山でとつぜんみんなで力を合わせて胸熱展開になって納得してしまいました。

十分にみかしゅんさんの中性的美は知っていたのですが、キャバ嬢になった瞬間そこらへんの女よりかわいくてびっくりしました。あの方本当不思議ですよね。

 

 

今月は舞台よりも、安西くんの写真集発売イベントがあったり、ツイパラのワンマンライブがあったり、ツイパラのリリースイベントがあったりで接触イベントの方が多い月になってしまいました。

 

安西くんはテニスで知って、ずっと舞台は観てきたのですが職を変えるまでなぜかイベントの時に仕事になるので5年見てきて初めての接触でした。

一番に伝えたいことはいつも素敵な舞台を届けてくれることへの感謝だったので、結局手紙と同じような固い言葉でお礼を言っただけでしたが、直接お礼が言えるのは嬉しいものですね。自分の言葉で声で届けられるのはありがたいことです。

そしてなんだか本人の方も久しぶりのイベントだったからかびっくりするほど連日ブログを更新してくれてました。いやこんなにアメブロが更新され続けた月ある!?異例のできごとでは!?貴重な月でした。

 

ツイパラの方は今まで通ってきた現場に比べると接触のオンパレードで、ツイパラとの接触をしていなければ、初めての安西くんとの接触はもっとテンパって失敗に終わっていたかもしれません。彼らのおかげで自分の3人前まで来たら頭の中で言うことを文章化してまとめてから話すと頭が真っ白になる確率が減ることを学びました。

 

5thワンマンライブでは武道館に行くことを目標に掲げてくれたのが嬉しかったです。

推しがこうなりたい!これやりたい!と目標を伝えてくれてオタクがその夢を応援するのが推しとオタクだけが築ける関係だと思っているので、夢や目標を伝えてくれるとますます好きになってしまうし推し甲斐がありますよね。

 

 

 

舞台上でがんばっている姿、輝いている姿を見せてくれることにオタクは感謝しているし、劇場・現場に足を運んでくれることに向こうは「いつもありがとう」と好意として受けとってくれる。ファンやオタクはちっぽけな存在だけど、そういう関係を大切にしていきたいな、と改めて接触接触また接触の日々を通して思いました。

 

最後、観劇感想でもなんでもないポエムになりました。

 

 

 

 

 

オートフィクションーきみの片鱗を探すー

告知がない。

それだけで生きる意味を失いかける。

いや推しは生きてるし、まだ事務所に所属しているから仕事はある。

でも告知がない。

それだけで生きる目標を失う。

 

ツイッターを開いてタイムラインをさかのぼる。

推しの新しいツイートはない。

 

 

最後の現場から3か月。あれから推しの次の仕事情報が入ってこない。もともとSNSの更新頻度は低く、舞台の稽古から本番までの間くらいしかない。あとは仲のいい役者仲間のSNSに映り込むくらい。たまになにかの撮影があれば待ち時間に撮った自撮りをあげてくれる。それくらい。

ツイッターを始める前に開設されたブログはスタッフの告知しか記事がないし、ツイッターの後に始めたインスタはスタッフが撮影のオフショットを載せてくれるしかない。たまに本人が実家の猫をストーリーにあげてくれる。実家埼玉だもんね。

 

なにもすることがない休日が訪れる度に虚無を感じてしまうので最近はもう休日も働いていたいと思う。働いて金を貯めたい。なにも予定のない休日に向けて出勤する平日も目標がなくて虚無を感じてしまうが。

 

現場がないので久しぶりにオタクではない友達と遊ぶことができた。こちらが毎回断ってしまうのに、それでも会ってくれるので感謝だ。半年ぶりくらいに興行収入上位の洋画を観て、ショッピングを純粋に楽しみ、カフェでとりとめもない話をした。普通の休日を過ごせた。

それでも洋画を観ている時に推しが好きだと言っていたハリウッドスターを見て彼のことを思い出すし、ショッピング中にメンズ服を見て推しの好きなブランドの新作をチェックしてしまうし、カフェはずいぶん前に推しが友達と一緒に行ったお店が近かったのでさりげなく選んで、さりげなく同じカフェオレを注文した。

 

現場がないのでチケットが死ぬほどはけないオタクの友達に招待されて舞台を観に行ったりもした。初めて観るのに驚くほどつまらなくて、暗転の度に寝そうになった。観劇後その友達と居酒屋で延々と舞台の悪口を言い合った。

推しは出ていないけれど、共演した俳優が出てくる度に推しのことを思い出した。推しが出た今まで一番つまらなかった舞台のことも思い出した。ほんとうにつまらなかったけど、衣装の出来だけは素晴らしかったことを思い出した。あの衣装はほんとうに似合っていた。帰り道にカメラロールをさかのぼって久しぶりにその時の衣装での自撮りを見た。

 

会社の人と推しとお父さん以外の男の人と会話をしていなかったので街コンに行った。隠すのもめんどうなのでプロフィールの趣味欄に舞台鑑賞と推しの名前を書いた。一人だけ趣味について質問をしてくれた男がいたので一番有名な原作付きの舞台に○○役で出ていたと説明をしたら、その舞台に関するネットスラングを返された。そのスラングはどちらかというとクオリティを卑下するものでわたしは嫌いだったので「まぁそんなネタもありますね」と苛立ちを隠して返事をしたつもりだったが予想外に盛り上がらない反応に相手は難色を示し、空気が少し重くなったままグループチェンジになった。

男性陣が入れ替わる度に推しの顔を思い出した。整った顔立ちをしていると改めて思った。今日だけで十数人の男性と会ったが彼の足元にもおよばない容姿の人しかいなかった。まず骨格の造りから違い過ぎる。当然といえば当然だが。

 

珍しくわたしが暇なので、友達が合コンにも誘ってくれた。こちらも断り続けていたので誘ってくれることに驚いた。人生で3回目か4回目の合コンだった。事前に了承を得て、好きな俳優がいる話をした。話題を振られたら答えたが、振られない限り趣味の話はに控えた。すると自分でも驚くほど話す話題がなかった。ここ数か月は推しの仕事がないので何にも興味を持てず、会社と家の往復で虚無感を感じてすぐに寝てしまうので何も話せることがなかった。推しの仕事があったらあったで、その話しか話すことがないので趣味が合わない人にとって結局は同じことなのだが。

最初に自分の趣味を説明した後、推しのことを思い出してしまい適当な相槌を返しながら頭の片隅で推しのことを思いながら2時間半ビールとハイボールを飲み続けた。合コン終わりにグループラインに招待されたが、個人から声がかかることはなかった。

 

推しはいないが興味のある舞台にも行けた。現場がある時は推し以外の舞台に行けることが少なくなるので、自分の好みの作品をたくさん観ることができた。ここ数か月の間で唯一、趣味を楽しめる時間となった。

以前、推し目当てにいった舞台と同じ劇場に行くと彼と彼の出演した舞台を思い出してしまうが。

数日後、事務所の先輩が出ていたとかで推しも同じ舞台を観に来ていた。先輩がその日観劇に来てくれた仲間や先輩後輩との集合写真に後方のセンターで写っていた。推し本人から観劇したという投稿はなかった。それでも久しぶりに姿を確認できたので、かろうじて生きる活力が湧いた。

 

今週末はなにも予定がない。久しぶりに推しの出演作のDVDでも見返して過ごそうかと思う。

 

一番更新頻度が高いツイッターを開く。

タイムラインをさかのぼる。

推しのツイートはない。

推しのホームに飛ぶ。タップする。

推しの新しい投稿はない。

3か月前の舞台の千秋楽翌日に投稿した舞台終幕の報告とお礼のツイートが最新の投稿だ。

 

今、彼はなにをしているのだろう。

オーディション?レッスン?ボイトレ?ワークショップ?バイト?実家で猫と遊んでる?飲み会?クラブ?合コン?女とデート?女と旅行?

考えたくもないし、普段考えないようにしているはずのことまで考えてしまう。

 

3か月間、今日まで何も告知がないということはあと数か月は舞台等の仕事はない。イベント系の仕事なら一か月後の告知になることはあるが、ここ一年、バースデーイベント以外そういった類のことを事務所は企画していない。あきらかにイベント系の仕事をするような俳優としての旬は過ぎているし、売り方の方向性も違う。

他担の友達には来年頭まで仕事が決まっている子もいる。まさかこのまま年内はなにも仕事がないまま終わってしまうのではないだろうか。このあと仕事はあるだろうか。芸能活動を続けてくれるのだろうか。

考えたくないことを考えてしまう。

 

ベットに寝転んだまま、スマホのロックを開く。ツイッターアプリを立ち上げる。

推しのホームをタップ。投稿はない。