ちわきにくおどる

そんな気持ちにさせてくれ

オートフィクション~早朝のパウダールーム~

 

車内アナウンスの到着案内で目覚め、早朝のバスターミナルに降りる。

先ほどまで夜行バスの座席で寝ていた寝ぼけまなこで運転手さんからキャリーを受け取る。約30m先にあるラウンジまで歩き出す。少し冬の名残を含んだ空気が肌をなでていく。冷たい空気のおかげでだんだんと頭が覚醒していくのを感じる。

 

朝の空気は新鮮だ。例え都会の排気ガスがまん延した駐車場のど真ん中でも澄んでいるように感じる。一日の始まりだからだろうか。

まだ活動している人が少ない駅周辺はとても静かだ。でも同じバスに乗ってきた人は同じようにラウンジを目指して一緒に歩いているし、出勤であろう人もいるし、部活向かうのか予備校に向かうのか学生もちらほらいるし、レジャーに出掛ける雰囲気の人もいる。静かだけれど、遠くから人々が身支度をしている音が聞こえる。朝にしか聞けない静寂の中に混ざる雑音が好きだ。

そんな静寂の中の雑音にキャリーケースを引きずる音を加えながらラウンジに着いた。

 

パウダールームを借りる申込みをして、一緒にコテを借り、タイマーをもらう。

朝の混雑時には30分しか使用できないためカウンターでタイマーのスイッチを押された瞬間に戦いのコングが鳴る。

鏡前を選んでキャリーからメイクセットを取り出し、洗面台で顔を洗う。普段なら半分寝ながら行うため動作は緩慢だがこういう時は迅速に動ける。なにせあと25分でメイクとヘアセットを行わなければならないのだ。歯を磨いている間に肌に美容液を染みこませ、再び鏡前に戻る。椅子に座りコンセントにコードを刺してコテを温める。前髪をピンで軽く止めて化粧をしていく。平日には時間短縮のためにやらないコントゥアリングを施し小顔を目指す。アイメイクはいつも無難なブラウンを選んでしまうのでたまには違うカラーメイクを試してみたくなるが失敗が怖いのでやはり今日もいつも通りの現場用メイクにした。というか必要最低限のものしか持ってきていないので、アイシャドウはブラウンしかない。違うメイクは友達と遊ぶ時などに試せばいいのだ。普段より時間は少ないけれど、普段よりていねいに目蓋にグラデーションをつくり、普段よりていねいにアイラインを引いて目ぢからがつくようにし、普段よりていねいにマスカラでまつげを伸ばしていく。平日では滅多につくらない涙袋も描いていく。コテが十分に温まってきた頃合いになったので髪のセットに作業を移行する。ミックス巻きをして顔周りの髪を少し残し、ハーフアップにまとめた。ヘアメイクを予約する時もあるが今月は2度目の遠征なので今回はなしにした。前髪に慎重にカールをつける。一番印象が決まりやすい箇所なので前髪をセットする時はいつだって真剣勝負だ。ここで今までのメイクが無駄になることもある。人から見たらそれほど変わらないと思うが自分の理想の前髪にならないと全てのバランスが崩れてとんでもなくブスに見えてしまう。出掛けたくなくなることもあるし、一から全てやりなおしたくなることもある。今日はきちんと思い通りのカールがついた。程よく丸みを描いた毛先が眉の位置できれいに並んでいる。なかなかに良い。崩したくない部分にケープをかけて形状維持を施す。最後にヌーディ―ピンクのティントリップを塗る。タイマーを見ると【0:22:36】。好タイムだ。

 

「量産型になりたくないんだよね」荷物をまとめていると準備が終わり集中力が切れたのか、隣の女の子が友達にそう話しかけている声が耳に入ってきた。顔を動かさないように視線だけで、ちらりと声のした方を見る。ブルーの入った黒髪にワンレンショートカットの女の子が赤いマットリップを塗っていた。そのメイクはそれはそれである種のカテゴリに属している量産型のような気もしたが、確かに彼女のようなファッションの子はわたしがよく行く場所では少ない。

ふと手を止めてパウダールームを見渡す。10人前後の女子たちが思い思いの服装で思い思いのメイクをして思い思いの理想とする自分をつくり上げていた。

自分の好みのファッションでも相手の好みのファッションでも、なりたい姿になるためにせっせといろんな道具を使って自身を造形してしていく女の子たちがけなげで可愛らしくて愛しくなった。

 

一瞬止めた手を再び動かし、残り時間で荷物をキャリーケースに詰め込むと、最後に鏡で全身を確認してパウダールームを出た。

 

 

オートフィクション~認識の距離~

 

「それは現実じゃないよ」

 

は?いやいやいやいや。何言ってんの。確かに起こったことだって。だって現に、わたしは全公演観に行って、毎公演手紙で感想を伝えていて、そしたら向こうが舞台後のイベントで『毎日手紙書くの大変だったよね。ありがとう』って言ってくれたんだよ。幻聴ではないし、わたし個人に面と向かって言ってくれたんだよ。わたしも推しも正気だよ。正気ではないけど。

 

「そのファンサービスはすごいけど、あくまでファンとしてでしょ」

 

ファンサ以外に何があんの?ただわたしはファンとして推しにしたいことを好き勝手にやって一方的に手紙を送り続けて、こんなの読む暇ないだろうな、あったとしても疲れて一刻も早く休みたいだろうし時間を取らせてしまって申し訳ないな、でも毎公演伝えたいことはあるから手紙は書きたいしファンなんだからそれくらい自由にさせてくれたっていいじゃん!読まれなくたっていいし!嘘!せっかく書いたんだから流し読みでもいいから目を通してほしい、内容なんて一瞬で忘れたって構わない、とにかくあなたのことを一生懸命追っている人間が一人いることを伝えたい、でもそんな自己顕示欲に付き合わせてしまうのは申し訳ないからなるべく手短にまとめるようにするよ、そしてほんの一瞬でも応援している気持ちが届いて励みになることを願ってる!でも疲れてたら読まないでいいよ!と解答のない自問自答を繰り返しながら自己満で送りつづけた手紙というのを理解した上で出しつづけたんだよ。推しに認められたいわけではなくただただ自分が満足するためだけに手紙を書いたことはわかってるし。その上で彼はわたしに声をかけてくれたことがうれしかったんだよ。

 

「いやー、気持ちはわかるけど、もう普通の男の人とか興味ないでしょ」

 

『気持ちはわかる』なんてよく言えますね。ほんとにわかってんの?わたしのこと、いい年して芸能人に恋してる、身の丈に合った恋愛ができないバカ女だと思ってるでしょ。普通の男、って何?あんたたちの彼氏のことか。まぁ普通の男だよ、芸能人ではないし。てゆーかいつから普通の男の話に変わった?今か。わたしはこの前あった、推しとのウルトラハッピーな思い出について話しただけでこれは恋バナではないんですけど。ただのうれしい思い出を話しただけ。気持ちがわかるなら、なんで普通の男に興味があるかないかに話がつながるん?別に羨ましがってほしいわけじゃなくて、いやちょっとはあるけど、すごいねー、とかよかったじゃーん、とかできる推しだねーとかで終わらせればいいじゃん。何?フツウノオトコノヒトトカキョウミナイデショ、って。

 

「楽しいのはいいと思うんだけどさ。でもあんまり顔のいい人たちばっかり見てると普通の人とか好きになれないでしょ」

 

はぁ、まぁ、彼は一般男性に比べたら顔立ちは整っていますが、それだけじゃなくて仕事熱心で今話したようにファン想いなところが好きだし尊敬しているから応援しているのであって、特に付き合いたいとかそういう願望はほとんどないですね。まぁそんなことを言ってもあなたたちには伝わらないと思うのできちんと説明したことはありませんが。好きイコール恋人になりたいという結びつきではなくただただ好きだから、芸能界で成功してほしいという願望が強いということもあるんだけど、でも世間一般的に好きといったら彼女になりたいと捉えられしまうんですよね。はいはい。なんでわかっていたのにこんな話しちゃったんだろ。すごくうれしかったから聞いてもらえるならたくさんの人に聞いてもらいたいって欲がでちゃったからか。だってすげーーーうれしかったんだもん!

 

「理想も高くなっちゃうしさ」

 

いや、もう、ほんとにうれしかった。だってこっちが自己満で送りつづけた迷惑極まりない手紙なのに気遣いの言葉をかけてくれた上にしっかりわたしが送った手紙だと一通一通、認識されていたわけで!しかもわたしが書いたということを認識してくれていたわけで!!通い詰めた努力が報われた!!とあの瞬間は思った。通っていれば自然と認知してくれるだろう無理矢理覚えさせるのではなく常に現場にいることで覚えてもらえたことがどんなにうれしいか。『毎日手紙書くの大変だったよね。』まではすこし眉が下がり気味だったのに『ありがとう』をくしゃりとした笑顔で言ってくれたのがどんなにうれしかったことか!たとえ毎日送られてきた手紙に辟易としていたとしても建前でお礼が言える気配り!えらい!すごい!さすが推し!そういうところが好きになったんだよね~。『毎日手紙書くの大変だったよね。ありがとう』。ん~、ほんと好き!最高!

 

「ますます彼氏できる機会逃しちゃうでしょ」

 

いや~~~…好き…だわ。うん。好き。めちゃくちゃいいやつ。最高の推し。みんなに同じ対応をしているだろうけど、ちゃんと一人一人のファンを大切にしているところがすごい。芸能人としてファンとの接し方が好みすぎる。本当にあれはうれしかった。ファンをしていてよかった。彼のオタクでよかった。は~~~最高だよ。最高の男だよ。何度思い出しても幸せに浸れる。わたしの番が来て、目があった瞬間に「あ!」って目が少し大きくなって、わたしが『今日は楽しかったです。先日の舞台も超楽しかったです!』って言ったら『毎日手紙書くの大変だったよね。ありがとう』って返してくれて。こんなこと言われるなんて予想外で、びっくりして何も言えなくなっちゃって。今の言葉のお礼を言わなくちゃ!!!と思ったから『こちらこそありがとうです!』と精一杯返したけど、もっと上手い言い方なんていくらでもあったのにな~~~。って、あの日から毎日のように記憶を再生し続けているけど全然飽きないし思い出す度に幸せになれる。オタクやっててよかった!!やば。話聞いてなかった。気付いたら本格的に彼氏の話になってた。

 

「楽しいことは悪いことじゃないけどさ、それは現実じゃないじゃん」

 

なんでこの話しちゃったんだろ。いろんな人に自慢したいほどうれしかったのもあるけど、さすがに人を選ぶから、中学生の時にジャニオタだった子なら理解があるかと思って話ちゃったんだろうね。でも今や彼氏もいるしすっかりジャニーズから離れてしまったよね。そうだよね。昔追ってたと言っても中学生だからせいぜいテレビ番組を観たり雑誌を買う程度でライブにも行けなかったもんね。その年ならよくある趣味のひとつだよね。ライブに行くこともなかったから、今のわたしのような直接会話できて、しかも相手が一個人として認識してくれるなんて全然違う界隈だよ。全然違う感覚だよね。たぶん彼女の中では中学生の時に担当に恋していたような気持ちを今のわたしが抱いている感覚なんだろうな。少し違うよ。たぶん伝わらないだろうけど、わたしがファンだから特別に接してくれているのをわかった上でお金を払っているからこういう対応をしてくれることをわかった上で、浮かれているんだよ。芸能人とそのファンの関係だからこそできるごっこ遊びをしているんだよ。それ以上踏み込もうと思わないし、この関係が互いに一番いい利益を生むんだよ。その意識を保っているよ、って言えばいいのかな。伝わるのかな。いや伝わったとしてもなんやかんや結びつけて彼女はわたしをガチ恋に仕立て上げるんだろうな。喜びを共有できると思ったのにな。勝手に期待してたのがばかみたいだな。大事な友だちに勝手に期待して勝手に失望して勝手に距離を置こうとしているなんて最低だな。でも距離を感じているのはお互いさまかな。さっきからずっと否定しか言わないし。さびしいな。

 

「だから、ほどほどにね」

 

「うん。そうだね。あはは」

 

2018年12月(四天宝寺公演、る戦)

今日中に書き上げるので、さくっといきます。

 

 

ミュージカル テニスの王子様  青学vs四天宝寺公演

日本青年館ホール

 

3rd不動峰公演ぶりの青年館ホールでの本公演で空夢さんの橘さんを再び見られるのが嬉しかったです。

二翼で猛獣のオーラに新曲がついて、今まで頼もしいお兄さんだった橘さんが猛々しい印象になっていました。

セグウェイに乗る泥棒…

桜乃ちゃんを客に演じてもらう新しい方法。

 

エクスタシーが残るか気になってたのですが、無事残りましたね!エクスタシーにはクラシックバレエのヴァリエーションみたいになってほしいです。(?)

そして難易度が上がっていて、ダンスの手数が増えた上にテンポも複雑になっており、それなのに歌が安定している上に高音まできれいで、華やかさのあるエクスタシーでした。曲は変わらず、進化したエクスタシーが見られるので割とここで満足しました。この後も進化すると思うと白石役の増子くん、すごい子ですね。

 

D2のラブルス新曲もピンクピンクピンクしていて、かわいさを前面に押し出したラブルスで楽しかったです。

メガネをかけた小春の動きが壊れたおもちゃみたいなやばい動き方でした。

客席を見て「べっぴんさん、べっぴんさん、ひとつ飛ばして…お母さん!?」がおもしろかった。

 

S2もほぼ変更なしで、岩田くんが最後まで怪我なく演じきれるよう願います。がんばれ…

阿久津を演じている川上くんしか知らないので、他の舞台で絶賛されてるのが気になるくらいヤンキーオーラありますよね。

 

D1の財前のポーチはシリアスにいくんだな、と思いました。零式サーブのゾクゾク感も変わらずありました。

 

S1の一球勝負がプロジェクションマッピングの技術進歩を見せる演出になっていて、異空間がアトラクションでした。

 

目立った新しい演出は少なかったけど、四天宝寺公演はやっぱり楽しいと思える公演でした。

よく亡霊という言葉がありますが、芸達者な子ばかりで小石川も加わり新しい四天もお客さんを楽しさで虜にできるチームになりそうで3rdは3rdとして好きになると思います。

謙也役だったサキマサトがオサムちゃんとして戻ってきたのは驚いたけれど、引きずる気持ちはなくて、2ndが好きだけどそれはそれ、これはこれ、で好きになれてよかったです。

 

 

 

 

 

歳がくれ・るYO  明治座大合戦祭(る戦)

明治座

 

安西くんが出演しなかったのは寂しかったけど、年末はるひまを見たいのでW座長の二人とも好きなので行きました。

休憩でお土産を買ったり、団子食べたり、さなちゃんプロデュースのアップルカイ(パイ)を食べたり、るーちゃんと触れ合ったりして明治座を堪能できました。

 

全体的にあっさりした印象でした。特に二幕。

佐奈ちゃんが演じる武田信玄が最初は綺麗事しか言わないので後半に何かくるだろうな〜、それは叶わないんだろうな〜と構えながら見ていたせいかもしれません。死人も少なく、演出もあっさりめでした。

 

昨年、発見された田中涼星の万能性が発揮されてました。モノマネとネタの合わせ技がおもろ。田原俊彦のごり押し。

 

恒例エチュードはさなちゃんがお悩み相談を担当でした。

一番受けたのが「人気がもっとほしい」に「刀剣乱舞っていう舞台にでる」と答えてたことです。さなぴ、刀に出ていないのにすぐ出てくる辺りがすごい。

 

いいとこの長男として理想論を口にする顔の整った武将と生まれた時から片目片足を醜悪として蔑まされてきた軍師が対になるのかな、と思いましたが(実際そうだと思います)、兄の影武者として死んだ武田繁信、兄と思ったことはないと本人に言いながらも最期に口にしたのは「兄上」だった山本光幸という形は違えど兄を思っていた弟たちの姿が自分にとっては一番響きました。

特に本人に対して「兄と思ったことはない」と言っていた光幸が死ぬ間際に「兄上」と口にしたことを勘助は知らないと思うと切なくなりました。伝えてあげたい…。

 

W座長の一人、内藤さんは相変わらずの歌の上手さで3曲?くらい歌ってくれて贅沢だなあと思いながら聴かせてもらいました。勘助は卑屈だけど嫌いにはなれない人でした。だからこそ報われてほしかったし、もっとたくさんの人に好かれてほしかった…。

もう一人の座長、佐奈ちゃん。いつも笑顔でかわいいから許してしまいたくなるのはそのままだけど、諏訪氏を斬る覚悟の早さと芯の強さの二面性を当て書きで信玄として書いたのがよかったです。

 

二部のショーはいつも通りでした。

中村さんのラップ「俺だけラケット持ったことねえ」が尖っていました。ミステリーこと杉江がわけわからないオーラ出していて怖かったです。

加藤さんのいるグループはショートコントをやる縛りになっているみたいでコントの入りで直子(加藤さん)がずっと「いいことないから死ぬ〜〜〜〜〜」と駄々こねてるのがシュールすぎて笑い死ぬかと思いました。やばすぎてなかなか誰もいかないので永遠に笑わされてました。

トノケラの自己紹介のちゃらんぽらん王子で難易度高い飲みコールみたいな自己紹介したシモヅマ(大藪)が振り切れすぎててやばかったです。パリピのテンション怖い。

 

最後はドリフのバババンババンバンバンで締めて、観劇納めしました。

 

 

 

 

2018年の演劇大賞を送るなら「舞台野球〜飛行機雲のホームラン〜」です。

今年見た中でぶっちぎりで素晴らしかったです。

今年は観劇を抑えていたので、あまり比べるものがないので平等にかけるので、来年はもう少し推し関係なく観たいものを観られるようにしたいと思います。

 

来年も楽しい舞台にたくさん出会えるといいですね。

では良い年末を。

祝!投稿50本 好きな動画5選

ツイパラyoutubeチャンネルの投稿数が50本になりました。

多すぎてどれ見ればいいかわからない!となる頃かと思うので、個人的に気に入っているものを勝手に選んでおすすめします。

友達に勧める時にもこのブログを送り付ければいいようにしておくためでもあります。

 

5選であり、TOP5ではないです。順位はつけられないので。

 

はじめに記念すべき一本目の動画で自己紹介をしているので、TWiNPARADOX(通称・ツイパラ)とは何?という方は2分なんでこちらを見てください。

youtu.be

 

 youtubeでは愉快な双子の下町お兄さんですが、本職は俳優兼バンドマンでステージの上ではめちゃめちゃかっこいいです。

 

 

 

 

①【野球ネタ】イチロー級?!伝説・背面キャッチ!!!【スゴ技】

youtu.be

 

 

二人は小学生から野球を始め、高校生の時には野球部の強豪校で寮生活を送っていたので、野球がうまいです。そして野球が好きです。

なので野球に関する動画が多いです。

キャッチしたボールをうれしそうに見せながらカメラに駆けよってくる二人が、犬を連想させるので、にこにこしたい時に見ています。

うっかりぶつかっちゃった時のリアクションとか、スライディングキャッチとか、本題以外にもいいリアクションを見せてくれます。

最後に勇さん(兄)が結構遠くまで投げていますが、何mくらい投げられるのか気になった方はどのくらいの距離までならキャッチボールができるのか試しているのもあるので見てみてください。一般人からしたらバケモンです。

【野球】キャッチボールの限界に挑戦!何mまで離れてできるのか? - YouTube

 

 

 

 

②【バーチャルYoutuber】これが双子の演技力……キズナアイ面接

youtu.be

 

初期の中ではかなり気に入ってます。キズナアイはかわいいし、わたわたする双子はかわいいし、カメラの後ろからお互いに茶々入れてるのもおもしろいです。

お題に合わせた演技をするので形容詞に対するイメージがなんとなく掴めるのも好きです。「セクシーに」と言われて、それがセクシーの表現なんだ~ほぉ~ん、となります。

すごいアホな顔をしている瞬間もあれば、キメ顔は異様に顔がいいのでコロコロ変わる表情がおもしろいです。少女漫画でよくイケメンがヒロインに「表情がころころ変わってかわいい(orおもしろい)」とか言うのがわかる気がします。一番編集が仕事をしている動画でもあるのではないでしょうか。

 

 

 

 

③魔球が投げれる!!!元・高校球児たちのウィッフィルボール対決

youtu.be

 

①と同じ公園ですがこちらも快晴の下で遊ぶ二人はかわいいです。

動画だとわかりにくいですが、よく曲がるせいか度々デッドボールがあり乱闘しています。二人で。男兄弟ならではのやんちゃな絡み。

殴りにいって、後ろにずべしゃーーーって転ぶ要さん(弟)がかわいいです。

以前、番ボ夏祭りLIVEにて籾木さんが言っていた「冬、あの時の冬」はここからきています。双子のYoutube見てないとさっぱりだけどそこそこウケてたからお客さんもメンバーもそこそこ見ているのかもしれません。

 

 

 

④【ナイスコントロール】元・高校球児の本気のストラックアウト

youtu.be

 

またまた野球ネタです。 

これはとにかく勇さんの投球フォームがきれいだから見てほしい。ド素人が見てもきれい。110km/h以上をいくつか投げているのもすごい。

後半の盛り上がりも良いです。あんだけ盛り上がって結果がこれというのもきれいにオチついてておもろいです。

とにかくフォームがきれいだから見て。

野球動画はチャンネルのなかでもかなり多くて野球Youtuberとコラボしたり(野球Youtuberというジャンルがあるのにびっくり)、謎の事務所パワーで元プロ野球選手の植松優友投手を呼んで打席勝負をしたりしています。

プロ野球選手と三打席勝負したらまさかの奇跡が… - YouTube

 ここ最近は延々とパワプロをやっています。おうちに遊びに行った気分になりますね。

 

 

 

 

⑤双子で全力であっちむいてほいやったらどっちが勝つの!?

youtu.be

 

順位はつけられないと言いましたが、この動画が一番好きです。

ただ全力であっちむいてホイするだけの動画(タイトルのまま)なんですがシンプルだからこそおもしろい。というか本人たちがとにかく楽しそうで、くだらなくてウケます。元気もらいたい時に観て気分転換しています。

 

 

 

以上、ツイパラYoutubeチャンネルのお気に入り第5選でした。

5選には入りませんでしたが、

【釣り】都内釣り堀でまさかの○○が釣れた!!! - YouTube

釣りしながらちょいちょいカメラを観るのがかわいいし、記念撮影している姿もかわいくて気に入ってます。

双子が本気でお絵かき対決してみた結果w - YouTube

パワプロくんだけ異様に上手い勇さん。

手を使わずにビール一気飲みチャンレンジが過酷過ぎたw - YouTube

よく飲む!そしてコップくわえているのがかわいい~。

【パワプロ】ドラフトして最強チーム作ってみた【野球】 - YouTube

パワプロで遊び過ぎでは???と思うけど生活感ある背景がオフっぽくて好きです。おうちで遊んでいる気分になれます。

 

 

5選と言いながら11本の動画を紹介しました。

ちゃんとかっこいいところもあるのでMVを貼っておきます。

youtu.be

 

2018年11月(アメコミリーグ、くにおくん)

双子の出演作しか観ていませんでした。

時間的な余裕はあるけど、金銭的な余裕がないのでなんとかしたいですね。

来年の目標にします。

 

 

 

 

劇団アメコミリーグvol.1「アメコミリーグビギンズ」

神保町花月

 

 あらすじはHPに載っているのに役が誰一人載っていなくて、誰が何をやるんだ??と思いながら初日に行きました。

キャラクターは超能力で分身する役でした。(兄が本体、弟が分身)双子を双子以外の役として使う有効活用。

一人の人間なのに、本体と分身でしょっちゅう喧嘩していたので兄弟喧嘩のわちゃわちゃをたくさん見ることができました。分身のことを「その2!」や「パクリ!」と毎回変えていたり、後半の居酒屋のくだりを日替わりにしていて勇さんが器用でした。自由にできそうなところは積極的に変えていく。

 

アメコミのお約束とオマージュをいれつつ、アメコミになじみがない人でも笑えるネタを仕込んだコメディで見せ場のしっかりあるストーリー性の高い新喜劇といった感じでした。新喜劇見たことないですが、よしもとの芸人さんたちがメインだったのでなんとなくそんな雰囲気がありました。映像出演で宮迫さんを出したりして意外と豪華でした。

カーチェイスやバトルシーンが仮装大賞なんですが、小劇場マジックでシュールだけど臨場感のある演出でした。小道具とかセットに触れるメタネタに弱いのでケラッケラ笑ってました。カーチェイスの二窓演出が特に好きです。「あの、小窓が別のカメラワークだと思ってください」

プロフェッサーソックス(元ネタ・プロフェッサーX)の超能力がカバンに入る、だったのですが、ずっとチャックが途中までしか閉まらなくて謎の時間だったのですが(でも一番笑っていたシーン)千秋楽で二人がかりで閉まった時は謎の拍手がおきて客が優しかったです。プロフェッサーソックスの成長を見守った4日間だったのかもしれません。

 唐突にはじまるミュージカルがメロディーがちゃんとしているのに歌詞がシュールで、ダンスの出来にばらつきがあるのもさらにシュールさを醸し出していました。アフタートークで話していましたが、本番の2,3日前に突然追加されたシーンだそうです。けっこう長かったぞ?5分くらい?

劇中のセリフで刑事の瀬尾さんが言っていた「少年心を持ったままの大人が権力を持ってしまったから世間にはセクハラやパワハラが横行しているのよ!」が少し刺さりました。大人の無邪気は邪気。

アメコミ大好きな人たちがオマージュをふんだんに取り入れて、アメコミが好きな気持ちがつまった舞台でした。

 

 

 

熱血硬派くにおくん 乱闘演舞編

全労済ホール/スペースゼロ

 

 こちらは双子として双子役でした。

ファミコンの舞台化でこちらも元になったゲームが好きな人が思い入れをたくさん詰めてつくった舞台だな~と感じました。

終始コミカルで、脇のキャスト陣もアドリブでめちゃくちゃ笑わしてくるので度々、ファーーーwwwとなってしまいました。ごうだが…、ごうだが、ズルい!!!www

 

ダブルドラゴン(役の通称)がどんなポジションなのか知らなかったので、ラスボスの悪役で後半ずっと出っぱなしのアクションシーン殺陣大量で、えっ、こんなに重要な役を…!?とびっくりしてしまいました。

ずっと悪い顔でニヤニヤしていたので回想シーンの小学生はかわいく見えました。へへっ。ほぼ配信でたまに二人でふざけている時のしゃべり方でしたが。敵もボコボコにして、最終的には味方も裏切りボコボコにしているのですが、180cm超えのキャストが多いので悪役だけどぽてぽてしていて可愛らしいところがありました。まぁ双子のオタクの妄言なんですが。

 たいらだけダブルドラゴンに名前を認識されていないという冷峰のオチがあったのですが、そのあとに続くちょっといいシーンでその時の振りをたいらに拾われるやりとりがあり、その時に二人ともたいら役のれいじくんに延々とウケていて楽でやっとほほえみ程度に抑えていたのが個人的最おもしろポイントでした。客席からは横顔だから顔がわからないのですが、キャラクターをくずしていないからすごい顔をしているらしいです。気になる。

要くんが側転できるのを初めて知りました。

 

こうじ役の田中りょーせーくんやすがた役のおぬまくんのおもしろさは以前から知っていて今回も安定のおもしろさだったのですが、ごうだ役の秋沢さんの爪痕が深くてメインではない場面でもつい見てしまいました。なんかお客さんがクスクス笑ってるなーと思ってごうだを見ると大抵何かしていました。

すがたがさぶの銃をスローで避けるシーンがあるのですが、セット上にいるごうだが毎回スローで何かをしているので本来はすがたのシーンなのについごうだを見てしまっていたので演出家に途中で注意をされていました。例:スローモーションでテニスをしてインサイトのポーズ。そんな千秋楽の問題の(?)シーンでは靴を脱いで(???)座禅を組み、鎌倉の大仏のポーズで動かないことで連日観ているお客さんたちのツボをついてくるという高度なテクニックを見せてきて、ず、ズルすぎるぞ、こうだ~~~~~。文脈を知っている人は笑えるし文脈を知らなくても変なポーズをしているのでウケる。

くにお役の溝口くんはドリフェスを見ていたので、ディアドリとしては知っていたのですが初めて舞台上にいる姿を見てダンスが上手いと殺陣の足さばきがきれいだなぁと惚れ惚れしました。顔はかわいらしい部類だと思っているのですが、意外に低くて男らしい声が出るので意外性があるし、及川慎役だったことを違う作品で感じてしまいました。

アクションゲームなのでキャラクター像をつかむのが全員大変だったみたいですが、舞台版のキャラクターとして個性が強まって濃いキャラが大量発生になり、観ていて楽しかったです。モブキャラのアンサンブルまでおもしろいのなかなかないですよ。

 

 

 

11月は安西君がデビュー時から所属していた事務所を退所しフリーになるという大きな変化があったので驚きましたが、フリーになって彼のやりたいことや活動の幅が広がるようになったらいいなと思います。

写真集発売前後に舞台の初日と楽日くらいしか更新されていなかったブログが更新されまくっていて戸惑ったことがあったのですが、今となってはいろいろ準備をしている中で安定して自分の言葉を伝えられる場所があるうちに伝えたいことを残しておこうと思っていたのかなぁと思います。

 

 

2018年10月(青パ、ボルステ)

観劇自体はすごく少なかったのですがなんか色々あった月でした。

でも思い出が増えたと思えるので、残りわずかな2018年も楽しんでいこうと思います。

 

 

 

 

 

 

ミュージカル「テニスの王子様」TEAM PARTY 青学

AiiA 2.5 シアター

 

トークパート・ライブパートに分かれている構成にもすっかり慣れて、キャストの着替えとメイクが大変だなぁと思いながらも人となりを知れる機会に感謝できるようになりました。

最初にリョーマの入部から猛スピードで試合を振り返る演出に全国大会の華僑であることを感じ、10代目で決勝までいく道筋が見えて、8・9代目とつないできた3rd公演が走馬燈のように目の前で繰り広げられている光景にゾクリとしました。

またにちかと古田のリョーマの違いが入部からなぞることで見えた気がしました。

ひよこの下りは電波でしたが、ひよこのマッピングに追いかけられる手塚はかわいかったです。

 

トークパートではお題がおにぎりの具になっているというこれまた謎設定でした。

いぶくんが具を「でかい米粒」「もち」と言っていたのがおもしろかったです。炭水化物in炭水化物。

司会進行は海堂役の中島くんと菊丸役の田口くんでしたが、ギリギリつっこみができている印象で10代目のトークが全員ボケ側で自分よりボケている人にまだボケていない人がつっこむ、みたいな印象でした。にちかちゃんのトークが去年よりだいぶリラックスしていて成長したな~と思いました。

乾役の竹之内くんがお父さん感があって気になっていたのですが、本人は割とマイペース天然な気がします。朝のあいさつはテンションをあげたいから「わっしょい」だそう。(わっしょいのコーレスをしました)

エチュードコーナーでタカさん役の岩田くんが、好きな男の子から呼び出され夏休みに転校することを告げられるお題で「わたしの心は転校しない。大人になっても転勤しない。あなたからのメールも転送しない。あなたとの思い出もSNSに転載しないよ」と言っていてタイムリーすぎて笑ってしまいました。

 

ライブパートはお馴染み(?)ジャズアレンジ。だいたいジャズかポップスにアレンジされている気がする。あと立海で見せた、ラケット投げ渡し。あれ、すごいかっこよかったから青学でも見られてうれしかったです。ヘビーレインが傘の小道具で雨に唄えばみたいになってました。

 

お見送りハイタッチは両手の人と片手の人がいて、右手を出したりしまったり、右手だけエアハイタッチしたりしていました。リョーマがめちゃくちゃクールな眼差しをしていてにちか「さん」になっていて成長期を感じました。

 

 

 

 

RE:VOLVER

シアター1010

 

少年漫画のわくわく感を楽しめる、観終わった後むしょーに殺陣がやりたくなる舞台でした。かっこいい、とにかくかっこいい!あとノアの箱舟

 

荒廃した近未来・城塞都市のスラムで生きる少年たちが国家権力に反旗を翻す物語です。

キャラクターたちの名前が読みにくくて(例・聖木:スズキ)、あらすじでは四苦八苦でしたが発音は普通の苗字になるので聴覚で感じると楽でした。

吉谷さんは好きな演出家の一人でもあるのですが、現在と回想シーンの交錯が複雑で2回目で理解できるシーンとかもあるので今回はオリジナル脚本でしたのでそこが不安でしたが、子供の頃と現在で衣装を一部変えたり、役者たちの演じ分けがきっちりしていたりで一回で理解できてよかったです。頭がよろしくないので…。

キャラクターも一人一人の得意な能力も長所も生い立ちも革命を志す目的も個性があって、全員の魅力がそれぞれの見せ場でドーン!と披露されるので観劇後にはみんな好きになってしまいました。推し以外で一番輝いていたのは、みんなのママ・イズミ役のタイソンさんです。メインキャラじゃなくてすいません。でも、キャラクターたちに焦点を当てるとストーリー全体が重くなってしまうのでママのようなコメディ担当がいると肩の抜きどころができてメリハリが生まれて他のシーンが活きてくると思うんですよね。リサイタルのシーンは楽しい。動線が気にならない客降りは純粋に楽しい。

 

安西くん演じる阿羅木(以下アラキ)は植田くん演じる主人公・スズキの兄貴分としてかつてクーデターを起こしたが失敗。その時に死んだと思われたが記憶を失くし、帝国軍人として姿を現す(本当は忘れた振りをしている)、という役でした。

カリスマ性のあるクールな役が久しぶりだったのですが、発声からしてオーラがあってずいぶん大人の演技ができるようになったんだなぁと感じました。動きや表情の変化が少ないからか声で魅せているようでした。なんというか、こう、背骨や体の中枢部にスッと入ってくる声で台詞が耳で聞いているというより直接体の中に入って広がって脳に届く、みたいな感じでした。最後の城塞が崩れたシーンでしたっけ?瞬きせずに前方を観続ける演技もアラキの人間味を感じさせない部分を見せられた気がしました。

日替わりのアドリブはなにを言っているのかよくわからなくて安西くんらしかったです。ボケを二重三重に入れるからもはやよくわからなくなってくるやつです。本人曰く、るひまおじさんたちの影響らしいです。

 

各キャラがかっこよかったので、スピンオフが出てもいいと思います。

あと漫画・アニメ・ゲームを舞台にするのが今の主流ですが、ボルステに関しては続編が無理ならスピンオフのコミカラズかOVAにしてくれ!と思いました。

オリジナル脚本で二次元の楽しさを感じるのは初めてでした。

舞台の高揚感と漫画やアニメで感じる高揚感ってちょっと違うんですよね。なにが違うのかと言われたら説明できませんが、和洋中のおいしさってそれぞれ違うじゃないですか。そんな感じ。

 

 

 

10月の第3週の土日がいろんなものが被りすぎていて、金と分身さえできれば行きたかったものが実際に行けたものの倍はありました。特にドリフェス武道館LIVEは行ってみたかった…。

なんで何もない週は土日ともないのに、被る時は土日ともハシゴしても足りないことが起こってしまうのでしょうか。

 

 

リリースイベントの話

一生に一度あるかないかだと思うので、日記にしておこうと思います。

ビビりなので怒られたら消します。

 個人のリアリティエンタメ長文ポエムなのでレポを期待している人は読んでも何も得られません。マジで何を言ったか一文も載せてません。ご期待に添えないと思います。

なぜブログにしようと思ったのかというと、人って考えたこととかどう感じたとかってすぐに忘れるんですよね。一週間前のことなのにもう忘れつつあるし。この時の気持ちを忘れてしまうのは寂しいし、思い出しか残らないので整理のためにも書いておこうと思っただけです。

ここはわたしの日記なので。それだけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

リリイベ最終日の2日前に女で燃えました。燃えたと言っていいのかな、これ。火力が弱い気がするけど、わかりやすくするために「燃えた」という言葉を使っておきます。

 

こんなアイコンをしているけどリアコではなく。俳優としてアーティストとして好き、なので女の一人二人いると仮定しながら通い続けていたので、やっぱいたのか位の気持ちでしたが、燃やされたのが衝撃的でというか燃えたのが衝撃した。

推すか決める時に、割と人間性を判断するので色々見た上で信頼しても燃える時は燃えるんだな~と思いました。推そ!となるまでに約一年かかっているので…。

決めたのは自分なので見る目がないというならおっしゃる通りでございます。

ステージ上で光るものがあって、パフォーマンスで魅了してくれる人が好きなので第一にそこで惹かれないと推そうか迷わないため、いい仕事をした上で、仕事に対する熱意や信念や目標にも惹かれて応援したい!売れてほしい!と思って推すことを決めています。

なので強がりでもなんでもなくて、「彼女いるよな~」くらいにしか思わなくて。

 

それでも10/20のリリイベまでの2日間はあまり寝られませんでした。

リアコじゃなくてもこんななのに本当に好きだった人は相当傷ついたろうなと思います。本当に好きで好きで好きな人の気持ちは受け止めてもらいたいです。わたしはパフォーマンスで惚れてるので、極端に倫理に反してなければよいですし、仕事で人間的に尊敬できるならよいと思っています。

彼女がいることをばれないようにするのも仕事の内と言われれば、それも一理あるなと今回思いました。割と人の意見に流されやすいのでこの考えはまた変わるかもしれませんが。ここはリリイベ最後の挨拶で彼が使った言葉を聞いて思ったことです。うわ、「彼」って呼び方めちゃ違和感。

 

リアコでもないくせになぜ眠れなかったというとやはり接触のあるイベントでしたし、9/22から続けてきたリリイベの最終日でもあったからです。

燃えたのも初めてですし、接触の多い現場が続いていたのも初めてでこれだけ会話をしたことある人は初めてだったので常に全てが探り探りで、この状況にどう対応していいかわかりませんでした。公式のツイッターアカウントからイベントの連絡があっただけで二人とも個人のアカウントでは一切ツイートがないままだったので、状況が何も見えずとにかく不安でした。どんな対応で会いに行けばいいのか迷いました。

彼のパフォーマンスと仕事の目標に関して惹かれているので、プライベートに関することで降りることはなくこれからも応援したい気持ちは変わらなかったので、本人が何も言わないので当日は自分もスルーして普段通り振る舞っていこうと決めて向かいました。

 

 でも嫌なことがあるとすぐに顔に出てしまうし、演技も下手で、上手く動揺が隠せるとは思えないし、というか眠りが浅くて気持ち悪いし、イベント屋外で立ちっぱだけど大丈夫かな、てか表情にでなくても口唇ヘルペスできてるからストレス受けてるのモロバレだよな、声震えるかもな、てか今どんな顔してるのかな、とイベントを行く決意は早くに固めて、振る舞い方も決めたのに動揺は収まりませんでした。

燃えたwウケるwwwと笑っている自分、まぁしょうがないっしょと諦めている自分、今こそしっかり応援する意思を伝えなければ!と決意を固めている自分、しっかりしてる人だと思ってたんだけどなと落胆する自分、外野は黙ってろとキレている自分、パフォーマンスをあまり見ていない人達に変な印象がついてしまったと悔しがる自分がいて、感情が定まらず思考が四方八方に飛び散っている感覚でした。

今思うと、これがリアコでもないくせに動揺しまくっていた原因だと思います。

 

そんなこんなで大宮へ着きました。

公開リハの少し前に会場について、ステージ横の受付でCD購入の申込書を書いたのですが、店頭の在庫がないため後日店頭受取か配送になる。特典券を増刷中なので9枚以上買う方は待ってほしいと言われました。

売上減るのかな…と思っていたのですが、双子のオタクたちは逆に燃えるタイプだったみたいです。リリイベ最終日も相まってのことかもしれませんが。

 

いつもだった迷わず上手(かみて)側を選ぶのですが、この日は自分が変な顔をしてるだろうから目の届く範囲にいたくないなと思ってセンターにいました。移動するしそんなに広くないから無意味ですが。

会場によって変わるのですが、今回は公開リハでした。

個人のSNS更新が2日間なかっただけで久しぶりに見た気がしました。この日はいい感じにウェーブがかかっていて「今日の髪型、いい感じに決まっててかっこいいな」とステージに来た瞬間思いました。そうなんです。わたしにとって世界一かっこいい男なんですよね。

 

リハの前に彼の口から出た最初の言葉は今回の騒動への謝罪でした。

木曜日からこの日までずっとそしらぬ振りをしていつも通りの笑顔で会いに行こうとしていた決意はこの瞬間に消えました。認めちゃうんだな~とは思いましたが終わってから考えると、率直に謝ることでこちらもフォローがいれやすくなったし伝えたい言葉も言いやすくなったのでこれはこれでよかったと思います。

彼がこれからの仕事に対して、応援してくれている人に対して、同じ目標に向かっている仲間に対して数ある選択肢の中から選んで決断したことが今日のこの瞬間なんだな、と感じました。全文伏せてるので行っていない人にはなんのこっちゃですが。

 

彼が数ある対応の中から自分の言葉でイベントで謝罪をすることを選んだように、わたしもいくつかの選択肢の中からリリイベに行き、いつもと同じように応援することを選んだし、その結果感情がぐちゃぐちゃになっても行かないという選択肢は選べませんでした。いやリアコではないからそこまでは思い詰めてないけど。ただ対応がわからなかっただけだけど。リアコではないくせに何が嫌だったかというと純粋に楽しめないのがストレスだったし、いつもの音楽を心から楽しんでいる姿を見られないのが残念でした。

途中で質問箱に寄せられた質問に二人が答えるトークコーナーがあるのですが、複数入っていたかもしれないけど火曜日か水曜日あたり入れた「(一番印象に残っていることまたは)リリイベの思い出を教えてください」という質問が採用されて嬉しかったのですが入れた時は純粋にリリイベの集大成的なものを聞きたかったのでそれが炎上に全て上書きされてしまったのが悔しかったです。いやー、ほんと、純粋な思い出を聞きたかった!

 

 今まで見てきたような、音楽が楽しくて眩しい笑顔で歌う姿は見られませんでしたが、歌詞の言葉ひとつひとつに想いをこめて丁寧にファンや関係者の気持ちを受け止めるように歌う姿は彼が今できることを精一杯努めているようでアーティストとしてかっこよかったです。

自分のパフォーマンスで目の前にいるお客さんを楽しませることも、言葉だけでは伝えられない思いを歌で表現できるのも彼を応援したい!と思った由縁であったことを思い出しました。

 

推しとオタクの関係性は、ステージ上のパフォーマンスで魅了してそれを客席で受け取る以上の関係はないと思っているので、最良のものを届けてくれるならこれからも応援し続けますし、こういう関係は推しとオタクにしか築けないものなので彼にとってはただの一人のオタクで十分だと思っています。個人として認識されることもなく、ファンとして十把一絡げでも、個人では結べない関係性ができるのはオタクの特権なのでその思い出さえ大事にできれば十分です。

 

 

あとリリイベで個人として好きだけど改めて双子で仕事をしているのが好きだな~と兄の振る舞いを見て 思いました。

曲出しは弟が担当しているのですがこの日は兄がほとんど担当し、トークコーナーのお題を選ぶのもさりげなく替わったり、冗談を交えながらみんなが気にしていることを弁明したり、弟をかばうわけではなく突き放すわけでもなく家族というより仕事のパートナーとしてフォローを入れ、機転を利かせた対応をしていて本っっっ当に兄がいてよかったと思います。配信などパーソナルな空間ではチャラい軽口が多くなるのでたまに不安になることもあるのですが、公の場で兄として頼もしい姿を見て、わたしもいざという時は妹を守れる姉になりたいと思いました。兄弟のいる人たち、双子を見ていると自分の兄弟を大切にしよ!ってなりません?わたしは楽しそうな二人を見ていると度々なります。

 

 

 

 

 20日にいろんな事情で来られなかった人もたくさんいると思います。最初に書きましたがイベントが気になってこれを読んだ人には、本当に知りたいことは何ひとつ書かれていないので何も伝わらないと思います。一人のオタクが心境をただひたすら綴っただけなので。

何が言いたいのかわからん、という人がほとんどだと思いますが言いたいことはないです。ただリリイベに行って思ったことを連ねただけ。

 

自分は物理的にも日程的にも行けたので、リリイベに行ったし、これからも応援することを選んだのは自分なのでいろいろ思うところもある人はいるでしょうが、推しとオタクの関係で得られるものを大切にしていきたいなと思っている次第です。

 

特典会の握手の時に、返してくれた言葉が嬉しくて「今この言葉を受け取ってどう思ったのかこの瞬間に伝えなくてはいけない!」と思ったので、人生で初めて嬉しいと思った瞬間に「嬉しい!」と口から言葉を発しました。脳直とはこのこと。ファンに対して言うありふれた言葉だけど嬉しいと思った時に「嬉しい!」だけ言って去れるのが推しとオタク特有のおもしろ関係なので、これからもこの関係を楽しんでいきたいと思います。

また思い出がひとつ増えました。