ちわきにくおどる

そんな気持ちにさせてくれ

ブログの説明

このブログは舞台を観に行った個人の感想が中心のブログです。

たまに自分語りもあります。

 

たまに「オートフィクション」という題の記事がありますが、ちょっと悲しかったこととか嬉しかったこと、落ち込んだことを消化させるために9割方嘘でSSにしています。本当のことは悲しかった、嬉しかったという感情だけなので信じないでください。

 

2018年現在、推しとしている俳優は2.5人います。

観に行っている舞台が偏っていますし名前も出しているので読めばわかると思います。なぜ.5なのかというと双子の片方が本命ですが二人で売れてほしいので可能な限り別々に仕事をしていても観に行くからです。

 

無理をしない、赤字を出さない、を目標にしているので推しとは言いつつもゆるいです。

 

つたない文章ですが、観に行った舞台の良さが伝われば嬉しいです。

2020年2月まとめ

リリイベがあり、3rdが終わり、一人舞台も上演され嬉しい悲鳴をあげながら大忙しの2月でしたが突如最終週で新型ウイルスに現場を奪われ情緒が乱れた月でもありました。

 

 

 

ミュージカル テニスの王子様 全国大会 青学vs立海 後編

 

テニス(テニミュ)って楽しいじゃん!

原作は何年も前に完結し(※テニスの王子様)、ミュージカルも3rd seasonを迎え、公演内容がわかっているにも関わらず楽しめるのは一重に原作とロングラン公演の相性のよさだと思います。1st seasonから現行の仕組みが確立されましたがリョーマの記憶を取り戻すために今までの試合を再現する構成が、そのまま公演を観続けてきた自身の思い出とリンクし盛り上がるんですよね。

その結末を知っているからこそ、シーズンを通して通いたくなるのだと思います。

 

既存曲が多くて新鮮味が少ない印象でしたが、それでもS1は泣く。

五感を奪われたリョーマが苦しんでもがいてテニスをしながらも、テニスを楽しむことを忘れなかったからこそ天衣無縫にたどりつく姿に感動し、対照的に勝利にこだわり苦しみながらもテニスを続けてきた幸村が悔しさをにじませた時に感情移入し泣いてしまいました。いつものことだけどどっちも勝ってほしいよね。どっちが勝っても祝いたい。

立石くんの幸村ですが、楽曲の印象もあるためか先代の魔王よりも「神の子」という印象でした。圧倒的強さで君臨しているというより、人とは違う立ち位置でテニスができる人。顔の美しさもあってか天上人のような強さでした。立石くんの幸村はIG6課が作画しているような、人間らしさが薄いキャラクターとしてとにかくかっこよかったです。天衣無縫後の感情表現が控えめに見えたところもありますが、彼の幸村像としてマッチしていたと思います。立海も好きだけど幸村くんが負けることに傷ついたのは初めてかもしれません。

ちょっと話それますが、立海が負けた瞬間、胸のマークを握りしめて涙をこらえながら天を仰ぐ前田赤也が最高で最高になりました。

全立S1はとにかく感情が忙しい。

 

3rdでようやく全公演を劇場で観ることができたので、ライバルズの再登場でこれだこれを味わいたかったんだ!!という興奮を正しく味わえて達成感がありました。

懐かしさもひとしおに、試合が始まったとたん初めて観た時よりもレベルがまったく違っている人が何人かいてビビりました。とくに日吉役の内海くんの歌唱力のレベルアップには驚きました。ミュージカル調に歌っている…!!!あと裕太役の大原くんがルドルフ公演では客席に伝わるほど緊張していたのにすっかり立派な青年になっていて感動しました。やはり10代~20代前半は伸びしろがデカくて少し目を離すととんでもなく成長しているのでいいですね…。

結局大楽でも青学卒業バラードがなかったので、卒バラがないことがサプライズなんでしょうか。ドリライで卒バラですかね?

にちかちゃんのソロバラードは、今っぽいメロディで小越さんとは違うにちかちゃんらしさを表しているソロ曲を作ってくるあたりがテニミュカンパニーの偉大さだと思いました。ずいぶん顔つきも雰囲気も大人になったよ…。

 

3rd seasonに関わったみなさま、本当にお疲れさまでした!!

とても楽しかったです!そんなに多くはないけれどいろいろな思い出がまた増えました。

3rdの思い出はドリライ2020のあとに書く予定です。

最後まで楽しみましょうね!!!

 

 

 

 

安西慎太郎一人芝居「カプティウス」

別記事で感想を書きました。

 

koganmomo.hatenablog.com

 

 

 

 

ミュ―ジカル テニスの王子様3rd seson Thank you Festival 2020

ゲスト:六角中キャスト

 

久しぶりにテニスの現場で年下キャストたちの面倒をみる(主にトーク)要くんを見られました。全員分のマイクはないのに登場してからマイクを持ちっぱなし。ツッコミをいれる時は絶対立つ。少しでも間があれば茶々を入れる。キャストなのに芸人魂を燃やしていて、要くんを好きになった初期の気持ちを思い出しました。

千葉ちゃんが中島くんにトルネードスネイクをしながら海堂の台詞をいうというお題(?)を出された時にすかさず「すみません。ブー…メランでいいッスか…?」とお伺いをたてるところがこの日一番ウケました。

嘘です。一番ウケたのは全身赤ファッションで出オチした田鶴くんです。

六角と共演したのは立海とにちかちゃんで他の青学キャストは初めまして状態だったので距離感が微妙で不思議なイベントでした。

コロナの自粛ムードが強まっていく中、最後までお疲れさまでした。

 

2月はツイパラのデビューシングルのリリイベを観劇の合間に行く、といった感じでした。

刀剣乱舞がきっかけで興味を持ってくれたんだろうな、という方もちらほらいて嬉しくなりました。残念ながら予定されていたワンマンライブは6月に延期になってしまいましたが、おかげでドリライ後も生きる理由ができました。

わたしは死にたいという本能から逃れられない性分みたいなので、その気持ちを抱えたまま元気でいこうと思います。では失敬。

 

 

舞台「カプティウス」感想

「安西慎太郎一人芝居」とタイトルの前に銘を打たれたこの舞台。

「絢爛とか爛漫とか」でラストに15分くらい一人で小説の構想を話す演技を観ていて、すごく惹きつけられたのでいつか一人芝居観てみたいな~と思ったらたった数か月で叶ってしまいました。

 

簡単に舞台の概要を説明すると、安西慎太郎演じる「男」がただ一人、太宰治の『人間失格』を読んだ感想と自分の人生について独白する約85分間休憩転換なしの一人芝居。

 

誤解を恐れずに言うとつまらなくもないし楽しくもない。観終わったあとの疲労がすごい。それでも観たい。

安西くんが命を削るように芝居をする姿を思う存分至近距離で堪能できる。

それだけで十分だったし、役者・安西慎太郎のひとつの終着点を目撃している高揚感がありました。

 

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開演前とアフタートーク後は会場内撮影可。

 

舞台を四面を囲う客席で最前列に座ると、 1mもない距離で汗だくで声を張り上げて演技をしている安西くんと対面するので観るだけでエネルギーがいる。男が一人でしゃべっているのを85分間聴き続けるための集中力もいる。ましてや推しの一人芝居なのでオタクは一挙一動を深読みし続ける。初日は何も知らない状態で観るので一番体力を必要とした。高揚感が勝っていたのでそれほど疲労感はなかったですが。

 

初日に観た感想は、観た人によって感想が違うだろうし、響く部分が全く違うのだろうな、と感じました。

ちなみにわたしは最後に男は服毒自殺に成功していると思っていて、宗教演説よろしく、男が言っていた「死にたいという本能から逃れろ」という台詞が一番胸に響いて死にたいという思いを抱えながら醜いからこそきれいな世の中だと思ってがんばって生きていこう!と男に励まされたので、最後の最後に薬を飲んで倒れた男を観た瞬間は、「あんなに人に「生きろ」って語っておいて自分はきれい死ぬなんてずるい!!!わたしもきれいに薬で一発で死にたい!!!自分だけきれいに死ぬなんてずるすぎる!!お前もわたしを置いていくなんて!」と心の中でめちゃくちゃ暴れました。

周期的にPMDDど真ん中だったので希死念慮が普段より強くて、服毒で死ねた男がうらやましかったです。

でもこの舞台で「死にたい、という本能的な恐怖から逃げるのです。」という台詞を聞いて、憑き物が少しだけ落ちました。本来生物にとって「生」への執着が本能だとばかり思っていたので「死」の渇望も本能と言われたことで「死にたい」気持ちも肯定されたような思いになりました。「死は救済」ですもんね。

  

 アフタートークで下平さんはこの男は安西でも僕でもない、とおっしゃっていましたが中学生までの生い立ちがインタビュー等で聞いていた安西くんの生い立ちに近かったので、初日だけ悪友にそそのかされた初体験の部分は聞いていて、真顔でいなければいけない…と焦りました。距離が近いのもあって顔が熱くなっているのを感じて赤くなっていたら、と内心焦りました。普段しないけど時期が時期だったのでマスクつけててよかった。

 相手の女性の描写が一切なかったのでなんとも言えませんが、初日以降は「もしかしたら脅されていたのかもしれません」という台詞に胸を痛めていました。

また、「綾ですよ。言葉の綾」という時の間の取り方と鋭い目つきなのに口元には薄ら笑いを浮かべている安西くんと真正面から対峙した時は恐ろしさを感じ畏敬の念を覚えました。今まで共演者の方々はこんな化け物じみた演技をしてくる人と対峙してなおかつ対抗していたのかと思うと恐ろしくなりました。

 

さっきから楽しみにしていた舞台という割には、楽しくなさそうな感想ばかりですが、カプティウスを上演してくれて、この舞台を観に行くことができて本当によかったですし、約6年間、安西くんのお芝居を観てきてよかったと思いました。

舞台上で安西くんが台詞に詰まったり言い間違いをしたり台詞が飛んでしまったりするのは少ないのですが、今回ばかりは技術が追い付いていないようでわたしが観た中では一度もミスをしない日はなかったです。

それくらい「カプティウス」は難解な演出でしたし、それに挑んだ姿を見られた経験を得られました。

3万5千字という文字量もさることながら、細かく決められているであろう男の動線、仕草、至近距離で四方を客席に囲まれている圧迫感、客席でさえ熱さと酸欠を少し感じる場内。上記だけでもさまざまな技術を求められているのに、楽日のアフタートークで下平さんが言った、台詞をいう声の高低も全部決めた。この高さで言うと続く台詞が言いにく場合は二人で調整して音の高さを決めた。という話に驚きました。下平さんも一字一句、音程決めたのは初めてと言っていましたがそれを要求させる安西くんも相当信頼されているのだなと嬉しくなりました。偉大な俳優陣に比べたらそんなに上手くないとは言われていましたが。

さまざまな舞台に出演し、経験も積んできて、同年代の中ではトップレベルで演技が上手い(贔屓目です)安西くんが技量が追い付いていない状態で舞台に立っているのが驚きでしたが、そこに落胆はあまりなかったです。

「カプティウス」は安西くんの役者人生の中のひとつの到達点であり、新しい出発地点でもあると思うので、歴史に立ち会えている感覚がありました。

数年後あるいは十年後に再演もしくは続編など、この舞台が基軸かターニングポイントになればおもしろいなと思います。

 

毎公演アフタートークがあり、22日夜公演後に演出家の鈴木勝秀さんが出演してくださりましたが、その中で話してくれた

「この舞台を観に来てくれている人は世界人口の70億人に比べたらゼロに近いのだから、今この場で安西の舞台を観ていることをみなさん、誇りに思ってください」※要約

という言葉がすごくすごく嬉しかったです。

趣味で観に来ているだけだし、好きで観に来ているだけなので、自慢するようなものではないと思いながらもどこかで、この趣味に共感できない人に時間とお金の使い方を否定されて傷ついたことのある者にとって、この言葉は肯定という救いでした。

スズカツさんは滅多にお話を聞くことができない人なので、アフタートークでたくさんお話を聞けて貴重な体験でした。アフタートークの語り口が優しくて、さらに仕事に対する考えが素敵なので、ファンから観てもまたスズカツさんとお仕事してほしいです。

すごくよかったのでアフト後に覚えている限りのことをメモに残しました。記憶違いはすみません。

 

 

 

そして、23日千秋楽のアフタートークは演出の下平さんと安西くんが質問箱に寄せられた質問に回答していく形式でした。

こちらも覚えている範囲内でメモしました。

 

千秋楽は当日券に当選してなんとか入ることが出来ました。当選者を演出の下平さん自らが引くシステムだったのですが、当選発表前に注意事項のひとつとして、殺伐とした雰囲気になるのが嫌なので当たった方に拍手をお願いします、というものがありました。

そんな穏やかで優しい下平さんですが今回演出として、一人の役者が85分間ずっと喋っているのはどうしたって飽きる。それはどうしようもない。だからお客さんが足を組み替えたり、座りなおしたりと動きたくなるような間の取り方を入れた、どこかは言いませんがみなさんが動いたタイミングがそこだったらいいなと思います、と「狙った演出はなんですか?それは上手くいった実感はありますか?」という質問に答えていて発想が恐ろしいなと思いました。

そんなこともあり、観劇していて疲れる舞台だったのかもしれません。

 

テニミュで知って、心霊探偵八雲でこの人の演技を観たいと思って、色々な舞台を観続けてきたひとつの答えのような舞台でした。またいつかこの境地を体験したいです。

 

 

2020年1月まとめ

本年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

ミュージカル『刀剣乱舞』 歌合 乱舞狂乱2019

 

11月から通っていたのですが初日でネタバレすなアナウンスされてしまったのでふせるのが面倒で終わってから感想を書くことにしました。最後の顕現だけふせればいいとは思うけどいろいろ面倒なので。

刀のネタバレに対して厳しい空気があまり馴染めないです。ミュ、ステに関わらず楽日後にわーーーと絵やら考察やら流れてきてへぇ~面白そうじゃんと思ったら終わっているのでなんか疎外感を感じます。でもこんだけ核心に触れることを伏せていても会場がそこそこ埋まるのはすごいですよね。

 

さて歌合の感想です。

らぶフェスから趣向替えし、今回から交互に歌を詠む「歌合」がテーマになりました。端的に言うなららぶフェスは「祭」で歌合は「神事」・「奉納行事」でした。らぶフェスがライブ:芝居=9:1なら、歌合はライブ:芝居=5:5て感じ。制作も芝居を多めにしたいと言っていたのでまぁそうなるよね、といった構成でした。

 

芝居パートでもっとも気に入っているのは『小狐幻影抄』です。

わたしがゲーム始めるきっかけとなったのが小狐丸でした。単にビジュアルに一目惚れをして、鍛刀で早めにきてくれて、一番最初にカンストさせた思い出深いキャラクターです。もともと好きなこともありますが、この話は巴里公演で休演してしまい、凱旋公演はダンサーの岩崎さんに代役を務めてもらった経緯を昇華させるようなストーリーになっていました。この経緯を知らなくても二振りの小狐丸が現れる手品のような演出や、狐たちが怪しげに楽しげに踊る姿など見どころはありますし、知らなくても脚本としてそのまま読めるようになっているのが脚本として一番力があったように思います。

千秋楽後に各脚本家の担当が公開され、唯一調べても過去の仕事がまったくヒットしなかった白川さんが書いたものとわかり驚きましたが、経歴が刀ミュシリーズを書き続けている御笠之さんの助手ということで納得しました。

助手としてのリーチはありましたが、おもしろい構成を書く方なので別のお仕事も期待しています。

 

あと脚本というよりかは、アリーナレベルで一人芝居をしていた荒木さんが素晴らしかった『にっかり青江 篝火講談~夏虫の戯れ~』がお気に入りです。

「菊花の約」という雨月物語にある話が元になっているのですが(ツイッターで教えてもらった)、荒木さんが日によって登場人物の宗右衛門の演じ方を変えるので、頭の中に浮かぶ光景が変わったりしておもしろかったです。今日はどんな風に「自害をしてね」を言うのか楽しみにしてました。

 

歴史上人物パートは、日替わりで色んな鯛になる貞愛がおもろかわいくて、またファンが増えるな~と内心にやにやしながら見てました。だんだん自由になっていく徳川家。

長野の初日では久しぶりに舞台上に立っている要さんの姿を見て生きて動いている姿に感動して「おかえり」が人外言語となってしまいましたが、各地でもみんなに迎えてもらえて、皆さんの優しさが嬉しかったです。よかったねぇ。

双子のシンメを観た時が一番戻ってこれたことを実感しました。

「獣」で刀剣男士たちの後ろで和太鼓を叩いている姿が凛々しくて、年始のさいたま公演で観た時、年末の接触イベントで話した人と同一人物であることにびっくりしました。トライアルからの演出ですが、歴史上人物が和太鼓叩く演出にしたのは天才だと思いました。あまりにもかっこいいので目が離せず、結局双眼鏡定点がやめられずに周りが今何で沸いているのかわからず終わりました。

テニスのサエさんもですが要くんは役がはまると、華やかさが普段の何十倍も増すのでいいギャップを持っていますよね。

 

最初と最後の演出については、ゲーム内の「鍛刀」を刀ミュ解釈でやりたいのがテーマとしてわかりやすくて楽しかったです。

白の狩衣のような衣装で歌い踊る見目麗しい青年たちは絵になりますし、神事のような雰囲気で舞台上を異空間に見えました。俳優は紛れもなく人間なのに、あの場にいた彼らは人ならざる者のように感じました。元が整っているのもありますが、刀ミュは俳優をキャラクターに寄せる技術が優れていて、鑑賞する娯楽性が高いと思いました。

話逸れますが、公式に沿ったシルエットだけどよく見ると三つ編みループ編みねじりが多用されているヘアセットはすばらしいですよね。蜂須賀や今剣など長髪キャラは特にアレンジが多彩で羨ましいです。(なにが?)

ビジュアルもですが、「かみおろし」「君待ちの唄」で歌唱力のある人が重要なパートを担って歌で圧をかけてくるので、雰囲気に呑まれそうになりました。実際呑まれてました。特にspiさんの歌唱力は桁違いで、あれだけの人数をワンフレーズで引き寄せる迫力が素晴らしかったです。世界観がはまる作品に出会うと舞台に限らず映像でもその世界に引っ張られて心が現実にはないところに飛んでしまうのですが、M27~M30の間はそんな感じでした。

 

サプライズ出演に関しては、思うところありますがキャストのファンではないわたしがづらづら文句並べてもなぁ~~~て感じなので触れません。

 

 

 

 

 

 ミュージカル デスノート再再演

 

キャストのみ一新し、脚本演出はそのままの再再演でした。

原作が好きで初演から観ているのですが、ラストのはしょり具合は初演からずっと気に入らないのでそのあたりは割愛します。時間ないのはわかるんですが、一番好きなキャラのLがあの展開だと無能すぎて…。脇甘々すぎるじゃないですか…。

 

今回も月はWキャストで甲斐さんの公演を見ました。

甲斐月の第一印象なんですが、…背ぇデカ!!でした。演技の印象ですが若さ溢れていて、「キラは幼稚で負けず嫌い」というプロファイルがぴったりな印象でした。キラとしての自分の行いは正しいという考えに高慢さは少なく、正義心からの行動といったように感じました。メディアミックスで色んな月を見ましたが、若さを全面に出しているのは初めてだったのでおもしろかったです。自分が年とったのかな、とも思いますが。

月が倉庫で死ぬラストシーンは歌うというより台詞を言うような歌い方だったので、村井さんの月がどう演じているのか気になりました。

颯Lは骨格が理想的なLでキャスト発表の時点でビジュは個人的に満点でした。喋り方や歌い方が淡々としているところがあって、感情表現が少ないLなのも好みでした。歌も冷たく聞こえて好きでした。

舞台とはなんも関係ない話ですが、颯くんはキャスト発表の前に一度だけツイパラの対バンで代官山の小さなライブハウスで歌っているのを見ていたので突然の大抜擢にひっくり返ってしまいました。ライブ後にフロアにいるお客さんたちに自分からビラ配っていたので…。あの日ライブハウスにいたファンのみなさん、おめでとうございます。(?) 推しには自分のやりたい仕事してもらえれば十分ですが、一発逆転も見てみたいなと思います。

レム役のパク・ヘナさんのイントネーションが少し気になりましたが死神役だったし、見た目の線の細さや儚さのある歌い方で女性的で少し神秘的なレムでこれはこれでよかったです。初演・再演のレムは弥砂に対して母性を抱いている印象でしたが、パクさんのレムは人間への純粋な興味と愛情を抱いているようでした。

アンサンブルを含めて全員歌唱力が高いので、曲もワイルド・ホーンだしまた聴けて嬉しかったけど、やっぱりラストは何年経っても気に入らなかったです。時間がタイトなのはわかりますが。でもまたやってくれたら観に行くと思います。

 

 

 

 

 

ウエアハウス ーdoubleー

 

脚本・演出の鈴木勝秀(以下スズカツさん)さんの作品に何度か安西くんがでたことがあるので、なんとなく作風はわかっていたものの以前見た作品の何倍も気持ち悪く居心地の悪い舞台でした。でもつまらないものを見るよりかはまだ気持ち悪くなるほうが考える楽しさがあるし、不快感を感じさせる脚本と演出と平野さんと小林さんの演技を巧みさを味わうことができました。アフタートークで感想として言っていた安西くんの「心もたれ」という表現が合っていました。胸になにかが詰まって吐き気がしました。

 

ストーリーは会社員のヒガシヤマ(平野良)が暗唱サークルの自主練を閉鎖されている教会でおこなっていたところにルイケ(小林且弥)という男が偶然訪れる。初対面の二人はなんとなくお互いの身の上話や世間話をしていくが、少し噛み合わない。

 

小林さん演じるルイケという男は初対面の人間に英語が話せないのに「It is hot today?」と話しかける。名乗り自ら免許書を提示するが、一瞬だけ見せてもらった相手の住所と生年月日を暗記する。どちらかというとヒガシヤマの方が自分自身の話をするばかりでルイケは自分のことを話さない。それを指摘されると後半で自分が住んでいるぼろアパートとそこに住む人びとの悪人ではないが気が滅入るような生活を話す。後味が悪いためヒガシヤマがそれとなくやめるように話題を振るがしつこく続けようとする。

客席で二人の会話がたまに噛み合わなかった部分がだんだん増えてきて、ルイケという男の得体の知れなさに居心地悪さを感じているうちに、気が滅入る話をし続けながらルイケは舞台上にある椅子代わりの黒い木製の箱を出入り口付近に積んでいく。と思ったら世間話のようにヒガシヤマの着ていたジャケットをほめて腕を通す。そして人のジャケットを着たまま話を続ける。

積まれた箱も避けて通れば出られるし、ジャケットに貴重品を入れているわけではない。でもなんとなく急いでこの場を離れる雰囲気ではなくなっている。

観客はこの時点で舞台の冒頭で詩のようなセリフを一人で言いながらポケットから小型ナイフを出して眺めているルイケの姿と二人が出会った序盤でヒガシヤマのスマホに通り魔の速報ニュースが届いていることがリンクしている。

教会の入り口で犬が激しく吠える。犬を静かにさせるためにルイケは一度外にでる。その間にヒガシヤマは他の出口を探しに一度反対方向へはけるがまた戻ってくる。そこにナイフを持ったルイケが戻ってきて「騒音の元を消せばいい」と話す。

ヒガシヤマは大声で助けを求めるが周辺に人通りがあるような様子はない。ルイケはまだ後味悪い身の丈話を聞かせようとする。

ヒガシヤマが抵抗した拍子にナイフが床に落ちる。ホワイトノイズが大音量でかかり、はっきりと聞き取れないがルイケが這いつくばっているヒガシヤマに何度も「拾え」「拾えよ」と大声で命令しているのが聴こえる。

拾ったナイフの先をルイケに突きつけヒガシヤマが立ち上がるとホワイトノイズは病む。ナイフを持っているヒガシヤマの腕を掴みルイケは抱き着くように引き寄せる。客席からはナイフの先がどちらを向いているかわからない。そのまま二人は動かない。しばらくしてナイフが足元に落ち、ルイケは立ち去る。ヒガシヤマは腹の辺りを抱えているが怪我はしていない。

暗転。

ルイケが置いていった本を読むヒガシヤマ。冒頭に彼が言っていた詩のような文章は彼の本に書かれていたものだった。

 

 ヒガシヤマを演じている平野さんのお芝居が自然体で市井の人で、ルイケを演じる小林さんはアンニュイな空気を漂わせ普通の人とは違う雰囲気を出していて、世間話から少しずつ二人の価値観のズレや類家の異常性が現れてきて、少しずつ、けれど着実に観客に不快感を持たせてくるので、演出と演技の巧みさが観ていて心地よい、でもルイケから感じる嫌な気配から逃げたくなるしヒガシヤマが感じている恐怖が伝染してくるので脈も乱れてくる、好奇心による怖いもの観たさで吸い寄せられるように舞台上を観ていました。

 

こばかつさんの独特なアンニュイというか薄暗い色気がとても好きなので、8月に初演出されるるひまの舞台が楽しみです。主演はなんと安西くんです。(宣伝)

 

 

 

 

1月まとめが長い割に内容がないのは、ウエアハウスで感じた不快と恐怖を伝えたくてブログでストーリーを羅列してしまったからです。

手紙を出す時に上手く感想を伝えられるように、練習として(なるべく)毎月更新にしてから3年目になりますが一向に上達しないので諦めてきていますがなにもしないよりかはマシなので今年もなるべく毎月更新がんばります。

 

 

明治座の変 麒麟にの・る感想

現場納めがこの舞台でよかったです。こんなに楽しく通うのが久しぶりで3日間ハッピーでした。カウントダウン公演はもう今年はこれ以上笑うことはないんじゃないかと思うほど笑いました。るひまの二部は毎年どこかでゲラるけど今年ほど腹がよじれるほど笑ったのは初めて。頭おかしかったですね。

 

上演が終ったのでネタバレしていきます。

 

 

  

 

 

 

 

一部感想

 

「衝撃のラスト」「驚きの展開」など宣伝で使い古されたフレーズだったのでる変の「トンデモ設定」という言葉も素通りし(竹中半兵衛がタイムスリップしたことだと思ってました)、W座長で平野良明智光秀、安西慎太郎が織田信長。というあらすじをそのまま信じて平野さんの明智がどのように描かれるのか想像がつかないまま劇場に入りました。安西君の信長はなんとなく想像できました。

 

 

しかし平野=明智、安西=信長という配役は明智密偵として織田家へ仕えることになる序盤で覆されます。

織田信長として尾張を治めているのは実は信長に殺されたとされる弟・信行で織田家を逃げ出した信長は明智光秀の影武者として明智家に仕えており、本当の光秀は家臣の左馬之助、という種明かし。

本能寺の変といえば最も有名な歴史上の事件と言っても過言ではなく、創作物で何度も取り上げられるテーマ(刀剣乱舞も舞台と映画の両方でやりましたし)でそのおおすじは誰もが知っている・結末を知っているからこそ、過程をどう描くかで観客を驚かせることができたのだと思います。

最初に観た時にどうオチをつけるのか楽しみで、観劇しながら期待と興奮で胸が躍るのは久しぶりでした。

 

信長と光秀もですが、最初に出てくる紙芝居のおっちゃんの正体が後半でわかった瞬間は次回観る時に冒頭から泣いてしまうのがわかって、二回目以降に楽しめるポイントが多いのもよかったです。

おっちゃんを演じた粟根さんの演技も素晴らしく、信行だとわかってから彼の片鱗を見せ始めるので序盤ではまったくわからなくて、こういう演じ分けもあるのかと素人は大感心しました。おっちゃんは少し寂しそうに語るのですが、麒麟に星を見ようと誘う口調は、今は幸せな人生を送れているように捉えることができてハッピーエンドではないけれど悲しいまま終わらなかったのだと思います。

 

信長と信行だけでなく、対になる存在がいくつかあり、それもわかりやすく対立しているのでいろいろな視点から見られるのも何度見ても楽しめた点のひとつかと思います。

信長と光秀、信長と正親町天皇(どうでもいいけどおうぎまちてんのうって一発変換できない)、信行の家臣と秀吉の家臣、信長ときりん、信行と長政。

あと一方通行な思いもいくつかあって見ている側としては楽しかったです。

信長←帰蝶←信行、荒木村重 とか 長政→←お市柴田勝家 とか。

 

今回ヒロインが、お市帰蝶、熙子、きりんとたくさんいてそれぞれ魅力的だったのも楽しかったです。

お市は元宝塚の鳳稀かなめさんが演じていたので正統派ヒロインでしたが、るひま専属ヒロイン・かっち演じる熙子も光秀と仲睦まじくてかわいかったし、加藤啓さんのきりんもいつもの突拍子もない啓さんなんですがかわいかったです。外見もまんま啓さんなのにかわいい。そして今年やっと気付いたのですがるひまさんは女芸人をキャスティングしながらも彼女らを芸人としてだけではなくきちんとヒロインとしての見せ場を描いているのがすごいなぁと思いました。帰蝶を関西のおばちゃんのビジュアルにしておいてネタにせず、ちゃんと恋愛の見せ場を持ってきてもそれなりに説得力あるのがすごい。しかも鬼奴さんらしい日替わりネタも披露したうえで。

 

演出で最も印象的だったのは長政亡き後、お市が長政様の声がしたと振り返るシーンでした。誰もいない花道にライトが当たっているだけでしたが、あのライトはたっきーさんを照らしていたと思います。

感動ポルノになるかもしれないし、この手の話題はるひまでしかたっきーを観たことがない人があまり言えることではないのですが、あの演出はたっきーも舞台に立ってほしいと思い、ごく自然に生まれたるひまと原田さんの演出だと感じました。感動させようとは微塵も思わずただ一緒に舞台を作り上げる一員として尊重していて、年一でしか演技を観てないけれど寂しい気持ちとたっきーのむちゃくちゃな言動と笑顔とたまにびっくりするほどハンサムに見える立ち姿を思い出して、回を追うごとに涙の量が増えていきました。

今年のるひまは最高に面白くて楽しい舞台でしたよ。たっきー。

 

観終わったあとに登場人物のキャッチコピーの意味がわかる相関図にある光秀(平野)の「オレは、俺。」が、織田信長の名を捨て、明智光秀という立場も捨て、逃げた男が最終的に戻ってきたのが「兄」という自分だったので、パンフで読み返すとまた兄弟のやりとりを思い出して胸が詰まりました。

W座長を織田兄弟にし、対立させながらも最後は兄弟愛にもってくる起伏が素晴らしかったです。だってあんだけ逃げ回っていたくせに最終的に麒麟に今一番困っているヤツのところに連れてってくれ!と頼んでしまうんですよ…。

 本能寺で信長として天下統一を目指す信行を光秀(神永)からかばい信長は死ぬ、史実通りにできごとを集約させて、謎とされている死体がみつかっていないのをうまく取り入れて安土城で織田兄弟の最期を描くうまさに感動とエンタメの楽しさを同時に味わえて、しかもキャストがめちゃくちゃいい演技をするので、ハッピーエンドではないけれど見ていてシンプルに楽しかったです。蘭丸も本能寺の変の直前、理由は違うけど自害しているから結果は同じに収まってますし。

信行と光秀に同時に妬まれた時にずっとへらへらしていた信長が急に逆ギレするのは、感情の流れとして理解できなかったというかしっくりこなかったのですが、まぁ全編通して登場人物がなにしたいのかわからん、ということもあるのですべて納得できるものはないと思います。

 

また上映会が楽しみですし、ゲストにもよりますがスピンオフはどこを切り取ってもよいものになる予感がするので、早くDVDになってみんなに観てもらい楽しい楽しい言いまくって狂っていたのはこれか!と共感してもらいたいです。

 

 

 キャスト

気になった人、いいなって演技をした人たちを一部抜粋。

 

正親町天皇役   辻本祐樹

キャラクターでは一番好き!正親町天皇

虫ケラのこどく扱うか、そこにいない者としてシカトして!さすがに殺されるのは嫌なので賽子は勝手に振りません。

辻本さんの笑顔がどう見ても裏があるのに、あの甘い微笑みで「おいで」と言われたら付いて行きたくなる笑顔でした。人たらしの笑みがすっ…と消えた時の冷たい眼がヴィラン的な色気があって最高でしたね。個人的に「構わないよね?」と承諾を取ろうとしている言葉だけどそこに拒否権はない雰囲気を醸し出している演技が最高でした。

信長(平野)とは逆に天皇という立場から逃れられない運命にあり、最後に見せる自分以外の人間を見下しながらも現人神ではなく人間になりたいという心情がまた良かったです。俗な言い方すると萌えた。

 

 

明智光秀役 平野良

安西くんのお芝居とは違ったベクトルで演技が上手い。歌も上手い。映像で見たテニミュしか知らなかったので歌の上手さにビビりました。

平野さんの演技は演技に見えない自然体でありながら表現力が高くて、W座長が正反対のタイプだったので、わかりやすく対になる構図がよかったです。

歌唱力の高さと表現力を無駄にフル活用させた織田を飛び出したのは朝はごはん派なのに帰蝶がパンを出してくるのが辛かったというめちゃくちゃな理由を歌うのが最高でした。途中までミュージカルにありそうないい雰囲気のメロディで歌うし、オチがわかっても平野さんが真面目に歌うからずるい。

ラストの麒麟と流れ星の歌も、顔は苦しそうに歪んでいるのに歌声は弟に寝物語を聞かせるような優しい歌い方で歌も演技も上手くて感激しながら感動しました。表情も歌声もあまり苦しそうにさせない日もあり、それはそれできれいな終わり方でよかったけれど、わたしは歌い途中でちょっとかすれたりうめくよな伸びになってしまう演技が好きでした。

 

 

明智左馬之助役 神永圭佑

るひま初主演だっけ??と思うくらい安定していた。存在感と安定感がもう若手俳優ではなかったです。

 

 

木下秀吉役 木之本嶺浩

今年の嶺くんはかっこよかったです。初めてるひまを見た時、なんでこんなに気持ち悪い扱いされてるんだ??と疑問に思っていたのですが何年か行く内に麻痺してしまいました。でも嶺くんはかっこいいですよね。るひまはあてがきなので、今回はきちんと嶺くんのかっこよさを描いていることがなんか嬉しかったです。

光成、半兵衛の豊臣組の仲良しな雰囲気はかわいかったですね。織田がみんな家臣裏切っちゃうから余計に。

 

 

お市役 凰稀かなめ

なぜ宝塚のトップスターだった人たちはこんなにも品ある美しさと圧倒的存在感を持っているのか不思議です。トップになれるのはそういう人だけだからに尽きるのでしょう。本当にお綺麗で、長政、勝家、正親町天皇の前では別々の顔になるのもよかったです。年越し公演でダブルカテコ(トリプルだった?)でお正月のお餅を客席に配る際も、二階席まで投げてくれるも柵にぶつかり落ちてしまってしまい何度も何度も投げていて、いい人だなぁ…と思いました。

 

 

浅井長政役 大山真志

プレッシャーをたくさん抱えて挑んだと思いますが、すーごく優しい長政を演じていて、長政と一緒にいるお市は幸せそうで素敵でした。

本音をいうと70kg台になってほしいけど、今の体系でも愛せる。推しではないけど愛している。そう思いました。

 

 

 

 

 

二部感想

 

2019年で見た舞台の中で一番笑ったし、年明け2020年でこれ以上笑う舞台はもうないのでは!?と思うほど笑いました。

例年二部は頭がおかしいのですが、今まで見てきた中で一番おかしかったです。キャストは狂気の笑いを繰り広げ、客も狂気じみたテンションになってました。

 

オープニングアクト

・安土学園レギュラーVS朝廷学園正レギュラー

いつか手を出してくるだろうと思っていたテニミュパロがついにきました。

るひまの限りなくスレスレなパロが大好きなので、安西くんが座長の公演で見られた幸運に感謝です。しかも主役。

まず朝廷コールがひどい。一文字しか変わらないのでほとんど空耳で原作の学校名にしか聞こえない。そして1stから3rdまでのミュキャスにやらせるのがひどい。まだいくみとやかわは現役ですよ!しかもなぜか彼らが振っているのはラケットではなく八つ橋とエビフライ。聞き覚えがあるけど違うメロディラインに乗せて歌われる京都と名古屋の飯の話。途中いきなり現れて台湾ラーメンの魅力を歌ってはけるまさし。アグレッシブ鍵つきインスタグラマーとは一体。パフォーマンスが終わると全力ダッシュではけるのもなんか見覚えあって最後まで爆笑でした。

DVD届いたらテニスのオタクは一緒に観てください。

 

 

 

ミュージカル「ヘーアンセント」

・「天皇の闇が広がる」

日比谷界隈にも手を出しました。特に原田さんは日比谷にいることの方が多いのに自ら演出して出演もしていて、パロなのに本家。(?)

大楽の時に怨霊ダンサーズの龍さんが審査員の内藤さんに一礼して帰る謎の礼儀正しさを持っていました。なんだったんだ。

 

 

 

エス&ブッタwithふぉ~る~

・「ジーザス」


イエス&ブッダWithふぉ~る~ 「ジーザス」

 

サビの振付が完全にタキつばの「ヴィーナス」だったんですけど…。

もじゃもじゃアフロで仏陀の恰好をしているのにセクシーな表情で色っぽく歌うやかわさんはイケメンを笑いの武器に変えていてすごいなぁと思いました。

メンバーに加藤啓さんがいると高確率で歌の前にコントが繰り広げられるのですが、案の定コントやりました。

一部でお市に一途なめちゃくちゃかっこいい勝家だったのに(ビンタされる役引き継いでたけど)、二部のブッダでは延々と奇声上げながら体張った笑いを取りにいく役回りになっていたやかわさんの今後のるひまでの扱われ方が心配です。「マチュピチュマチュピチュ!!」「プレーリードッグプレーリードッグ!!」「一富士!二鷹!三茄子!!!」といろいろ叫んでましたが、わたしはマックのポテトが上がる音が一番好きです。「テレレ!テレレ!」

いくみんの神は目が笑っていなくて怖かったです。

啓さんのスバるがどんどん自由に走るようになって、舞台袖にはけちゃったり花道まで突っ走ったり小回り利きすぎて一周置いて行かれている人がいたりしてめちゃくちゃでした。

MVがない分のちのちライブの様子をあげてくれる可能性が高いかな~と思っているのでぜひブッダの恰好で叫び狂っているやかわさんを見てほしい。上記の文では何も伝わらないので。

 

 

 吉法師 ft. ニコニコ水墨画アーティスト

・「Demon」


吉法師demon

 

キャラが定まっていないのか、日替わりで吉法師のキャラが変わる。進行も把握できていないのか日に寄って変わっていました。

吉法師のビジュアルがかなり好みだったのですが、大楽で突然出オチのメイクしてきて腹よじれるほど笑いました。しかもこの状態で年越しカウントダウンをしてしまう。

 「俺の一人暮らしの住所を教えてやろうか!」

まさかの自ら個人情報を晒すスタイルでした。※晒してません。

熙子先生は感性が我々よりなところがあるので「黒ハットに黒マスクしている男は2.5次元俳優」などなかなかエッジの強い格言をくれました。

サビで一人ものすごいキレで踊り出す美慎氏がすごかったです。

 

 

鬼MAX

・「Tacata’


MAX / ニューシングル「Tacata'」MV

 

ヤコナ「MAXさんのCD音源を編集して流して踊ります」

三上「というわけでこれはDVDには入りません!」

突如、年末に明治座という大舞台にヤコナ(椿鬼奴)・ヘイナ(二瓶)・マナ(大山真志)の3名でデビューした新人ダンスグループ。る変大楽でメンバーが体力の限界を迎え、惜しまれつつも解散。上記の通り映像化は困難なため幻のパフォーマンスとなった。

このブログ書くにあたって今初めて元のMV見たんですが、3人とも割と完コピでした。あと10kgくらい落としてよ~とまさしには再三思ってしまうのですがあのワガママボディでちゃんとキレがあるので本当にダンスうまいんだな~と思います。

 

 

いろは坂48カーブ

・「天下人マジナリテー」


いろは坂48カーブ「天下人マジナリテー」

 

加藤啓さんがいるグループは歌の前にコントをします。(2回目)

Wセンターのけち(平野)とだち(安西)が学園の2王子となるまでを描く青春ときめき群像劇。

MVですでに様子のおかしい人がいますが、本番はもっとやばかったです。さらに言うならカウントダウン公演のいろは坂はどのグループも狂っていた中で極めて狂っていてコントが永遠に終わらないかと思いました。

全員栃木出身なので好きな食べ物は全員ぎょうざなんですが、ある回だけけちが「好きな食べ物は猿の脳みそ」、加藤啓さんが「猿のしっぽ」と言い出してダメでした。何度か観た時だったので「はいはい。ぎょうざですよね」と構えていたので余計にツボにはいってしまいました。

転校してきただちが慌てて、自律神経と頭のネジを忘れたり、転校する度人格変わったり、861回転校してたり、間違えて先輩の大山真志マイナンバーカードを持ってきちゃったりしていました。個人情報を持ち出するひまに染まってきている…。

きリン(加藤啓)がだちを学校案内するシーンは毎回突拍子がなくてヤバかったですが、「これが校舎!」と言って満面の笑みでセットの柱を撫でていたのが一番ヤバかったです。

だちと仲良くした罰として一発ギャグを強制させるところで、むーみん(松田岳)とねね(嶺くん)がどんどん動きがおかしくなっていて身体能力が高いだけにシュールでした。面白がって啓さんが延々とやらせるので、延々とジャンプするのでその度に笑って腹筋が割れるところでした。きリンがシュール一発ギャグを淡々としたあと日替わりで一人犠牲になるのですが、大楽の松田岳くんの一発ギャグ(意識高いおみくじ・意識高い絵馬)があなたるひま初出演ですよね!?と思うほど混沌としててヤバかったです。松田凌と松本岳と松田岳がごっちゃになりがちですがもう大丈夫です。背が高くてダンスが上手くてかっこいいが頭が少し変なところがある。あと読経ができる。よし覚えました。

日替わり一発ギャグ、おぎまち(辻本さん)の担当回でたっきーのスベり一発ギャグお仕置きペガサスが披露された時、辻本さんがすごい勢いで逆ギレしてくるので最初「ヤバい辻もっさんも壊れた」と思ったのですがお客さんにお仕置きペガサスでコーレスさせようとしている辺りでたっきーの逆ギレ芸している時の口調だとわかったので、スベったネタを持ってくるのがるひまらしい計らいだと思いました。

最終的に二人が握手をし、W王子の完成、となるのですが握手するまでの過程がどんどん長くなり、というかけちがどんどん変な動きをするのでそれに対抗しようとするだちがやり直しを求めたりしていてコントが伸びてました。

大楽ではたぶんバキ(?)のネタでけちが「へぇっ!!!」と言い続けていて元ネタがわからないのですがあまりのゴリ押しっぷりに涙でるほど笑いました。10分くらいコントやっていた気がするのですが笑い死ぬかと思いました。

 

 

安西慎太郎について

 

る変を初めて観た日、 一幕の歌終わりに高笑いする信行を見て自分が好きな安西くんの演技が詰め込まれた舞台だ、と確信して嬉しくて嬉しくて泣いてしまいました。二幕も見ていないのにこの後どんどん信行が精神的につらくなるのを予想して、それを表現するために安西くんが全力で演じてくれるのが想像できて、座長という立場で自分の好みにドンピシャなものが観られるありがたさに感動しました。

安西くんはるひまでは二度目の座長です。前回は3年前のる年で辻本さんとのW主演でした。その時、心奪われたのは真田十勇士の面々で安西くん演じる片倉重長にはあまり惹かれず感想と手紙を書くときなかなかうまい言葉が出てこなかった記憶があります。

真田十勇士は戦で死ぬけど重長は長生きするという好みの問題もありましたが。

今回のる変がめちゃくちゃ楽しかったのは、ストーリーがおもしろい上に自分好みの安西くんの演技が観られたからだと思います。

もっといろんな演技を見せてほしい気持ちはありますが、やはり今のわたしにとって観たらめちゃくちゃテンションが上がるのが、

・発狂

・白痴

・怒りのあまり泣きわめく

・動揺し暴力を振るう

・悲しみや寂しさを抱えているのに悟らせまいと強がる姿

辺りです。※演技です。

全身から溢れだす激しい感情をあそこまで体現できる役者は同年代では少ないと思っています。安西くんの悲しみや怒りの演技は遠く離れた客席で見ていても肌まで伝わってきて直接感情の波が襲い掛かってくるような迫力があり、この人のこのエネルギーはどこからくるんだろう、と毎回畏怖と尊敬を覚えます。それがめちゃくちゃ好きで舞台に通っているので信長として力で天下を統べようとする信行が見せる残忍な武将としての一挙一動に狂喜乱舞しました。その一方で、長政の前では柔らかい表情を見せたり、蘭と丸に声をかける時は優しい声色をしていたり、嫌われる運命と自虐的に笑ったりと孤独を抱えている片鱗を見せるのも上手いので一人のキャラクターが持っているバックボーンを芝居の中で伝えてきて、この二面性を同時に伝えてくる、この演技!まさにわたしがめちゃくちゃ好きな安西くんのお芝居!これをこんなにも長い時間、しかも見せ場盛りだくさんでストーリーもおもしろくてこんな幸せがあるんだ!!と感動していました。

 

今回上記にあげた

・動揺し暴力を振るう

・悲しみや寂しさを抱えているのに悟らせまいと強がる姿

辺りが信長として振る舞っている時の信行で観られました。

安西くんは殺陣が上手いので、戦場において戦っている時はかっこいいのに怒り狂っていてたり、一方的に相手に暴力をふるっている時の恐ろしさは迫力がすごいです。どこからこの殺気と狂気をもってきて解放しているのか。大きい劇場だと慣れてきましたが、前方席や小劇場ではいまだに怖いです。

安土城麒麟を捕らえたものの麒麟は「光秀」(兄・信長のこと)の名前を呼ぶばかりなので、木材で殴りつけますが、その時の信行の暴力を振るう側なのに憐れに見える姿が信行の孤独や栄光が崩れていくさまを表しているようでした。

 

 それから続く、秀吉に中国攻めを命じ、最後の一人として残っていた秀吉にも「今回で見限る」と言われ、風の音が響く誰もいない安土城で独り言のように呟くこの台詞。

 

 

この時の信行の言い方が自嘲にも聞こえ愚痴のようにも聞こえ、自然体に近い肩の力を抜いた演技だったのですが信行のやるせなさや寂しさが表されていました。涙がでるわけではありませんが、心に響く台詞でした。もの静かなシーンでしたが印象的で台詞と演技が相まって、る変の中で最も好きなシーンです。この短い台詞の中に作中の色んな心境が詰め込まれていて、さらに演技でも色んな感情を含んで言われているのでわずかなシーンでしたがインパクトがありました。脚本と役者の相乗効果がとんでもない場面でした。

 

もう5年ほど安西くんの舞台を観に行っていますが、いつも新鮮に演技の上手さに驚きます。いつ行っても演技が上手いというより舞台に出る度に演技力を更新して、進化しているのだろうな、ということを実感しました。

 

どの芝居も最高で、る変は観たいものが満足するまで観られた舞台でした。

 

 

 

 忘れないようにたくさん書きたいことがあったので、やたら長くなってしまいました。

これでもメモ程度のものは切ったつもりです。

まだどうなるかわかりませんが、るひま!好きだよ!今年も年末1回は観に行くよ!よろしくね!!!ありがとう!!!!!

 

 

2019年10月まとめ

10月はメンタルヘルス界の大殺界らしいですね。

そんななか、同担のみなさんよく生き残りました、えらいです。しかも会社や学校ではなんてことない装いをして生活していたからすごいです。

今月は長かったですね。お疲れさまでした。 

 

 

 

ミュージカルテニスの王子様 秋の大運送会2019

 

舞台に出演した全中学校のキャラクターが一同に集い、横浜アリーナで運動会をする奇祭はとても楽しかったです。

直前で佐伯は欠席となってしまいましたが、学校の枠を越えてキャッキャしているテニスの王子様たちを純粋に楽しむことができました。最初の二人三脚で青学黄金ペアVS不二&樹を見た時は「佐伯~~~」となりましたが。(二日目の手紙は遅刻したため聞けていません)

社会人になってからずいぶん経つので、学校行事が遠い記憶になっていましたがかっこいい男の子たち(実際はほぼ成人)が抜群の運動神経を発揮して大活躍するところを声出して応援していると学生に戻った気分になりました。リレーとか本気で応援してたしどこが勝つのかシナリオのわからない展開が本当にドキドキして楽しかったです。(陰キャオタクだけど行事は積極的に参加してたし中高運動部なので体育祭も好きだった)

やっぱり運動神経のいい男の子にかっこよさを見出すのは学生ならではの感覚なんだな、と社会人は思いました。

応援合戦で次期部長2年の4人はチアボーイ最高でアクロバットできるキャストにばんばんバク転させるのも最高でしたね。惜しみなく見せてくれてありがとう。

 

運動会で廣野くんを8割定点していて改めて財前キャストはハイスぺだなと思いました。

 

推しの欠席により定点を失ってしまい逆に見るところに迷っていろいろ見逃した気がします。

 

 

 

 

ミュージカル刀剣乱舞~葵咲本紀~ 凱旋公演

 

代役に代わってからずっと秀康が出ている場面では要くんのことを考えてしまって泣いてしまいました。短期間であんなに素晴らしい秀康を作ってくれた加古さんには感謝しかないけれど、あまりまともに見ることができてすみませんでした。 

 

代役がだめという意味ではなく、自分にとっては要くんでなければだめだった。それだけの話です。

この話は別記事で書こうと思います。

 

刀ミュといえば一話完結要素が強かったので三百年の続編となる今作は、今まで刀ミュを見てきた人と初めて見た人で文脈の読みこみに差がでておもしろさの評価が分かれた印象でした。

そしてミュの三日月も一人で何かを背負っていて、刀剣乱舞のシンボル的キャラとはいえ、そろいもそろって三日月に意味深要素与えすぎでは!?と思いました。気持ちはわかる。わたしはついにミュでもそうきたか~と思ったので、展開は楽しめました。中盤がずっと殺陣殺陣会話殺陣会話殺陣だったので中だるみする時がありましたが。

刀のメディアミックスのよいところは自分が所持していないキャラを知ることができる、もしくはゲームだけでは捉えきれなかったキャラクター性を掴むことができる、だと思っているので明石が意味深な面を持つことを知ることができてよかったです。公演中に突然来たので花丸アニメで見たキャラしか知らなかったんで怒ると標準語になるの新鮮でした。仲田さんのお色気すごすぎてたまに笑ってしまう。

 

凱旋で聞いた鶴丸検非違使と単独で戦う時に歌う「けーんけん」の力強さがしっかりしていて、かっこよくなって戻ってきたなぁと感じました。

 

貞愛が愛されるキャラクターに育っていて、見に行った人全員に好かれているので勇くんの持っている人を引き付ける力が刀という大手ジャンルでも発揮されていて、彼の愛される才能を実感しました。ライブに初見の友達連れて行くとみんな勇くん派になってしまうんですよ。本当。

そして誰も予想していなかったであろう御手杵と貞愛という覇権CP(CPやめろ)を作りあげた功績はすごいです。田中くんの力もあったけど、あの二人のやりとりが癒しを担っていたので彼らを好きな人たちが増えてくれたのだと思います。

 

このたびはキャスト・スタッフのみなさま、本当にお疲れさまでした。

最後まで上演し続けてくださり、ありがとうございました。

 

 

 

 

 崩壊シリーズ「派」

 

よく舞台を見に行く人は余計におもしろいだろうな、という仕掛けがたくさんあって楽しかったです。家でテレビを見ているのと近いエンターテインメント。

 

シリーズ三作目で、あらすじは荻窪遊々演劇社の三作品目は近代化が進む明治初期を舞台にした法廷モノ「ホウコソガセイギ」の初日。座長の栗須健司(山崎樹範さん)は妻で舞台監督の杏里と劇団の財政難などの行き詰まりから喧嘩になり「この芝居でお客さん全員を満足させられなかったら解散する!」と約束してしまう。ガタガタの建て込み、台詞を覚えていない役者、音飛びする音響機材、演技のくせが強すぎる役者、共演者に手を出そうとしている役者、などなど問題だらけの舞台で果たしてお客さんを満足させることができるのか、それ以前にこの舞台は成立するのか、といった感じです。

 

キャストが劇団員として劇中劇を演じているので、バックステージのシーンと劇中劇のシーンでは役を演じている役の演技をしなくてはいけないので(例えば安西くんだと馬倉阿嵐と阿嵐演じる夏目を演じる)、劇団員の時は素に近い演技をし劇中劇では大袈裟だったり演技が下手な演技をしなくてはいけないので演じ分けが必然になっていたり、シリーズ名の通りセットが崩壊していくのでスタッフとの連携も必要で、舞台ならではのコメディとして完成度が高いが故に観ているうちに「すげー高度なことしてる…」と冷静に感心してしまうところもありました。

わたしが気に入っている劇中劇のトラブルのひとつに情報屋役の出水さんが「重行(しげゆき)」を「じゅうこう」と読み、「重蔵(じゅうぞう)」を「しげぞう」と読み間違えて、座長が注意するにも関わらずまた読み間違える、というやりとりを数回するのですが、口頭でもおもしろさが伝わってくるし、速い上にテンポよく読み間違えるので台詞回しのうまさに感心してました。地味だけど共感性の高いネタだな、と思っていたらパンフレットによると稽古中に松島さんが言い間違えを数日後にそのまま追加演出したらしく、活きのよさに納得しましたし、それを見逃さない脚本のオークラさんのアンテナの鋭さがすごいですね。

 

座長の山崎さんはなんのメッセージ性もない!と言っていましたが、これだけ全員が好き勝手動いている話にぞれぞれオチをつけて、アナグラムなど細かいネタを仕込み、劇中劇を成立させながら、コンプラ意識に欠けることのない笑いを提供してくれるコメディ舞台は少ないのでおもしろさと色んな魅力溢れる舞台でした。

 

六本木の俳優座で11/4まで上演しています。その後各地方も回っていくのでよかったらぜひ観に行ってください。

譲渡あります。(コラ)

 

 

 

ざっくりるひま

2年振りに安西くんが年末のるひまシリーズに戻ってきた上に二度目のW座長を務めることになりました。ありがたいことに興味をもってくれているフォロワーがいるので主観ですが、るひまはこんな感じだよーという説明をしようと思います。

 

る・ひまわりは主に明治座中心に舞台制作をしています。タイトルに必ず「る」が入るのがお決まり。(今回は『明治座の変 麒麟にの・る』)

特に有名なのが年末シリーズかと思います。大晦日にカウントダウン公演をするのが通例。

年末の舞台は若手俳優が多い・若手は毎年入れ替えがある(のである日突然なんだかよくわからない独特の雰囲気を持ったるひまに通うことになる人が一定数現れる)・約4時間公演・カウントダウンによって一度くらいはTL等で観たことがあるかと思います。

若手俳優テニミュ出演者が多いのでテニミュが好きだと一辺に1st~3rdまでいろんな俳優が観られるのでより楽しめます。

他にも元タカラジェンヌの方やお笑い芸人、大物芸能人が特別出演として1名ずつ出ていたりします。

 

 

 

自分が一番最初に戸惑ったるひまの雰囲気をざっくり説明していきます。

 

①ポスターのデザイン

 

あらすじは織田信長明智光秀と書いてあるのになぜか出演者が着ぐるみを着ていてなぜかハート型に並べられているので一体なにが本当なのかわからなくなります。

るひまは基本時代劇です。本番ではきちんとみんな着物なので安心してください。その内ビジュアルが公開されるので安心してください。

なぜハート型に並べるかはわたしもわかりません。なぜ毎年この形式だから、としか言いようがありません。

 

 

②キャストのお約束

https://le-hen.jp/part1

相関図によくわからない一言が添えられていますが、あまり気にしないでください。舞台を見ればああこのことかとなんとなくわかるので覚えなくて大丈夫です。

ここでは全員パイロットとCAの恰好をしていますが、これも舞台とは一切関係ありません。パイロット姿で舞台に立つことは経験上まずないです。

るひまには常連のキャストがいます。そのキャストには初見ではわかりにくい暗黙のお約束があります。

・井深さん

「るひまの姫。専属契約を結んでいます」(安西談)。毎年、妻または姫を演じています。今回は明智光秀の妻。30代になったことにより美魔女と言われるようになってきた。

・辻本さん

衣装にマントがついている。

・滝口さん

売れない、ポンコツ、悪い人ぶってるけど実はやさしいなど言われます。親が観にきてるんだから売れないとかやめろ!などやりとりをしています。

木ノ本さん

気持ち悪いと言われる。

・中村さん

ラップ担当。演者の財布や家の鍵を板の上に持ってきて客席に投げ込むというお約束の主犯格。

・内藤さん、原田さん

Wマリウス。歌がばかうま。

・加藤さん

奇才。加藤さんによって腹が痛くなるほど笑わされるのが楽しみで通っている節がある。

 

 

③舞台(Notミュージカル)だけど突然歌い出す。 

一部はお芝居ですが、一幕と二幕の間に突然歌が始まります。

壮大な上に歌うまが多いので、すごいテンションが上がります。

youtu.be

2017年 『ゆく年く・る年冬の陣』より

 

あと突然90年代のJPOPを歌いながら全員で踊り出したりもします。

これは合唱曲ですが、ストーリーとよくマッチしていて涙なしには聞けない今でも好きな演出です。

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2015年『晦日明治座 納め・る祭』

坂上田村麻呂役:三上真史 阿弖流為役:大山真志 Wまさし主演

 

 

④二部のショー。

一部の役柄を引き継ぎながらもパラレルワールド的な感じで歌って踊ります。

今回は歌やダンスだけではない3.5次元舞台をするとのことなのでいつも以上にカオスになる気配がします。事故が起こる気しかしません。

https://le-hen.jp/part2

 

youtu.be

 

二部のショーのすべてが詰まっている動画

※ユニット名のとおり、最初の発表では帝一の國パロだったのに本番になったら突然松が加わっていた

※ショートコント

※加藤啓さん(けけこ)のやばさ

※付き合いの長いキャストの個人情報をばらす

※歌が上手い

 

他のユニットはJ系とかのパクリでかっこいいので安心してください。一組は必ず頭がおかしいところがあります。すべてパクリなのでまぁまぁ頭おかしいですが。

この動画が大丈夫だったらるひま適性があると思います。たぶん。

 

 

るひまでの安西くんなのですが、笑いのセンスが独特なので狂気を感じるところがありますが本人が元から変わっているところがあるのでいつもこんな感じです。

サムネからして怖い。

 

youtu.be

2014年『聖☆明治座・るの祭典』

 

 

12/28~31で上演しているので舞台納めによかったらきてください。

 

 

 

2019年9月まとめ

9月の後半にいろいろありすぎてブログ書く気力なくしたり元気なくしたりして、毎月感想をあげると決めてから初めて?月内アップができませんでした。時間はあったけどやる気起きなくて、ブログは趣味の中でもさらにおまけみたいなものなので無理することはないと決めて放置してました。

でもずっと毎月更新してきたから途切れちゃったのは悔しいな。地味にがんばってたな自分。

 

 

 

 

 

絢爛とか爛漫とか

 

この舞台の素晴らしさを伝えたい!と思って観れば観るほど、考えれば考えるほど、なんて凡庸な文章!陳腐!舞台上でキャストが演じている人物たちはこんなにも生き生きとしているのに!と古賀ばりに「嫌になるほど凡人だっーーー!!!」となってしまいました。

なので好きなところを書ける分だけにしておきます。表現云々よりまずは読みやすい文章を目標にしましょう。

最初に観た時は古賀(秀才)が諸岡(天才)の才能に嫉妬する感情をストレートにぶつけられて、それに対して諸岡が執着できることを羨んでいて、やり場のない感情に押しつぶされそうになってしまったので凡人としての努力やあがきに気を取られてしまいましたが、のちの展開を知ったうえで観ると四人の馬鹿騒ぎや悪ふざけが愛しく見えました。

プライドが高く面倒なところもある小説に対して人一倍執着している古賀(安西)、ボンボンでモダンボーイプレイボーイだが友人想いの泉(鈴木)、所作に女性のような優雅さがあり気が利くが耽美小説を書き突拍子ない言動もある加藤(川原)、豪放磊落天衣無縫、それでいておおらかな諸岡(加治)と、まったく違う性格の四人の若者が集うさまは青春を見ている眩しさがありました。

登場人物の四人が生き生きとしているのは細かい演出が活きているからだと思います。自分以外の人が話している時に他の三人はいつも真剣に話を聞いているようすが見てとれて、ただ聞いているのではなくその人を理解しようと話に耳を傾けている様子が感じ取れて好きでした。『陽炎』夏の号を古賀の部屋でみつけてしまった時の泉と加藤が無言で顔を見合わせるのと、古賀が放り投げた原稿をひとり拾い集める諸岡が台詞のない動作だけで見せているところでは好きでした。

あと照明の使い方が、パッと切り替わるのではなくじんわりと変化し気付いたら違う場所にいると錯覚するほど数分前とは違う雰囲気になるのが巧みでした。セット転換なしで最初から最後まで古賀の書斎のみでここまで見せられるのは色んな演出の術がつまっているからだと思います。

 日本の四季の豊かさを屋内の演劇セットで感じられるのも演出の巧みさのたまものでした。桜並木や雪原が見えなくても四季を感じられました。

 

 8月中に観に行った時にすでに四人の演技力と表現力の高さに満足していましたが、公演を重ねて9月になり前楽の演技では初めて観た時以上に、役と一体になって台詞を言っているのが伝わり、より登場人物の言葉の重みや熱さが伝わってきました。

何度か観ているうちに川原さん演じる加藤がどんどん心根が優しくてもらい泣きしそうになるし、三人が怒って無言になっている間一人おろおろしている様はかわいいし、母上の電報で動揺している姿はどうにかして励ましてあげたくなりました。

和服で正座をするたびにスッと着物の裾を片手でなでる仕草が優雅で好きでした。

不思議だったのが諸岡は下世話な話が多かったのになぜが男性が下ネタを話す不快感がなかったことです。加治さんの人柄に寄るところなのかな、と思います。ふざけて加藤に抱き着きながら腰を振るシーンがあるのですが嫌な感じがなくて犬が人の足につかまって腰振っているのを見てる時と同じ感覚でした。

泉の下手なヴァイオリンも毎回アレンジを楽しみにしてました。まず雰囲気たっぷりで始めるのにど下手で、さらにやっとなんの曲を弾いているかわかってきた辺りでもう一笑いがきて、終わったと思った瞬間に怒涛のど下手アレンジがくる三段構えがずるい。

最後の冬でふじこにプロポーズした経緯が泉らしいし、人のことをほおっておけない優しさに惹かれました。

 四人とも魅力あふれるキャラクターで、今年の夏にしか会えない特別な存在になりました。

 

毎度毎度、安西くんの演技を褒めていますが今回もやっぱりすごかったです。

共演者がいるのものの女中のおきぬとのやりとりや、最後の冬の場面で次回作の構想を語るシーンは一人芝居のようなもので、その時に見せる演技が、もう抜群によかった。

私は安西くんのことが好きだと言うことを前置きして、これは褒め言葉として受け取ってください。秋の場面のおきぬシーンですが酒で睡眠薬を飲んでべろべろになりおきぬを呼びつけている時の恐ろしさが小劇場のため肌で伝わってきて、一体この人はどこからこの空気を連れてくるんだろうな…と怖くなりました。女性ならあのシーンは自身の身の危険を感じるものがあったのではないでしょうか。あそこで隣に座っていたら間違いなく乱暴されるだろうし、そこに行きたくないおきぬの心境が異様な雰囲気をだす古賀を通して伝わってきました。ほんとに私は安西くんが好きなんですがあの古賀を演じている時は怖かったです。なぜ演技であそこまで客を恐怖に陥れることができるのか…。

そして最後に小説の構想を話す15分ほどはあろうかという一人芝居。姫が極楽に行った場面、姫が独り言を呟いた瞬間、そして小説の締めと要所要所で客席の意識をスッと持っていくような演技が巧みで姫の台詞を言う時も誇張せず自然と女性の声として聞こえてくるので演じ分けが素晴らしかったです。

 

おきぬシーンや構想シーンの芝居が素晴らしかったので、いつか朗読劇や一人芝居もやってくれたら嬉しいな、とぼんやり思っていたらなんと!先日!一人芝居の舞台が発表されました!「いつか」は意外と早くきた。

 

 

 

 

 

ミュージカル刀剣乱舞~葵咲本紀~

大阪公演

 

唐突に決まったけど行ってよかったな、と今は思います。

歌の時は出るけど、演技中の高音が出しにくそうだったのでのどが心配でした。

二部の客降りで明石が空いている席に座ったので周辺の客が阿鼻叫喚歓喜の断末魔でした。また太鼓叩いている双子に集中しすぎて衣装チェンジがまったく見られませんでした。たぶんライブビュまで見られないと思います。

 

 

 

 

ミュージカルテニスの王子様 青学vs立海 全国大会前編

凱旋公演

 

いつにも増して千秋楽挨拶の「誰一人欠けることなく」という言葉が響きました。

 

凱旋で一番、目を引いたのはD2でした。

竹内力くんの乾が真逆な二人でデビル化しかけている海堂を何度も引き止めようと引っ張る手が印象的でした。乾が倒れてゲームセットになった後、マイクが拾うか拾わないかくらいの声量で悔しがる海堂の声もよかったです。

具体的に説明はできないのですが柳の「空蝉」の言い方が、ベタ塗りのコマに浮かび上がる台詞のように響いて聞こえたのでボールを拾えなかった乾・海堂のような気持ちになりました。

あとはなんと言っても前田くんのデビル赤也ですよね。たぶん全員が褒めに褒めてたと思います。東京公演の時は気味の悪さが印象的だったのですが、凱旋になったら凶悪性が強くなっているように感じました。歌もデビル赤也としての歌い分けもできていて底知れぬ可能性を感じました。今後、たまたま観に行った舞台に出演していたらテンション上がる俳優の一人になりました。前田くん。

 

 そしていつの間にか大人気キャラとなっていた3rd全立オリジナルの冷上剛(ヒィアウィゴ)先輩。新たなキャラクターを生み出したうえにここまで愛される存在に仕上げた川崎くんのエンタメ力の高さ。この公演に行った人しか見られない特別な存在を作り上げた功績は語り継がれると思います。

日替わり長い、とか言ってましたが結局いつも通り楽しんでました。

 

千秋楽はライブビュだったんですが、特典の終演後挨拶が今回は対戦相手、試合がない人たちは日替わりを一緒に演じた組み合わせで、リョーマと幸村以外はみんな最後の試合なので演技の思い入れが率直に伝わってきました。

大千秋楽直後なのでみんなナチュラルハイすぎて、こっちも釣られてナチュラルハイになり、最終的にテニス最高セイヤ―!になれます。

 

 座長あいさつでにちかくんが言っていた「テニミュは年中無休だね!」から、年間スケジュールが決まっているテニミュの土台の強さと安心感を感じました。

集大成、がんばれ~!!