2017年観劇まとめ
年末恒例、観劇振り返りまとめ感想です。
本当は上半期・下半期で分けたかったのですが、今年前半がニートで暇はあるが金がない、という状況で観劇回数がかなり減ってしまったので一年にまとめてみました。
ただdアニメストアという神配信サービスがあったので時間のありあまるニート期間は「薄ミュ」「 セラミュ」「忍ミュ」「鉄ミュ」「ママ僕」「プレゼント5」「Chack-up」「心霊探偵八雲」「帝一の國」「ライチ光クラブ」「ALL OUT」「チア男子」「昭和文学演劇集」「GOKU」「ダンデビ」「パタリロ」「錆色のアーマ」「曇天」「グール」「SB69」「侍7」「あんステ」「初恋モンスター」「美男高校地球防衛部」「けもフレ」「ギャグ日」を見ることができました。今も新作が期間限定で配信され続けているけれど、働きだしたら今期のアニメすら追いつくことができなくて悲しいです。ちなみにこれはこんだけ見たぞ、という自慢でもあります。
それでは今年のまとめ感想です。
1月
幸福な職場 世田谷パブリックシアター
障がい者雇用のノンフィクションなので感動ものかなと思って行ったのですが、仕事とは・働くこととはいうことを考えさせられた舞台でした。障害を抱えていても労働の喜びを得る権利は平等にあるという考えにハッとしました。
わたしはここに琴線を揺さぶらたのですが、人によって感動するポイントが違うので上演中は色々な場所からそれぞれのタイミングで鼻をすする音が聞こえました。どの立場に一番共感するかによって一番伝わってくるメッセージが変わるくらい色々なメッセージを持っている舞台でした。どれも押し付けることなくスルッと伝わってきました。
社長に就任したばかりで様々な壁に当たる青年から、年を取り当時を懐かしむ老人の社長まで上手く安西くんが演じ分けていてよかったです。老人の演技も上手い。
2月
テニミュ青学VS六角 東京凱旋 TDCホール
この時はまだかっこよくて理想のサエさん最高~くらいにしか思ってませんでした。
六角は最初の段階からかなり仕上がっていたので演技の面では著しい成長を感じることはなかったのですが、キャラが馴染んでつかめてきたのかアドリブがすごい上手くなってました。適格なツッコミができるし自然と収めどころをわかっていて、軌道を戻すのが早い。わちゃわちゃがかわいい。校推しを決めた千秋楽日替わりでした。
D1がというか不二先輩とサエさんのビジュアルが本当に最高で美人と男前の組み合わせが実現してずっと見ていたい試合でした。アクロバット&ジーニアスの時に横移動する佐伯の力強さが好きなので舞台後方になりますが見る機会がありましたらぜひ注目してください。
無職だったのでチケ代をセーブしてしまったのが残念。今は一回でも多く要さんの佐伯を観ることを増やすのに必死です。
3月
ミュージカル「刀剣乱舞」~三百年の子守唄~ AiiA2.5シアター
刀剣男士が人の感情を知ることはよいことなのか、あまりよくないことなのか。人の振りをして徳川に仕えた彼らを観て考えてしまいました。この任務はありなのか?という疑問点はあるけど。検非違使の不穏な感じが好きなのですが、ミュは人の身を得てつらいことも知ってしまったけど成長できたしみんな一緒でハッピーな方向性でいてくれると嬉しいです。
二部のライブは歌唱力のある人はやはり最高だな!!!歌がうまいと心がバンバン揺さぶられてテンションが上がるので三百年メンバーのパフォーマンスに酔いしれた40分でした。贔屓のキャラは他にいるので三百年メンバーの高いパフォーマンス能力がうらやましいです。推しがんばれ!好きだけど!曲もセクシー度が高くてメロディーも好みなのでうらやましいです。
ラスト曲が「漢道」から「歓喜の華」に変わりましたが、鈴持って舞うのがボリウッドぽくて(個人の感想)楽しいです。
スーツの男たち アトリエファンファーレ高円寺
2017年上半期で一番好きな作品。もし推しがアトリエファンファーレで舞台をすることになったら絶対観に行って欲しいです。なぜなら近いから。接触厨というよりここの劇場は座席が80席で舞台と客席が同じ板なんです。後方は階段になっていてパイプ椅子が並んでいます。トイレも一つしかない上に舞台の横!地下にあるのですが舞台と客席が一つの空間になって閉鎖された空間なので、俳優さんたちの演技がもう肌で感じられるのです!劇場の説明だけで5行も使ってしまった…
NYのイタリアンマフィアの下っ端二人がしくじった仕事(殺人)の弁明にボスの家まで行くロードムービー的なストーリーです。登場人物は3人だけ。しかもボス役の羽場さんは後半30分ほどの登場。残り1時間は安西さんと章平さんの会話劇だけ。それでもおもしろいしお二人の演技力を見せつけられました。
最初と最後の電車のブレーキ音の演出にまじでビビっていた当時。
スーツの男たち、マフィアの下っ端若者がボスの街までえんやこらセリフてんこ盛りロードムビーだと思ってみていたら帰りの電車のブレーキ音が怖い。
— こがんも (@koganmomo) 2017年3月19日
5月
男水! シアター1010
ドラマでは見られなかったインハイ予選決勝と幼なじみの関係の変化が見られてよかったです。俳優目当てでドラマ観ていた人なら高確率で舞台も行くけど最終回をあそこで終わらせるのはどうなんだろう。
なんといっても演出!映像は泳げるけれど舞台を水浸しにするわけにはいかないのでどう見せてくるかと思っていましたが、プロジェクションマッピングと舞台転換で巧みにプールとプールサイドが現れました。約2時間半(?)の間、一度も同じセットで組まず常に新しいアングルで見せてくれました。吉谷さんの脚本演出は過去と現在が何度も何度も交差するので初見は混乱することが多いと思いますが、場面転換と見せ方はピカイチなので何度か見ている内に時系列がわかり、演出の意図も見えてくるのが楽しいです。
松田さんの叫ぶ応援が目頭にグッときたし、最後に初めて口角をあげる安西さんの表情は良いし、神永さんの自由なキャラが光っていました。
ブログを書いたので割愛します。この話↓何回でもするよ。
ところで冒頭にあげたサエさんが近く通ったらいいな~という下心ですが、センターステージに来た時にどちゃめちゃ目線くれて、しかも一瞬とかではなくなんかもう2フレーズくらい目線くれて、隣と背後が推し校被りしていたのもあったかもしれないけどとにかく目線をくれて、あまりにも目線くれるのでそろそろ次の子いってくれ~と思うほど目線くれて、でも全然反らさないから反らしたら負け!全力で胸の前でキンブレを振って応えたろ!とか考えるくらい時間があるくらい目線くれて、2フレーズとかいったけどなんの曲だったのか未だに思い出せないくらい目線くれました。下心成就。 本公演中の感情は「サエさんかっこいい~」でしたが、それ以降は「サエさん好き…」という感情しかなかったです。サエさん好き…。 ツイッター上によく「あの佐伯は『お前を落とす』という目をしている」と書かれたツイートを見る度「わかるwww」と笑っていたのであっさり落ちました。
DreamLive2017 - ちわきにくおどる
7月
遠い夏のゴッホ 銀河劇場
初めての推しのラブシーンがあるので自分の心境が不安だったんですが、「あ~女の子とこういう風にしゃべるんだ~」としか思わなかったです。ラブシーンと言っても途中で茶々が入ってチューの寸前で止められるんですけどね。
ロボロボ以来のシャトナーさんでしたが、童話のような世界と小劇場のノリが合わさったのが面白かったです。初めて宮下雄也のポテンシャルの高さを目の当たりにした。しょっぱなからセンターに一人で立って「おもしろいことやりまーす」と言わされる信頼感がすごい。
恋人のベアトリーチェより一年早く羽化してしまったセミのゴッホを演じる主演の安西くんは、幼虫からセミ、瀕死のセミと時間の変化を演じわけていてやっぱり君の演技は最高だな!と思いました。特に冬を越して瀕死状態(作中の言葉を借りるならセミのジジイ)から一瞬で青年のゴッホになる切り替えの早さがすごい。早いというより一瞬でまとっている空気を別人にしてしまう、という方が正しいかもしれません。
初めて銀劇のバーでコラボカクテル飲んだ思い出。銀劇大好き。
テニミュって楽しいじゃん!
立海戦はストーリーのおもしろさもあるけれど、キャストが全身全霊をかけて試合シーンを演じているのを心から楽しめました。テニミュは常におもしろいのですが特に立海公演はワクワクがとまらない3時間でした。立海メンバーの歌の安定感がよくて王者の貫禄が東京公演からありました。何より青学メンバーがみんなステップアップしていてどの試合もよかったです。個人的にはデータを捨てた時の乾を演じている加藤くん、S2の「だから勝つのは」のふうまくんと前田君、D2の海堂ソロの牧ちゃんがグッときました。この子たちこんなに良い芝居できるんだ…!と感じました。
一幕はサエさんの「危険なゲーム」にメロメロしてました。
RENT シアタークリエ
Season Of Love Bしか知らない状態で突発的に行ったのですが、全部歌で物語が進んでいく…。ミュージカルだ…。前知識なしでいったから登場人物像が見えなくて、ここで終わるんだ…と思ったのですがちょいちょい同じような意見見かけて安心しました。歌は本当に上手い人しかいないし盛り上がるし音楽を楽しむのは最適だと思いました。やっぱりSeason Of Love Bは感動しますし。のちにこの時に見たエンジェルキャストが刀ミュの巴形となることを当時はまだ知りません。
8月
ビリーエリオット 赤坂ACTシアター
今年一番好きなミュージカル。ビリーを企画してくれたホリプロありがとう。この長丁場の制作お疲れさまでした。素敵なものを見せてくれてありがとう。
わたしが見たのは前田ビリーと未来ビリーでした。前田ビリーはやんちゃでやりたいことがわかったら突き進む子で未来ビリーは優しいくて芯の強い子という印象でした。
ビリーとマイケルがタップをする「Expressing Yourself」(自分を表現しよう)の歌詞がすごく良くてこの歌はたくさんの人を救うなあ、と思いました。ドレス着て何が悪いの?誰も死なない。やりたいことやって何が悪いの? マイケルがドレスやナースの人形を欲しがるのはそっちの方がかっこいいからで、彼にとってはスポーツ選手のサイン入りユニフォームよりテンションが上がるから好きなのが胸の中にスッと落ちてきました。ダンスナンバーなので泣く要素0だけど歌詞と彼らのタップが素晴らしくて泣いた。あとAngry Danceも泣くしElectricityも泣く。
ビリーの兄、トニー役に中河内さんが決まって興味をもったのだけれど、最初ミュージカルだから中河内さん受かったのかなと思ったらフィナーレ以外ダンスなくて演技が評価されたのが嬉しかったです。ゆるゆる見続けている自分が嬉しいくらいなのでずっと追いかけてるファンは比べ物にならないくらい嬉しかっただろうな。
四月は君の嘘 AiiA2.5シアター
主人公である有馬公生は、母の幽霊に問い詰められて泣き、好きな女の子の余命を知って泣き、彼女に永遠の別れを告げられて泣くのですがそのひとつひとつが違っていて感情の違いを泣くという演技で表現できる安西くんの繊細な演技は最高だな~~~と思いました。
かをりの起伏の激しさは確かに疲れますが、余命が少ないことを知っていると全力で駆け抜けた彼女の生き様はうらやましいものがあります。
演奏はプロのピアニストとバイオリニストが行い、役者は曲中に独白をしながら自由に動くことで、演劇というジャンル独自の表現を活かしているなあと思いました。
9月
再演ありがとうございます!曲の変更がなかったので出演者の体に馴染んでいる感じがあって安定感すごかった。リュークが吉田さんから石井さんになりましたが、石井さんのリュークはマスコット的な雰囲気が出ていました。なんていうかキュート。
柿澤月の断末魔はやはりすごかったし、あんだけ伸ばして叫んで歌っても喉つぶれないし声の伸びがすごい。ふうかちゃんのミサミサはLに拘束された時に歌う「命の価値」はやっぱり最高によくてまた聴けたの嬉しかったです。ミュージカルで一番印象が変わるのはミサだと思ってる。この曲でいかにミサが愛に生きて愛を貫くことに重きを置いているかがわかると思います。
ラストもまぁ初演観てるからはしょりっぷりは覚悟できてるし。
10月
10/1に千秋楽なので10月にいれるのどうなんだろう。
久しぶりに観たら、立海の日替わり人が増えているし、六角の日替わりもバリエーション増やしていたので凱旋も変わらず楽しかったです。凱旋辺りから赤也がジャッカルのストップウォッチを見てから「13分経っちまった」と言っていることに気付いたりできました。
六角の日替わりがあまりにも変則で全員でコントするので楽日はどうなるんだろうと思ったら、最初に戻ってスタンダードな日替わり(?)になり、円盤のことまで考えられるネタ作り、好き!!になってしまった。本当おもしろかったので一人の時は毎回アンケートに日替わりおもしろいです最高ですって書いてました。
TEAM Party 六角 京都劇場
初京都劇場。前半はトークパート。河村寿しのセットに六角キャストを招き、牧ちゃんとジョナサンがMCで六角キャストがお題に答えていくスタイル。客席は街の雑踏という設定。
要さんは歌が上手いのでことあるごとに「じゃあ、今から歌って」という振りになりほぼ毎回ワンフレーズ歌ってくれました。あと双子の兄の勇さんの話もはぼ毎回してくれた。
後半はライブパートでアレンジされた六角メドレー。アクロバット&ジーニアスがD1の二人を中央にして木更津・ダビデ・首藤がダンサーとして三角フォーメーションで囲むのがダンスボーカルグループっぽくてよかった。
初のお見送りハイタッチは「ありがとう」と言われただけでぴゃっ!となり腰が抜けかけました。
11月
TEAM Party 六角 AiiA2.5シアター
京都との演出変更はなし。青学トリオがどんなお題にも対応できるので、この子たちこんなできるなんて聞いてない!!と思いました。二葉さんのMCとツッコミの安定は存じ上げてるけど。
キャストトークもっとたくさん聞きたいなーと思うのですが、約一年継続して舞台に立たせてくれてブログやHP、リリイベなどでキャストの人となりを見せてくれるので感謝は忘れてはいけないなと思いました。
3rdの六角に会えてよかった!六角はサイコーのチームだよ!わたしにとって特別な学校のひとつです。またコートで会おう!
ミュージカル「刀剣乱舞」~つはものどもがゆめのあと~ TDCホール
また源氏の話か~と思っていましたが、二度の源氏をやる意味のある脚本でよかったです。作業ゲーのループを活かせるのがすごい。
まりちかの人外感というか浮世離れした雰囲気が、昨年のらぶフェスから10倍くらい増えていてまりおの役者としての人間性成長の厚みを感じました。数年前に国立博物館でみた三日月宗近の光を放つ刀身が観劇中に目に浮かびました。あれはなんだったんだろう。あと三日月の役割が現在の存在に絡んでいるのもうまいな~と思いました。
小鍛冶から始まる小狐丸の能と2部ライブのソロがすごく嬉しくて北園さんの歌のステップアップが目に見えてわが子の成長の喜びはこんな感じなのかなと気持ち悪いことを思いました。膝髭はキャストのキャリアを信頼しきってたけど、柔と剛のダンスでキャスティングした方に感謝です。組み合わせがよい。
ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ 世田谷パブリックシアター
W主演のお二人が豪華すぎて嬉しかったけれど久しぶりに1枚取るのがやっとでした。前回参加したアルカディアで脚本とカンパニーが好きになったので同じ組み合わせで再び観劇できて嬉しかったです。
ロズとギルのわけのわからないままに運命という脚本に人生を歩まされ、死んだとしても悲しまれない虚しさは観ている観客の心情にするりと入ってきてロズとギルを通して己の人生をブラックコメディとして観ている気持ちになりました。
膨大な台詞量と複雑な言葉遊びをなんなく自身のものとして演技をする主演の生田斗真と菅田将暉の技量がすばらしかったし、何よりオフィーリアでははかない美女、ホレーシオでは精悍な青年を演じきった安西くんが素晴らしかった。配役ありがとうございます!
12月
艶漢 第二夜 俳優座
約二年振りのみかしゅんさんの安里は相変わらず原作ボディでした。ちょっと鼻にかかる猫なで声でけだるげに誘う振る舞いは本当に原作のままで、あ~やっぱりこの人すげえや、と観劇中ずっと思っていました。
詩郎役の櫻井くんも色々な舞台に出て、急なキャスト変更でもあった初演とは打って変わりすっかり台詞も馴染み詩郎としての仕草も上手くなっていました。お盆芸最高でした。こんな機会もう二度とないかもしれません。若手俳優の全力のアキラ100%。あと安里との殺陣と春澄との殺陣が機敏で演出なくても覇族に見えました。
春澄の衣装がすごくシルエットがきれいで、裾の広がりがどんなに動いてもキープされていて素晴らしかったです。鞭で戦う殺陣演出も見せ方が素敵で顔がきれいな人が鞭を振るうのはやはり良いと再確認できました。
若林の妄想劇場のおかげで絶対にキャラがやらないことも妄想ということで振り切って演じてくれたので若林には感謝です。あとオープニングの安里がテーブル上で踊るダンスがセクシーでお気に入りなのですが、若林役の野田さんの振付だそうでますます感謝でした。
初演同様、ほさかさんは原作の良さをすくい取って舞台としてストーリーを組み立てるのが非常に巧みなので、期待値を越えてきました。また第三夜もお願いします。
真剣乱舞祭2017 さいたまスーパーアリーナ
武道館・城ホ・たまアリでトップバッターとして小狐丸のソロ曲である「あどうつ聲」をやりきった北園さんの成長っぷりが素晴らしかったです。AメロBメロからのサビへ落ち着いた知的な歌声から迫力ある歌声に変わる過程、素晴らしくないですか??つはものでのソロは彼が本気で努力して成長しつかみ取ったものだと思います。すげえよ。
どのキャストも以前見た時より一味違う良さをそれぞれ見せてくれました。
縦回転する兄者と横回転する膝丸が見られるのはミュだけ。膝丸役の高野くん、真面目でかわいいんですが国内楽挨拶で感極まって泣いてしまった時、劇中と同じように「泣いてはいないぞ!」と泣きながら返したのちょーベリベリキュートでした。
「SAKAZUKI華兄弟」のわちゃわちゃが最高で、狙ってはいるだろうけどこの曲を作ってくれてありがとうございました。
らぶフェス初お披露目の「獣道」のグラフィックポイとやらも最先端でおもしろかったです。ド派手なのが楽しめるのは祭ならではだと思います。あと風車は全シリーズを通して一、二を争う名曲だと思います。
年末の風物詩にしてください。
テニミュ青学VS比嘉 TDCホール
今回は手塚と大石の試合にグッときて少し泣きました。部内でけじめをつけるために大石が手塚と試合をするシーンで立海公演を乗り越えた今だからこそ松村くんの大石にグッときたのかもしれない。あとせーちゃんの菊丸が毎回べそべそに泣くので黄金ペアの絆の重みを感じる。S3後の菊丸の台詞が今ままでの菊丸と違う一面が見えるので演技と演出がめちゃ良いです。
佐伯VS甲斐の試合ですが、想像していた以上にサエさんが怒りの表情を出さないので見ているこちらがやりきれなくて辛くなりました。サエさんのフォームが重心が低めになって、打球に体重を乗せているようなふり抜き方になっていて、爽やかさではなく泥くささを出していきたい、と本人が言っていたのを思い出しました。たぶん彼の佐伯像としてあの演技プランになったのだとは思うし大正解ではあるけれど当事者ではないこちらが見ていて辛くなるので覚悟していた辛さの種類が少し違っていたので現時点では未消化ですが何度か見たら納得できる受け止めができると思います。
セイヤ―をカテコに持ってきたので2ndから本格化したモンは懐かしさと嬉しさで奇妙な感覚です。
今年の観劇納めは「ゆく年く・る年冬の陣 師走明治座時代劇祭」(略してる年祭)のカウントダウン公演となるので年が明ける瞬間まで推しを観劇しております。
11月末あたりから舞台カテゴリで「推し納め」というブログを見かけるたびに、わいは年越しの瞬間まで現場たもんね~、という優越感に浸ってました。はたして本当に優位なのか。
る年祭は推しが明治座でW座長なので年明けに別でブログを書こうと思います。ただ一月はずっとテニミュ遠征しているので時間がとれるかわからないけど…。
今年のオタ活総括は『推しが一人増えた』です。
舞台以外では本丸博、刀剣乱舞の京都スタンプラリー、僧侶と交わる色欲の夜に…応援上映、ストリップ劇場、東京競馬場、天下一浪費女忘年会、推しのワンマンライブとかに行きました。好きなものから初めて足を踏み入れたものまで、色々楽しかったです。
今現在で来年楽しみにしているのは人生初の宝塚(仮予定)とライブ参戦交換です。
ライブ交換とは自分の推しのライブに招待する代わりに相手の好きなジャンルのライブに連れて行ってもらうことです。ちなみにわたしの条件はライブ(舞台も可)に行く代わりにツイパラワンマン(日程未定)に来てくれ。です。まだまだ参加者募集しております!
ではみなさん、今年もお世話になりました。
よいお年をお迎えください!