まだるひまがありますが、どうせ単独で書きたくなるので今年のまとめに入ります。
新型ウイルス流行によりことごとく趣味の場を失いましたが、まぁ身体も精神もそこそこ元気だったのでよかったです。
演劇もイベントも、もう一か八かですね。
ミュージカル 新テニスの王子様 ーThe First Stageー
青年館ホール
3rdの終わり頃から囁かれていた新テニのミュージカルがついに始まりました。
テニミュシリーズは4週目に入るところですが、新テニミュはまだ誰も見たことのない未知の領域で、原作も学校対抗ではないのでどこまでやるのか予想が難しく、さらにテニスよりも超展開だらけの新テニを舞台上でどう表現するのか謎だらけでした。
わたしはネタバレ踏みに行くタイプなのですが、今回なんと初日が取れたのでまっさらな状態で観に行くことになりました。
一番衝撃だったのがテニミュボーイズでした。最初は普通のアンサンブルだと思っていたのですが、斎藤コーチによる潰し合いで出演予定のない対戦相手のキャラクターが出てきた瞬間衝撃を受けました。同時に今までキャラクターとして見ていたのはシルエットよるものが大部分を占めていたと認識しました。真田や宍戸はまぁ帽子だと思うのですが、今までわたしが立ち姿がキャラそのものだな〜と思っていたものがアンサンブルが演じてもキャラに見えてしまうってことはわたしが今まで見ていたものは一体…となってしまいました。逆に奇抜な髪型や体型などにしなくてもキャラクターだと認識できる優れたキャラデザだったんだな~とも思いました。
中学生が中学生に見えないことで有名なテニスの王子様ですが、新テニミュではちゃんと中学生が中学生に見えました。
テニミュでは「手塚」と呼んでしまうのですが新テニミュを見ていると「手塚くん」…!と呼んでしまいます。身長的なものもあると思うのですが、舞台の上にいる時に放つオーラが高校生の方が余裕があるように見え、年齢差や実力差が伝わってくるんですよね。舞台に立つというのは場数がものを言うので自然と舞台経験の多い高校生組の方が強そうに見えてしまうんですよね。おもしろいね。2名ほど中学生チームにも高校生みたいな方がいますが。
赤也の天使は笑うところなのでマスク内でワハワハしてたのですが、白石のガントレットはマジトーンでセリフ言うしなんかちょっと感動的なメロディーで歌うし笑っていいかわかんなかったけど多分あれはシュールな笑いだったと思います。
初日なのでガントレットを外して捨てたシーンは笑う人と笑っていいのか?と思った二層にわかれていたように感じました。
D2が唯一コメディ色ある試合だったのでお気に入りの試合です。前田プロの天使、凱旋でまた見られるの楽しみだな〜。白石も美人で歌もダンスも演技も安定感あってよかったです。
一番のメインであるコート戦S1入江vs跡部がめちゃくちゃよかったです。原作の跡部王国建国の記憶しかなかったので入江先輩の良さに目覚めました。入江先輩の…あの、入江先輩が、入江先輩…入江先輩めっっっちゃよくなかったですか!?!?
東京公演なのでWキャストは泰江さんが演じていたのですが、入江先輩の嘘演技からのニコニコしながら跡部を煽って最終的に負けてしまうまでの表情の下りがすごい良くて、特にあの長期戦でニコニコしながら跡部を翻弄している姿が怖くてゾクゾクしました。懐かしの夢女の人格が現れました。本当に限界なのに「君ならまだできるよ。がんばれ♡がんばれ♡」って言われて限界を向かえてぶっ倒れたいですね。(なんの話?) 泰江さんの入江先輩は大阪公演までなので機会ある方存分に観てきてください。
今回アンコール曲がなくて残念でしたが、密になれない弊害ですかね。次の公演ではアンコール曲あるといいですね。
余談ですが、観劇後、招待で新テニミュを観ていた3rd佐伯役の要さんとオンライン接触する機会があったので、「新テニミュの感想聞かせてください!」と話題を丸投げしたら「ツイッターにも書いたんだけどー」から会話が始まって、フォロワーと同じ言葉使ってるのが面白かったです。
SEPT vol.9 -Reanimation-
スペース・ゼロ
本来なら3月上演だったのが12月になり、3月では出演予定ではなかった二葉兄弟が出演することになった舞台。
なので途中から突然呼ばれたので全貌がわからないままでしたが、フェスのライブシーンは良曲ぞろいで想像以上に楽しい現場でした。
リアニ振り返りその① | TAKAO SUGIURA OFFICIAL BLOG「TAKAO×SEPT」Powered by Ameba
詳しい内容は主催の杉浦さんが設定や裏話まで事細かに書いてくれているので、そちらを読むのをおすすめします。
観終わったあと、想像以上に杉浦さんがSEPTシリーズに熱い思いを託していたことをブログで知りちょっとびびりました。脚本では描き切れなかったキャラクターの背景や設定なども事細かに書いてくれいるので気になる役がいたら読むと新たな気付きがあるかもしれません。
贔屓なしだとUN1ON(ユニオン)のベーシストみーちゃんと元ラプラス:ベーシスト十三・現在(?)ベースのべっちゃん(CV低音浪川)の組み合わせがかわいくてお気に入りでした。
人見知りな女の子と無口クールな男性の組み合わせ、いいですよね。
深くていいセリフだな、と感じたのはHINAの「運命を受け入れるのと運命に流されるのはちがうんだよ」です。よくわかんないけど奇跡が起こってまた演奏ができることを深く考えずストーリーが進んでいたところに釘刺してきたのがよいですね。
双子の役どころはプロデューサー業もこなすのし上がりマルチ音楽タレントだったのですが、二人が舞台俳優もアーティスト活動もこなしているのであてがきされたような役どころでキャラクターは違うけどリンクして見えて楽しめました。
初舞台が多い出演者の中では舞台経験の多いキャストとしていろいろアドバイスやアイデアの提供などもしていたようで舞台裏で得るものが大きかったみたいなので今後に活きたらいいなーと思います。
役はそんなに刺さらなかったので、ぼけーと見てしまったのですが後半のフェスシーンではボーイズグループで活躍するSHINくんとコラボし、ライブが始まったらびっくりするくらいかっこよくて先月のワンマンの時に二人が登場した時を同じくらいかっこよさに驚きました。人生であと何回「えっ!?要くん、かっこいいんだが!?」となれるか楽しみですね。
バンドとは違ってダンス&ボーカルでしかも曲もダンスもジャズっぽい珍しいパーフォーマンスだったので新鮮なかっこよさでぶち上がってしまいました。これは役とのギャップでファン増えたな。
コラボしたSHINくんは丈の長い衣装でもスマートで軽やかなダンスで出演者の中では圧倒的にダンスパフォーマンスが優れていたので、こちらも作中の謎のへんな人からのギャップがすごくて印象に残りました。振付もすべて自分でつけたみたいです。
こんなふうに他の出演者のファンが色んなキャストの魅力を知る機会になったのかなと思います。双子もなにとぞ。
【SEPT Vol.9 ReAnimation】
— SEPT公式アカウント (@septppn) 2020年12月12日
◎日替わりエンディングライブでしか観られないライブを少しだけ
(DVDには全バンド収録されます)
・CINDERELEO feat.来栖兄弟
・伊藤玲
(兄・イノルが参戦!まさかの兄妹ユニット!!)
配信チケットhttps://t.co/pvTAZ9ivk2#リアニセプト で呟こう! pic.twitter.com/EEQKpGnbM6
本業は音楽活動の方が多い舞台だったので「俺のターン」無双ギャップ盛りだくさんなライブシーンはどのバンドも楽しかったです。あと曲のクオリティが高い。
舞台ではありませんが12/16に安西くんのオンラインバースデーイベント(Zoomで喋れる)と12/19,20にツイパラのオンライントークイベント(Showroom meetで喋れる)の2点があり短期間にオンライン接触が詰まっていて第3週は濃かったです。
参考になるかわかりませんがオンライン接触の形式を簡単に説明すると、
zoom(というか安西くんのバーイベ形式)は運営によってやり方が変わるかもしれませんが、安西くんのバーイベでは希望者に前日、スタッフとの動作テストを受け付けてくれて、当日は繋がる直前にスタッフから声かけから、カメラが切り替わります。画面は二分割で自分の顔も映ります。音声のみの参加も可。設定は自分でします。終了10秒前くらいに画面外のスタッフさんが声を掛けてくれて、時間になったらスタッフさんが手動で切り替えているようでした。
Showroom meetは詳細記事があるのでこちらをどうぞ。こちらの記事の方が何倍も有益です。
【覚書】ボイメンのオンライン特典会に参加しました(追記あり)【SHOWROOM Meet】 - 新緑ノスタルジア
SHOWROOM Meetを使用したTWiN PARADOXのオンライン特典会の参加方法詳細【追記あり】 - 名称未設定
説明手抜きしてすいません。
オンライン接触の利点はネット環境さえあれば場所を選ばず参加できるので遠方に住んでいたり、一日時間を空けるのが難しい人でも気軽に参加できるところだと思います。
リアルの握手会や撮影会では10秒や5秒くらいだった会話が30秒~できるようになったのも大きな利点です。下世話な感想ですがリアルで会えないけどリアル時より少額で倍以上の時間を買えたのはすごいありがたいですね…。
難点は慣れないせいか緊張と疲労感がすごいことです。リアルの時は考えもしなかったけど目に見える範囲に前後に人がいるって結構緊張をやわらげていてくれていたんですね。部屋で一人待っていると一人なのにキョロ充してしまう。終わったら即部屋着に着替えていたのですが数分間で脇がびちょびちょになっていて一人で自分の脇汗ジミ見てげらげらしました。
何度か体験して思ったのは10秒は短いように見えて以外と長いため、締めに入ると尺が余るので5秒か慣れてくれば3秒あれば締めの挨拶は十分足りるということです。わたしが手短に済ませているからかもしれないけど。
現場まで行く原動力は大事だけど、色んな制約がある人もいるので禍が収束しても可能なら選択肢としてオンラインもあっていいような気がします。
まだまだ収束にはほど遠いですが、みなさん体調にはくれぐれもお気を付けてお過ごしください。気をつけているとは思うのでこれを読んでくれた人が罹らないようお祈りいたします。もちろん推したちも。
今年も大変お世話になりました。よい年末をお過ごしください。
るひまの民は大晦日までがんばりましょうね!